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innovationに関するgitanezのブックマーク (82)

  • 名づけられないもの|棚橋弘季 Hiroki Tanahashi

    は「名前はまだない」といったまま、最後まで名をもたなかったが、すくなくともまだ人間に存在を認められていないものは、名前がない。 だからこそ、イノベーティブなものには名もないし、それを簡潔に説明しうる言葉などはなくて、とうぜんなのだが、どうもイノベーションはまだ生まれないのか?とか言ってる人や、どうしたらイノベーションは生まれるのか困ってるんですとか言ったりする人に限って、名前がないものに拒否感を示す。そんなの意味ないんじゃないですか?と。 いやいや、その姿勢でどうしてイノベーションを生みだす側にいようとしてるのか、さっぱりわからないなーという気持ちになるのは毎度のことなのだが、そんな方々には、ぜひ一度、ジョルジュ・バタイユが雑誌『ドキュマン』における企画「批判辞典」の一項目として書いた「不定形の unform」の以下の文章を読んでほしいと思う。 不定形のある辞書が、もはや単語の意味ではな

    名づけられないもの|棚橋弘季 Hiroki Tanahashi
  • デッサンからの革新|棚橋弘季 Hiroki Tanahashi

    正しくやろうとすることも大事だが、いまの時代、チャレンジが求められることは多い。無難な答えが出ることがわかった振る舞いばかりする人よりも、何か新しいものが生まれるかもしれない実験的な振る舞いを選ぶ人の方が社会的にも求められているのではないだろうか。 もちろん、単に無謀だったり、考えなしの悪ふざけは、チャレンジとか実験とかとは違う。その行為をする意図はあってほしい。その意図どおりになるかの違いが保守的すぎる振る舞いとは異なるだけだ。 だから、実験的なアクションは、通常、答えがある程度わかっていてやる行為と比べて小さな規模で行われることになる。それは番ではなく、プロトタイピングなのだから。 文学者のデッサン新しいものはいきなりは生まれない。 多くの新しいものはいくつものプロトタイプの段階を経て完成に至る。実現に至る。 その意味ではアイデアをスケッチすることなどは初期段階でのプロトタイプにほか

    デッサンからの革新|棚橋弘季 Hiroki Tanahashi
  • 変化には2種類ある、だから、区別して対処したい: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 1つは、モノや人があちらからこちらに移動したりすることによる変化である。 トランスフォーマーの変形のようなものも同じだ。場所の移動により形態は変化しても、実はそれぞれの要素は何も変わっていないから、理論的には元の状態に戻すこともできる。 その意味では、建物を建てたり、服を作ったりというのも、この種の変化といってよいのかもしれない。部品を加工しちゃうから完全には元に戻せないということはあったとしても、これは可逆的な変化といってよい。 そして、もう1つの変化は、メタオルフォーゼ的な変化。変態だ。 サナギが蝶になったり、子供が大人になったり、蕾ができ花が咲き実になるような変化。これは不可逆的な変化で、元に戻すことはできない。 だから、イノベーションとかもこっちに入るんだと思う。逆

  • 変身物語/オウィディウス: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 「創造」とか「イノベーション」という言葉より、「生成」という言葉のほうが、何かが新しく生みだされる様をその背後のしくみまで匂わせるという観点からはしっくりくる。 ようは前者の人為的なクリエイションがなんとなく陳腐に感じてしまい、後者の自然が何かを生みだす力のほうにより大きなクリエイティビティを感じてしまうのだ。実際、どんなに人工的なものでも、創作の根には自然の影響がある。創造性を発揮する人間の思考そのものさえも。 もちろん、人為的なクリエイションを否定するつもりなどは毛頭ない。 ただ、人為的なクリエイションを考える際、今後はこれまで以上に、自然の創造力を人為的なクリエイションにどう活かせるか(あるいは、どう影響を受けているか)ということを視野に入れていくとよいのだろうと感

