ベトナム映画史上初めてアメリカ公開を果たした『Furie(原題:Hai Phượng)』をAMCエンパイアで鑑賞。監督はレ・ヴァン・キエト、主演はヴェロニカ・ゴー。 我々はブルース・リーやジャッキー・チェンらにより、香港人をナメたら即死ということを教わった。ラジニカーント様からはインド人をナメたら即死、『ザ・レイド』からはインドネシア人をナメたら即死、数々のタイ映画からはタイ人をナメたら即死ということも教わった。そして『Furie』により人類は新たな事実を学ぶことになる。 ベトナム人をナメたら即死!!と。 ベトナム南部の農村で娘マイと二人暮しをしていたハイ・フォンは借金取りを生業としている。ハイが村中から金を巻き上げているが故にマイは学校ではイジメられており、母娘関係も冷え切っていた。ある日、二人が村の市場に行くと、目を離した隙に人身売買グループによりマイは誘拐されてしまう。ハイの必死の追