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ブックマーク / xtech.nikkei.com (68)

  • gooメール長期トラブルの真相

    全面リニューアルが暗転して3カ月近くもトラブルが続いた、NTTレゾナントのWebメールサービス「gooメール」。同社の事業責任者が誌の取材に応じ、長期トラブルの原因を明らかにした。 「反省するべき点はきわめて多い。ご迷惑をおかけした利用者の皆様には、深くお詫びする」。gooメール事業を統括する大町雄一取締役メディア事業部長は、無念さをにじませつつこう語る。3月31日にシステムを全面刷新、新サービスを提供開始した。 その直後から、動作が極端に遅い、選択したものと別のメールが表示されるといったトラブルが発生した(図)。gooメールの利用者数シェアは4位(「インターネット白書2010」調べ)、メールボックスの数は1300万と、日でも有数の規模を誇る。 トラブルの根原因は、新サービス投入を急ぐあまり、品質確保の作業をおろそかにしたことだ。 事前のテストは「推奨する動作環境では確実に実施した」

    gooメール長期トラブルの真相
  • 「定額39万円」のSIサービス 限られた時間で実装、割り切りにノウハウ

    システムインテグレータのジョイゾーが提供する定額39万円(税別)のSIサービス「システム39(サンキュー)」が好調だという(関連記事:ジョイゾーが「定額39万円」の低価格SIサービスを開始) 。「2015年10月からこの3月までの半年間で、2014年9月から2015年9月までの1年間と同じ成約数を達成した」(同社)。 システム39では、サイボウズのPaaS(プラットフォーム・アズ・ア・サービス)「kintone」を使って、1回2時間以内の打ち合わせ中に顧客の目の前でシステムを構築していく。打ち合わせは3~4回。最短2週間という納期の短さが売りだ。 東京都内で10カ所の保育施設を運営するHybridMomは2015年夏にジョイゾーのサービスを使い、紙やExcelで管理していた業務をkintoneベースに切り替えた(写真1)。 もともと保育施設を1カ所運営していた同社がジョイゾーに相談を持ちか

    「定額39万円」のSIサービス 限られた時間で実装、割り切りにノウハウ
  • 仮想CPUの割り当て方で変わる性能 | 日経 xTECH(クロステック)

    サーバー仮想化の分野では成熟化が進んでいる。もはやサーバー仮想化は当たり前のものであって、導入に伴う“未知の問題”をいろいろと評価、検討をする必要性は少なくなってきた。最後に残ったのは性能問題である。仮想化の導入、運用管理、仮想化ソフトウエアやハードウエアに関しては様々な情報が出ているが、仮想化に伴う性能劣化についてはまだ具体的な話が少ないからだ。 宮原 徹 日仮想化技術 仮想化の導入を検討している企業からは、必ずといっていいほど「仮想化すると遅くなるのですよね?」と聞かれる。もちろん遅くなる場合もあるわけだが、性能への影響はシステム構成やアプリケーションの処理特性によって大きく異なる。ハードウエアの進化をうまく設計に取り込めたかどうかでも差が出る。また、そもそもの問題として、ユーザー企業の多くが自社のシステムについて、実は稼働状況を正確に把握していないこともある。それが漠然とした不安を

    仮想CPUの割り当て方で変わる性能 | 日経 xTECH(クロステック)
  • 岩手県がスマホゲーム「Ingress」を観光振興などに活用

    岩手県は米Googleが提供中の位置情報を利用したスマートフォン(スマホ)向けゲームIngress(イングレス)」(写真)を、観光振興や地域活性化に活用する試みを始めると2014年9月24日に発表した。25日に広報や観光、復興推進などの担当者10人を集めた研究会を県庁内に発足、初会合を開く。ゲームのプレーヤーを狙った誘致イベントの開催や情報発信への活用方法を検討、来年以降の実施を目指す。自治体がIngressの活用に動き出すのは全国で初めて。 25日に発足するのは「岩手県庁Ingress活用研究会」。IngressGoogleが2013年11月から提供しているスマホの位置情報機能を活用したゲーム。緑と青の2チームに分かれ、実在する場所に紐付けられた「ポータル」と呼ぶ拠点を奪い合う陣取りゲームである。今年7月にiOS版が公開されて以降、iPhoneの普及率が高い国内でもプレーヤーが増えて

