先にお伝えした通り、破産したノーテルネットワークス(Nortel Networks:以下、ノーテル)の知的財産を処分するオークションで、アップル(Apple)やマイクロソフト(Microsoft)、リサーチ・イン・モーション(Research In Motion:以下、RIM)などの6社が、ノーテルの保有する6000件を超える特許を総額45億ドルで落札したが、この経緯についてReutersなどが興味深い話を伝えている。 過去にもほぼ例のない金額がついた今回のオークションだが、当初入札に参加したのは5者。具体的には、アップル、インテル(Intel)、それに9億ドルを提示してStalking Horceに指名されていたグーグルがそれぞれ単独で参加し、これにマイクロソフト、RIM、エリクソン(Ericsson)、EMC、ソニーの5社がつくるグループと、さらに知財管理専門会社のRPXが加わった。な