1953ColdSummer : 『Mr.ゴールデン・ボール/史上最低の盗作ウォーズ』 ふざけたり、ふざけられたりってとてもイイことだよな。 (2009/アメリカ 監督:ジャレッド・ヘス) ジャレッド・ヘスと言えば『ナポレオン・ダイナマイト』でナード野郎のゆる〜い学園生活を描き、多くの映画ファンの賞賛を受けたものの、『バス男』という最低極まりない邦題でパッケージングされたがために、多くの人から評価されるチャンスを不当に失ってしまった悲運の人、というイメージでこれまたパッケージングされてしまっている悲運の人、というのがおおよその見解だと思うが、そのジャレッド・ヘスの新作と聞いて沸き立つような人々にこそ自分は花束を贈りたい。 その新作は原題『GENTLEMEN BRONCOS』、邦題『Mr.ゴールデン・ボール/史上最低の盗作ウォーズ』とタマタマ、じゃなかった、またまたとんでもない邦題を付け