    変身物語/オウィディウス: DESIGN IT! w/LOVE
  • コモディティ化された製品を販売するような企業で構成される経済では、社会は繁栄せず、国民の利益や繁栄を台無しにする: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 『オープン・サービス・イノベーション』を読み始めています。 「オープン・イノベーション」ということをもう少し自分の頭のなかで整理しようと思って。 そののなかで著者のヘンリー・チェスブロウがこんな風に書いている箇所に目がとまりました。 中国やインドが世界経済を牽引し、世界各地でアウトソーシングが増大し、コモディティ化がつづいている現状で、私たちの子孫は高収入を得られるような職に就くことができるのだろうか? コモディティ化された製品を販売するような企業で構成される経済では、社会は繁栄せず、国民の利益や繁栄を台無しにすることになるのではないか。 これって凄い指摘だし、的確な指摘だなと読んでいて思いました。 ここでは「コモディティ化された製品を販売するような企業」の個々のビジネス

  • マス・イノベーションとオンライン・コラボレーション環境のデザイン 

    EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

    マス・イノベーションとオンライン・コラボレーション環境のデザイン 
  • 創造性を資源として価値を生むことを重視する社会にしていくには…: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 創造性を資源として価値を生むことを重視する社会にしていくにはどうすればよいのでしょうか? 物質的な資源を加工して価値を高めるこれまでの社会における知恵の使い方ではなく、知恵そのものを資源に価値あるものを創造することで経済面でも文化面でも豊かな社会をつくっていくためには自分はこれからどんな活動をしていけばよいだろうか? 最近はそんなことを考えています(そんなことを考えるのは、ここでそんな話をしたいと思っているからですが)。 そして、そんな社会にするために何より必要なことは、知識や情報というものをモノと同じように私有しようとすることをできる限りやめて、知識や情報は社会の共有資産としてオープンにシェアし、人びとが知恵を使って創造性を発揮する活動をどんどんしていけるようなそんな環境

  • オープン・イノベーションと知のダイナミクス - Think Social Blog

  • グラフィカルにノートをとりながら思考を整理する: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 最近、こんな風にグラフィカルな表現を交えて、自分の頭のなかを整理することが僕自身のブームになっています。 上は「より良き未来をデザインするため」には、「問題を正しく定義する」ことが大事ということを整理してみようと思って描いたノートです。 これを描きながら、 問題を正しく定義するための場として、多様な人びとを集めたフューチャーセッションのような場があり、そこでは様々な人のもつリソースを引き出し、つなげるような外部者の役割もあるなとか、そういう外部者の役割は従来のように解決のためのプロダクトを提供するのではなく、参加者が自主的に問題解決の方法をつくれるようなプラットフォームを用意してあげることだろうとか、その意味では、これからの問題解決は、人が外の商品やサービスに任せてしまって

  • 創造のダイナミクスの3段階 〜集める、集合同士をつなぐ、ズレを取り込む〜 - Think Social Blog

    多様なものが集まり合って、その集合のなかでそれまで出会うことのなかった異質なもの同士が関わりあうところから新しい何かが立ち上がってくる。異質な文脈同士が1つの集合のなかで重なり合い、別の文脈を生じさせるプロセス。そして、これまでなかった新しい文脈ですでにある素材を見つめ直せば、これまで思いもつかなかった組み合わせが浮かび上がってくる...。 新しい物事を組織的に生み出す環境を準備しようとすれば、そうした多様性をもった異質な者同士が集い、コ・クリエーションするような場をいかに用意するかといったことがまず課題となります。 それは前回の記事「ブレインストーミングを成功させるためには何が必要?」で取り上げた、ほかの人のアイデアを発展させたりしながらとにかくアイデアの量を増やすブレインストーミングでも同じで、数多くの異なるアイデア同士が互いに絡み合うような形がつくれた場合ほど、斬新なアイデアが出てく

