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日本文化に関するgitanezのブックマーク (106)

  • 六義園&旧古河庭園: DESIGN IT! w/LOVE

    いかになるべく人混みを避けて、GWを過ごすかは毎年のテーマ。 今年は5月2日に六義園&旧古河庭園に行ってきた。 新緑のきれいなこの季節に2つの著名な庭園をめぐりに。

  • 食文化におけるクラウド: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 前回書評を書いた、山口昌伴さんの『台所空間学』を読んで感じたことをもう1つ。 それはいまコンピュータ関連の分野では話題になっているクラウドが、実は文化においてはとっくに実現されているということである。 今更いうまでもなくクラウドコンピューティングにおいては、ユーザーは自分が所有するクライアント側には最低限の環境をもつだけで、必要なサービスはネットワーク(インターネット)経由で利用する形態となるが、それが実はの分野においてはとっくに実現されてしまっているのだということに気づいて唖然としたのだ。 クラウドクッキングすでに紹介したとおり、かつての台所は日々の事のための調理をする場というだけでなく、勝手口の裏は畑や鶏の買われた庭とつながった生きたままの材を保管する貯蔵庫でも

  • 台所空間学/山口昌伴: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 「計画のスパン」というエントリーでもすでに紹介しているが、やはり、このはすごい。これまで台所というものをいかに誤解し、それゆえに台所やに対する自らの考えを陳腐化していたかということが思い知らされる。 いや、それどころか、そもそも台所ということに限らず、ひとが生活のなかでモノをデザインし、作り、使用するということが来どういうことなのかということをあらためて考えさせられた。 こんなが10年以上も前に書かれていたことを知らなかったなんて、と思う。くだらないデザインメソッドのを読んでいる余裕があったら、まずこちらを読むべきだ。目から鱗のはずである。 著者は、台所とは何なのか、それをデザインするためには何を考えればよいかの問いから、世界各地の台所をフィールドワークして回って

  • 神の木―いける・たずねる/川瀬敏郎、光田和伸: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 椿、樟、槙、杉、梶、桂、檜、柞、松、白膠木、柳、欅。 日では古来、さまざまな生活に役立てられ、歌にもうたわれ、神とあがめられることもあった12種類の木。 松山・伊予豆比古命神社の「椿」、高野山・金剛峯寺の「槙」、三輪山・大神神社の「杉」、鞍馬・貴船神社の「桂」、木曾谷・伊勢神宮林の「檜」などの神木のある地を訪れ、「神木とは何か」ととともに「日のこころ」を問うた国文学者である光田和伸による文章と、これら12種の木(花)を活けわけた花人・川瀬敏郎による作品が、この『神の木―いける・たずねる』には収録されている。 これまでも「日の花とは何か」を強く意識して花をいけてきた川瀬さんが今回の神木の花には通用しなかった、といいます。松などはよくいけてきたが、はじめていけた木もあり

  • 下剋上と文化の平民化(デザインの誕生6): DESIGN IT! w/LOVE

    侘び茶の祖といわれる村田珠光(1423-1502)は「此道の一大事ハ、和漢之さかいをまきらかす事、肝要肝要」といいました(「此道の一大事ハ、和漢之さかいをまきらかす事」参照)。それまで中国や朝鮮のものを名物としてきた茶の世界で、和物にも良さを見出し「和漢之さかいをまきらかす」ということで、唐物と和物を同じように使うことを大事にした。それが千利休の茶にも、その楽茶碗にもつながっていきます。 しかし、なぜ応仁の乱を境に、日文化の「中国離れ」が起こったのか。 それは具体的には、どのような「中国離れ」だったのか。 今回と次回にわたっては、そのあたりをすこしずつ紐解いていこうと思います。 内藤湖南さんは、一条禅閣兼良という人が応仁の乱について書いた書物から「左もこそ下剋上の世ならめ」という言葉を引き、「最下級の者があらゆる古来の秩序を破壊する、もっとも烈しい現象」が下剋上だと考える必要があると書い