    岩手県がスマホゲーム「Ingress」を観光振興などに活用
  • 第4回 ハッシュ関数

    セキュリティには「ハッシュ関数」による処理が欠かせません。もともと処理能力を向上させたり,アクセスに便利なデータ構造を実現するための技術でしたが,認証や電子署名でも使われています。 ハッシュ関数とは,何らかの数値が入力されて,何らかの数値が出力される仕掛けの一つです。同じ数値を入力する限り,必ず同じ数値が出力されます。偶然性はなく,その時々で出力値が異なることはありません。このような関数がセキュリティで何の役に立つのかを解説する前にまず,ハッシュ関数とはどのようなものなのかをお話ししましょう。 コンピュータ・プログラムでは,図1のような配列変数というものを使います。この配列変数にはインデックス番号が付いていて,その番号でデータの値を検索します。皆さんが学校時代に慣れ親しんだ出席番号もインデックスです。マンションの部屋番号も一種のインデックスです。このような配列変数は,ほとんどのプログラミン

    第4回 ハッシュ関数
  • キーワード駆動テストによるGUIテストの効率化

    前回は、テスターのGUI操作を自動化するツールとして、キャプチャーリプレイツールを紹介しました。今回は、キャプチャーリプレイツールによるテスト実行をより効率化するための「キーワード駆動テスト」について紹介します。 前回解説した通り、キャプチャーリプレイツールでは、テスト実行の一連の操作をスクリプトとして生成、実装します。『ソフトウェアテストの基礎』(Dorothy Graham他著、センゲージ ラーニング刊)によると、スクリプトの記述方法は、その再利用性に着目して表1の5段階のレベルに分類されます。

    キーワード駆動テストによるGUIテストの効率化
  • 「経営はソフト作りと似ている」、任天堂の岩田社長がベンチャー向けイベントに登壇

    2013年10月7日と8日に行われているベンチャー企業経営者向けのイベント「B Dash Camp 2013 Fall in Osaka」に、任天堂の岩田聡代表取締役社長が登壇した(写真1)。 岩田社長は冒頭、「任天堂は、皆さんの価値観からすると“古くて堅い会社”かもしれないが、歴史上は次々とチャレンジし続け、たくさんの失敗をし、時々小さな成功をして、その結果、家庭用ゲーム市場に出会って、プラットフォームビジネスとしてに世界市場に広げる幸運を得た会社だ」と、来場者と同じような立場にある会社だと語った。 続いて、先日亡くなった前社長の山内溥氏の座右の銘「失意泰然、得意冷然」を紹介。「うまくいかなくても思い悩まない、絶頂でも浮かれない」というのが、任天堂の歴史そのものを体現している言葉だとした。山内前社長に教わったこととして「自分たちは知らないものを作るのだから、市場調査は無意味」、「とにかく

    「経営はソフト作りと似ている」、任天堂の岩田社長がベンチャー向けイベントに登壇
  • 派遣制度の見直しでIT業界に激震

    2013年8月20日、厚生労働省の「今後の労働者派遣制度の在り方に関する研究会」が、労働者派遣制度の見直し案を盛り込んだ報告書を公表した。同省は2013年中に「改正労働者派遣法案」の骨子をまとめ、2014年の通常国会での法案提出を目指す。 「複雑だった派遣制度がシンプルで分かりやすくなる」と、厚生労働省の富田望職業安定局 派遣・有期労働対策部需給調整事業課長は説明する。だが、IT業界やユーザー企業のシステム部門への影響は大きそうだ。 着目すべき点は二つある。IT技術者を含む専門26業務の撤廃と、特定労働者派遣における「常時雇用」の定義の見直し、である。これにより、ITベンダーはユーザー企業などに派遣している技術者の雇用契約を見直す必要が出てくる。ユーザー企業は、自社に派遣されている技術者が3年ごとに交代する可能性がある(表)。 IT業界における技術者派遣の形態は、大きく二つに分けられる。人