  • イノベーション創出を目的としたプロジェクトを設計するための3つの要素 - Think Social Blog

    いま存在しない未来を自分たちの力でつくりあげようとする際、最も障害となるのはさまざまな外的な要因ではなく、実は、自分たち自身が無意識のうちにつくりあげてしまっている世界観=メンタルモデルだったりします。 とりたててARなどの仮想現実の技術を使わずとも、私たちは普段から抽象化というメガネをかけて当の世界とは異なる世界像を見ています。そのメガネを通してみた世界観が個々人それぞれがもつモノの見方であるメンタルモデルです。メンタルモデルをあらかじめ形成しておくことで、私たちは普段の生活のなかで効率的に、効果的に行動するための判断を容易にしています。 ところが、そのメンタルモデルが、未来について考えようとする際には、誤った判断を生み出すバイアスとしても働いてしまうのです。現在に最適化したメガネが未来の映像を曇らせるのです。 過去の成功体験からつくられた「こうすれば儲かる」といったメンタルモデルが、

  • 複雑な社会課題は多様性をもった「みんな」で解決する - Think Social Blog

    Tweet 複雑で、その解決方法が未知である課題の解決には、専門家だけがクローズドにアイデアを出し合うよりも、様々な視点をもった多様な人びとにオープンに課題解決の場に参加してもらいながら、課題解決の方法を模索していくことが有効だと、最近いろんな場面で実感するようになっています。 昨日の「対話の場のファシリテーションと多様性」でも、そのあたりにすこし触れてみましたが、今回は複雑な社会課題の解決を多様なステークホルダーを巻き込んだ共同デザインの形で進める事例なども紹介しつつ、オープンな場でのイノベーション創出、未来のデザインということについて考えてみようと思います。 事例"The Bridge project" そうした視点から取り上げてみたいのがスコットランドのサービスデザイン会社Snookが、スコットランド政府やグラスゴー大学と共同で進めている"The Bridge project"という

  • 「垂直」から「水平」へという変化のもう1つの意味: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 〈なぜ今「ノマド」は“炎上祭り”と化しているのか〉と題されたダイヤモンド・オンラインに掲載の佐々木俊尚さんの記事がなかなか興味深かったです。 こんな感じで「会社組織の衰退」という話から「ノマド」についての考えを展開しています。 なぜ一部の若者が大企業を辞めたり、成長もしない社会起業系の小さなビジネスをやったりしているかと言うと、これは明らかに危機感の表れ。脱サラは確かにかっこいいかもしれません。でも、起業するモチベーションとしては、かっこいいことをやりたい、といった短絡的な理由ではなく、10年後、20年後の生活設計を考えることを自分なりにやっているわけですよね。(中略)今後、明らかに社会構造は変わると思っているんです。何年か、あるいは何十年かかるか、スパンは分からないですけ

  • イノベーションにつながるアイデアの3つの条件 - Think Social Blog

    Tweet イノベーションにつながる新しいアイデアを生み出そうとする際に、障害となるものが2つあります。 「マーケティング主導」と「技術主導」への偏りがそれです。 いずれも新しいアイデアを創出し、実現していく上では欠かせないものなのですが、そのいずれかに偏ってしまうとアイデアの可能性を狭めたり、アイデアそのものを凡庸なものにしてしまいがちです。 マーケティングと技術は、昔からよく対立するものといわれていますが、その対立そのものが新しいアイデアを阻む要因ではありません。仮にマーケティングと技術が仲良くやれたとしても、まだ障害は残ってしまうのです。 今回はそのあたりをすこし考えてみようと思います。 何故「マーケティング主導」や「技術主導」への偏りがイノベーションの障害になるのか? を考えるにあたって、IDEOが昔からイノベーションにつながる「成功するアイデアの条件」として挙げている以下の3つの

  • 道なき道を歩いてく 迎合せずただマイペース - Think Social Blog

  • 社会的責任とイノベーション - Think Social Blog

    Tweet イノベーションの実現を目指す活動に取り組む際、大事なことの1つは自分たちが実現しようとしていることの"社会性"についてよく考えてみることだと思います。 自分たちが実現しようとしているイノベーションは社会のどのような問題を解決するものなのか、どのような社会的な価値の創出に貢献するのか。そうした視点で、常に自分たちの活動を見直し、評価することが非常に大切です。 「社会的責任」の意味するもの変化 "社会性"を問うことは、いまや企業にとっても、個々人にとっても、欠かせない問いとなってきたように感じます。企業も、個人も、それぞれが社会の課題をいかに自分(たち)自身の課題として捉え、自分たちの日々の活動が社会にどんな意味をもつのかを問う姿勢が求められるようになりました。 21世紀に入った頃から「企業の社会的責任(CSR: Corporate Social Responsibility)」と