  • 古代日本の月信仰と再生思想/三浦茂久: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 さてさて怒涛の年明け書評エントリー5連発の最後を飾るのは、三浦茂久さんの『古代日の月信仰と再生思想』。 このはまさに最後を飾るのにうってつけなヤバい一冊。 なにしろこの国がある意味ずっと信じてきた日の国としての日の太陽信仰を根底からくつがえす、日は古代、月信仰であったという考えを明らかにしている一冊なんですから。 居宣長や契沖のような江戸期の国学者も、柳田國男や折口信夫のような民俗学者も、土橋寛のような国文学者も、誰も根幹からは疑うことがなかった太陽信仰の日というものを、月信仰の日に全面的に書き換える試みを展開しているのだからヤバい。もちろん、「ヤバい」というのは危ないという意味ではまったくなく、すばらしい!という賞賛の意味でヤバいんです。 アマテラスはかつて

  • おもしろいこと: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 おもしろいことやりてぇな。 オフィスの外の通路の片隅に設けられた喫煙スペースで、ニコニコしながら煙草をふかし、そう口癖のようにひとり言をつぶやいていたのは、前に勤めていた会社の社長でした。 僕は、その言葉をきくと、なんだか安心できたものです。 その言葉は何度も耳にしましたが、もちろん「おもしろいことってなんですか?」なんて野暮なことは訊ねたことはありません。訊いて答えの返ってくるようなことは、たぶん、耳にしてもおもしろくない気もしたからです。それよりも、その社長がおもしろいと思うことに協力できれば、と思えて、それが自分自身の仕事に対する安心につながったのだろうと思います。 おもしろいことをやりたい。 そのおなじ言葉をいまの会社の直属の上司の口からも耳にします。前の社長とおな

  • 黒川温泉: DESIGN IT! w/LOVE

    高千穂、阿蘇につづく今年の夏の旅の3つ目のポイントは、熊県の黒川温泉。 黒川温泉は、阿蘇外輪山と久住の山々に抱かれた標高700メートルの静かな山間に湧く温泉地。筑後川の源流である田ノ原川の清流沿いに、小規模の温泉宿が28軒建ち並ぶ温泉街です。

  • 高千穂 3:高千穂の自然: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 日の自然というのは、なんと豊かなものだろうか。そして、なんて豊穣な表情をみせるのだろう。切りたつ岩肌、色濃い緑の樹々、白波を描いて流れる清流。「見れど飽かぬ」は万葉に多く登場することばで、その永遠なる生命の息吹を、みずからにも宿らせんとする呪言だが、それを忘れた叙景的な意味においても日の自然には「見れど飽かぬ」ものがある。 まさに高千穂の自然がみせる表情はそれで、この地の神社や夜神楽以上に、この地が神々の郷であることを思い起こさせるのであった。 高千穂峡8月23日日曜日の朝。宿泊したホテル高千穂の前の坂を15分ほど下ると高千穂峡の看板がみえてくる。 天安河原、夜神楽とともに、今回の高千穂行きでぜひ見たかったのが、五ヶ瀬川が阿蘇の溶岩を浸して生まれたV字型の渓谷が高千穂

  • 高千穂 2:高千穂の夜神楽: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 高千穂の町が暗くなった19時過ぎ。ホテルを出て、歩いて5分ほどの高千穂神社へと向かう。 まずは殿に参拝し、そのあと、殿の右手にある神楽殿へと足を運ぶ。 神楽殿の前にはすでに人が集まっており、ちょうど、その日の夜神楽のチケットの販売が開始されたところだった。 今回、高千穂を訪れた理由のひとつがこの地に伝わる夜神楽をぜひ見てみたいと思ったことがあります。 高千穂の夜神楽は、天照大御神(あまてらすおおみかみ)が天岩屋戸にお隠れになった際に、岩戸の前で天鈿女命(あめのうずめのみこと)が舞ったのがはじまりと伝えられるもので、毎年11月の末から2月上旬にかけて、この地方のあちこちの神楽宿で奉納されています。申楽などの原型を考えるうえでも重要な神事であり、国の重要無形民俗文化財に指定

