映画にはその国その国のお国柄というものがあって、たとえば日本のジャパニーズ・ホラー独自のおどろおどろしくもうすら哀しい怪談テイストは、海外でリメイクしてもなかなか再現できないものがあったりしますね。 そんな中、『BEYOND BLOOD』(18)という小林真里(まさと)監督によるユニークなドキュメンタリー映画がジャンル・ファンの注目を集めつつ、現在配信中です。 これは2003年のアレクサンドル・アジャ監督による『ハイテンション』に始まるフレンチ・ホラー映画の興隆を検証していく作品で、アジャ監督をはじめ、パスカル・ロジェ、ジュリアン・モーリー、アレクサンドロ・バスティロなどフレンチ・ホラーの旗手や、ファンタスティック映画および映画祭関係者、マスコミなどが多数登場。 それまでホラーのイメージが薄かったフランス映画界ですが、21世紀に入って一転し、徹底的な残酷描写で見る者をひたすら不快感の底なし
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