  • 教育/コミュニケーション/経済をもっと長いスパンでみた「構造」と捉えること: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 社会的イノベーションってなんだろうか? 仕事では「イノベーション」という言葉を使うし、確かに社会的な意味でのイノベーションの実現を気で目指します(技術的なイノベーションや、ビジネス的イノベーションは仕事上でもあまり興味がありません)。 けれど、一方では社会的な意味でのイノベーションにも懐疑的な考えも持っています。 果たして、人はどこまで自分たちの生物としての出自に抗って、自らが長年つくりあげてきた「生き方」を壊してしまうイノベーションが可能で、それを実現しようとするのか?と。 また、イノベーションで実現した状況が果たして、さらにその先の未来にとってもよい方向への変化といえるのか? その根拠はなんだろうか?と。 僕らは自分が向かっている先をちゃんと理解しているのだろうか?と

  • 人びとの行動を変えるという課題へのチャレンジ - Think Social Blog

    Tweet 最近も相変わらず「デザイン思考のアプローチを取り入れると、どれだけ(ビジネス的な)成功が得られるの?」と訊かれます。残念ながら、その疑問からスタートしてしまうとデザイン思考の利点を十分に活かすことはできません。 デザイン思考は、人間中心のイノベーションを実現する手法です。「デザイン思考のアプローチを取り入れると、どれだけ成功が得られるの?」という思考からは、そもそもの「人間中心」の姿勢が抜け落ちてしまっています。デザイン思考は「人間中心」の姿勢に立った上でイノベーションを実現することを目的としますので、成功うんぬんをいうのであればイノベーションが実現できたかどうかが成功の指標です。 以前に書いた「コミュニティ中心のデザインが求められる参加型社会という記事の中でも指摘していますが、このグローバル化した経済のなかでの「つながった社会」において、企業は自らの社会的な存在意義を見つめ直

  • スケールアウト型イノベーションが日本の地域を救う

    株式会社博報堂イノベーションラボ研究員。慶應義塾大学政策・メディア研究科修了。卒業とともにノキア・フィンランドに入社。以来9年間、ユーザエクスペリエンスのエキスパートとして世界各国で フィールドワークの実施とディレクションを行い、製品・サービスの企画開発に携わる。2008年にノキアを退社。以降、フリーのコンサルタントとして国内外の企業の商品ならびに戦略開発を行ってきた。2010年より博報堂イノベーションラボに参加。一児の母。 明るい未来のつくりかた アイスランドは、金融危機による財政破綻で社会・生活の「断絶」を経験した。人々はどのように立ち上がってきたのか。その「断絶」と「再生」のプロセスを エスノグラフィーの手法を用いて学び、東日大震災による社会の「断絶」から真の復興に向かうための考え方や仕組みづくりの示唆を得ていく。 バックナンバー一覧 アイスランド再生の原動力は何だったのか。そのカ

  • 笑い vs. イノベーション: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 「笑う」という態度を保てるのは強い。最近になって、そんなことを強く感じるようになりました。 お笑い番組などをみたり馬鹿話にげらげら笑うというのではなく、目の前で起きていることを肯定的に受け入れて笑えるような笑い。目の前で起こる事柄を否定する怒りや不満の表情に対して、多少の問題があってもそれを受け入れて肯定できる笑い。そういう笑いができる精神性や社会性の強さについて考えるようになっています。 そんなことをあらためて考えていたので、実際、ある機会に「笑顔」のもつ魅力や強さについてお話させていただいたりもしました。 そういう考えが頭にあったからでしょうか。昨日までニューカレドニアに1週間ほど行っていたのですが、そこでも目に焼き付いたのはメラネシアの人びとの笑顔でした。 フランス領