  • 高千穂 1:高千穂の神社: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 8月22日土曜日。阿蘇くまもと空港からバスに揺られること、1時間30分あまり、宮崎県西臼杵郡高千穂町に着く。時刻はおよそ12時30分。定刻より20分くらい遅れての到着。東京の自宅を出発したのが7時くらいだから、すでに5時間以上たっている。 たどり着いた高千穂バスセンターは、事前に観光ツアーの予約をしてあったタクシー会社の事務所と軒をつらねていた。午後1時の予約まではすこし時間がある。とりあえず目の前の喫茶店でからあげ定で腹ごしらえしたのが、僕にとっては憧れの地だった高千穂での最初の行動だった。 くしふる神社というわけで、高千穂に行ってきました。 天照大御神(あまてらすおおみかみ)の孫であり、皇室の祖先と神話に語られる瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が高天原(たかまがはら)から降

  • 古代研究―2.祝詞の発生/折口信夫: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 折口信夫さんのおもしろくてたまりません。 先日、このブログ上でも紹介した『古代研究―1.祭りの発生』に続けて、『古代研究―2.祝詞の発生』を読み終わりました。いまはさらに続けて、『古代研究―3.国文学の発生』を読んでいます。 折口さん自身が、このに所収の「神道に現れた民族論理」に「日人の物の考へ方が、永久性を持つ様になつたのは、勿論、文章が出来てからであるが、今日の処で、最も古い文章だ、と思はれるのは、祝詞の型をつくった、呪詞であつて、其が、日人の思考の法則を、種々に展開させて来てゐるのである。私は此意味で、凡日民族の古代生活を知らうと思ふ者は、文芸家でも、宗教家でも、又倫理学者・歴史家でも皆、呪詞の研究から出発せねばならぬ、と思ふ」書かれていますが、僕も折口さ

  • 古代研究―1.祭りの発生/折口信夫: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 世の中、お盆休みの真っ只中でしょうか。僕自身は普通に働いていますが。 そういうタイミングだからこそ、このを紹介しておこうと思います。こういうタイミングにでも乗っておかない限り、いつまでたってもこののことを書けなさそうな気もしたので。 紹介するのは、折口信夫さんの『古代研究―1.祭りの発生』です。 さて、時期的にはいまは夏祭りの時期でもあるでしょう。 ただ、この夏祭り、実は四季の祭りのうちでは一番遅れてできたものだそうです。 もともと古代においては四季の祭りといえば、秋祭り・冬祭り・春祭りしかなかったといいます。 しかも、その秋祭り・冬祭り・春祭りは、なんと最初は一晩のうちにすべて行われていました。大晦日の宵から秋祭りをはじめ、続けて冬祭りを行い、次の元旦の朝が明けると春

  • 死者の書/折口信夫: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 先日、藍染めの体験をしてみてあらためて感じたこと、それは一枚の布をつくるという一見単純に思える工程も実は複雑な工程の積み重ねなんだなということでした(「2009-07-26:藍染めをする」参照)。 糸を紡ぎ、その糸を織って布にする。その一方で糸や布を染めるための染料をつくる。 柳宗悦さんが『手仕事の日』で、「もし歴史が後に控えていかなかったら、あの簡単に見える草履一つだって作るのに難儀するでありましょう。一枚の紙だとて、どうして作るか、途方にくれるでありましょう」と書いていますが、糸や布、そして、それらを染める染料も、長い歴史のなかで生み出された技術がなかったら「どうして作るか、途方にくれる」くらい実は複雑なものだと思うのです。 今日は、そんな紡績や染織に関わる方面から、

  • 在り続けてほしいもののために、僕ができること: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 1ヶ月近く前のエントリーですが、なぜか運よく僕の眼の中(RSSリーダー)に飛び込んできました。 きっと眼にするタイミングってあるんでしょうね。エントリーの冒頭の部分の清水エスパルスの話は前にも読んだ記憶があるので、そのときは残念ながら読み飛ばしてしまっていたのでしょう。でも、あらためて今日眼にしてみて、この最後の部分に共感しました。 伝統工芸の職人を取材する「職人の哲学」というシリーズをやっていた時、一緒に取材に行ったカメラマンさんが、こんなことを言っていた。 「ぼくが以前、一緒に仕事をしていた編集長は、職人のところに取材に行くと必ずなにかものを買っていた。そのことが、その伝統工芸を守ることにつながるとわかっていたからなんですよね」 わたしに向けて、ではなく、職人さんに対し

