「ありがとう日本」「頑張れ日本」――。平沼赳夫元経済産業相らが結成する新党の名前をどうするのか。まとまるまでには、新党メンバーらと「応援団」の石原慎太郎・東京都知事の間で熱い議論があった。 党名をめぐっては、藤井孝男元運輸相が「サムライ」を主張。だが、他のメンバーが「日本」を入れることにこだわった。「サムライ日本」は似たタイトルの流行歌があるため採用されず、いくつかの案から、石原氏が言った「たちあがれ日本」に決まった。 メンバーの一人は「面白いじゃないの。政治家の頭からは出てこない。文学者らしい発想だ」と語った。