    派遣制度の見直しでIT業界に激震
  • Amazon.com、アプリ内購入機能を追加するAPIを公開

    Amazon.comは現地時間2013年8月27日、開発者がアプリ内購入機能を追加して追加収入を得られるようにする「Launches Mobile Associates API」を公開した。 同APIにより、開発者はAmazon.comのモバイル端末「Kindle Fire」「Kindle Fire HD」およびその他Android搭載デバイス向けのアプリケーションにおいて、ユーザーがAmazon.comのECサイトで販売されている商品やデジタルアイテムを直接購入する機能を提供できるようになる。 同APIを導入した開発者は、ユーザーがアプリ内購入を実行した際に、売上げの最大6%を受け取れる。同APIは、Amazon.comのアプリケーションストア「Amazon Appstore」と米Googleのアプリケーションストア「Google Play」に対応する。 また同APIによる購入では、A

    Amazon.com、アプリ内購入機能を追加するAPIを公開
  • Javaの内部動作を可視化する「ENdoSnipe」、Acroquest TechnologyがOSSとして公開

    Acroquest Technologyは2013年7月11日、Javaシステムの内部動作を可視化・診断するソフトウエア「ENdoSnipe Ver.5.0」をオープンソースとして公開したと発表した。Ver.4まではプロプライエタリな製品だった。ダウンロード・サイトおよびGitHubのページからダウンロードできる。 新版の診断機能には、同社が提供するJavaシステムのトラブルシューティング・サービス「JaTS」での障害解析のノウハウを組み込んだという。アプリケーションの性能を監視する機能も追加した。従来版はEclipseプラグインとしてユーザーインタフェース(UI)を実現していたが、新版はWebベースのUIに変更されている。 診断機能では、メモリリークやハングアップリスク、非効率なデータベース・アクセスなどを検出する。プロファイラやデバッガとは異なり、問題が発生する具体的な理由まで指摘でき

    Javaの内部動作を可視化する「ENdoSnipe」、Acroquest TechnologyがOSSとして公開
  • “増改築温泉宿システム”の現場は大変

    たまたま見かけた写真に、情報システムのアーキテクチャーを見た気がした。 その写真は温泉宿の建物だった。増改築を繰り返したのか素人目に見ても不自然な外観である。中を歩いていると迷子になりそう。きっと使いにくいだろうし、メンテナンスも大変だろう。そのとき、これは「アーキテクチャーが崩れてしまった情報システムを見ているようなものだ」と思い至った。 その温泉宿のオーナーも好んであんな建物にしたわけではないと思う。もっと“美しい”建物にしたかったに違いない。推測にすぎないが、部屋数を増やして売り上げ増に結び付けようとしたが、大型の投資はできず、少しずつ投資して建物を増改築したことが考えられる。 間違った判断ではない。だが、結果として完成した建物を見れば、「なんでこんなことをしたの?」とネガティブな指摘をしたくなる。 情報システムは目に見えないので分かりづらいが、筆者が見た温泉宿と同じようなことになっ

    “増改築温泉宿システム”の現場は大変
  • 改めて考えるITエンジニアとITアーキテクトの違い

    ITエンジニアのキャリアの一つに「ITアーキテクト」があるが、今ひとつ実像をつかみにくい職種である。そこでこの週末スペシャルでは、筆者がこれまでに関わったITアーキテクトの記事をまとめ、少しでもその実像と魅力をお伝えしたい。 筆者なりのITアーキテクトの定義はこうだった。「システムのアーキテクチャーに責任を持つエンジニア」。しかし、この定義ではイメージがクリアになるどころか、新たな疑問を持つ人のほうが多いだろう。 その疑問とは「アーキテクチャーとは何か?」である。アーキテクチャーがモヤモヤしている以上、ITアーキテクトもモヤモヤしてしまう。そう思っていたときに書いたのが次の2の記事だ。「エンジニアの発想」「要件の設計の間にあるもの」といったアプローチでアーキテクチャーの実体に迫ろうとしている。 アーキテクチャーとは「エンジニアの発想」のこと 要件と設計の間にあるもの アーキテクチャーにつ