  • 2009-07-27:ふじ屋の手ぬぐい: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 白いのはほおずきの柄、黒いのはわかりにくいですがクジラの目を描いたものです。 いただいたのは、浅草にあるふじ屋さんというお店のもののようです。 浅草・ふじ屋 http://ryoma.cantown.jp/cgi-bin/WebObjects/Cantown.woa/wa/shop?id=98 いつもは、かまわぬのものを使っていますが、普段と違う柄の雰囲気で気に入りました。特に黒いクジラのほうは使いこんでいくうちに、どんな風に色落ちしていくのかも楽しみ。よいチョイスです。どっちが選んでくれたんだろ? ありがとうございます。 (あれ?でも、なんで僕の手ぬぐい好きを知ってたの?) 布ものには弱いですそれにしても、最近、自分でよくわかってきましたが、僕はとにかく布ものが好きなよう

  • 2009-07-26:藍染めをする: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 昨日、今日の二日間は、藍をつかった型染め体験をしてきました。 先週末以来(「2009-7-19:型絵染の団扇」、「2009-7-20:「型絵染の骨格 芹沢�_介の型紙」展」)、型染めに染まっているわけです。実際はずっと前から予約していたわけですし、自分でも家で藍染めのテーブルセンターなどを使っていて、ずっと関心をもっていたわけですけど。 昨日、日民家園に行ったのも、実はそのついでだったんです。 最初に藍染めの工程を紹介するビデオを見せてもらい、そのあと、実際の型染めの作業にはいりました。 型をつくる糊をおく染色する糊をおとして乾かす 大きく分けて、この4つの工程で型染めの作業を行いました。 型紙をつくる最初の工程は、型染めなので、まずは型紙をつくるところからです。 今回は

  • 2009-7-20:「型絵染の骨格 芹沢銈介の型紙」展: DESIGN IT! w/LOVE

    「型絵染の骨格 芹沢銈介の型紙」展 会場:静岡市立芹沢銈介美術館 会期:2009年6月6日(土)~8月30日(日) HP:http://www.seribi.jp/sub5.html 型紙:型絵染の骨格芹沢銈介さんについては、前に「芹沢銈介の文字絵・讃/杉浦康平」でも紹介しています。 そのでも芹沢さんの作品はみていますし、それとは別に芹沢銈介作品集も持っていますが、やっぱり実物は違いますね。印刷では表現できない、あたたかみのある紙や布にのった色の存在感が感じられて、よかったです。 今回の展示は、型絵染の人間国宝であった芹沢銈介さんの、型絵染(紙に染めたもの)や型染(布に染めたもの)の作品の文字通り型として使われた型紙とともに、それを用いて制作された作品を展示するというものでした。 紙に染める型絵染にしろ、布に染める型染にしろ、型紙は作品の骨格となるものです。 芹沢さん自身も「型紙は型染の

  • 内藤商店の棕櫚箒: DESIGN IT! w/LOVE

    内藤商店は、京都三条大橋の近くにある1818年創業の棕櫚製品専門店。 京都の専門の職人さんの手作りの箒やタワシを扱っています。 http://www.joho-kyoto.or.jp/~sankoba/omiseyasan/naito/naito.html 棕櫚の箒は、棕櫚の樹脂が床を磨く効果があるといわれています。使えば使うほどに毛先が柔軟になって使いやすくなり、床や畳にもツヤが生まれるそうです。 普通に使っても20年はもち、長い人は30年~40年も使う人がいるそうです。以前、「どうせ持つなら長く使えるものを」なんてエントリーも書きましたが、この箒も文句なしに「長く使えるもの」の仲間入りです。 使い始めは棕櫚の粉が出るそうなので、畳に使うのはNGとのこと。 いまのところはフローリングのみで使用中です。 関連エントリー 河井寛次郎記念館下鴨神社&銀閣寺どうせ持つなら長く使えるものを

  • 下鴨神社&銀閣寺: DESIGN IT! w/LOVE

    糺の森ははじめて来たけど、好きな杜ですね。神々しさがそれほどなくやさしい感じが。 それから下鴨神社といえば鴨長明。1204年、50歳の時、京都の洛北大原山に隠遁し「方丈記」を書いたといわれる方丈の庵のレプリカがありました。糺の森を流れる小川をみていると、長明が「行く川のながれは絶えずして しかもの水にあらず」と書いたのを思い出させます。