    改めて考えるITエンジニアとITアーキテクトの違い
  • 第1回 「調整」のやり方は訓練で身に付けられる

    ITproの人気連載『ひとつ上のヒューマンマネジメント』の著者である芦屋広太氏と、『ダメな“システム屋”にだまされるな!』など“システム屋”シリーズの著者である佐藤治夫氏。ヒューマンスキルと情報システム開発の分野で長い経験を持つ2人が、IT分野でのスキルアップや部下育成のあるべき姿について語り合った。 (聞き手・構成は清嶋 直樹=PC Online) 芦屋さんはどのような問題意識からITproの連載を書いているのですか。 芦屋:私は、連載『ひとつ上のヒューマンマネジメント』でヒューマンマネジメントのコツをずっと書いています。“システム屋”向けというよりも、ユーザー企業の企画部門や、情報システム部門の人が主な対象読者です。 対象読者自身も、物(システム)を作ることがあるでしょうが、どちらかというと外部の“システム屋”に対して発注する側の読者を想定して書いています。 実際に物作りをする“システ

    第1回 「調整」のやり方は訓練で身に付けられる
  • 第3回 GPUで決まる? プロセッサの性能

    スマートフォンやタブレットに使われるプロセッサ(アプリケーションプロセッサ)には、グラフィックス描画のためのハードウエアが搭載されることが多い。PCでいえばGPUだが、スマートフォンなどでは使い方が少し異なっている。 一般に、同じ処理をソフトウエアでするよりもハードウエアでした方が電力効率が高く、結果的に省電力となる。しかし、ソフトウエアは機能の変更が簡単で、製品がメーカーの手を離れてもアップデートなどが可能なのに対して、ハードウエアの機能は固定されており、あとから機能を変更することができない。 また、ソフトウエアであれば、たとえ使わなくてもソフトウエアを記録する部分しか専有しないのに対して、ハードウエアは回路パターンが物理的な場所を占有するため、利用頻度が低い機能に利用することは難しい。 PCでは、GPUはおもに三次元グラフィックスに利用されてきたが、Windows VistaでGPU

    第3回 GPUで決まる? プロセッサの性能
  • アンドロイダーがAndroidの「安全アプリ」情報をAPIで無償提供、MDMとも連携

    Androidアプリの情報サイト「アンドロイダー」を運営するアンドロイダーは2013年2月27日、安全性を確認したアプリの情報を広く配信するためのAPI(アプリケーション・プロブラム・インタフェース)を2013年4月から公開すると発表した。ソフトやソリューションを提供するベンダーのほか、一般企業やWebサイト運営者、アプリ開発者などに順次公開し、広く活用してもらう。 提供するアプリ情報は、個人情報を勝手に参照しないなど、一般ユーザーも安心して使えると判断したもの。原則、アンドロイダーのスタッフや一般公募した協力者らが実際に使って確認している。 同社は2012年秋、開発者と書面を交わして名や現住所、連絡先などを実際に確認した上で、安全なアプリ開発を約束してもらう「公認デベロッパー」制度を導入。公認デベロッパーが開発したアプリについて、良心的で安全だと実際に使って判断できたアプリだけを紹介す

    アンドロイダーがAndroidの「安全アプリ」情報をAPIで無償提供、MDMとも連携
  • APT攻撃を正しく理解するために

    今回は標的型攻撃についてのブログを紹介しよう。IBMのセキュリティ部門Internet Security Systems(ISS)は、APT(Advanced Persistent Threats)について正しい理解を深めるために役立ててほしいとして、ラスベガスで開催されたセキュリティ関連会議「IBM Pulse」で行ったAPTに関する講演のビデオをブログで公開した。 複数の手法を組み合わせた高度な攻撃を執拗に続けるAPTは、インターネットセキュリティにおいて最も重大な問題の一つ。ただ同時に、最も誤解されている手口の一つであり、一般ユーザーだけでなく、専門家でも誤って解釈する人もあるとISSは指摘。様々な意味に取れる曖昧な名称が、論じるべき主題の誤解や過度の簡略化を招いているとする。民間企業が攻撃の原因を特定するのが困難であることも関係している。 APTは、世界中の広範なネットワークに影響

    APT攻撃を正しく理解するために
  • NTTコムが社内LANホスティングを強化、品質を3段階で選択可能に

    NTTコミュニケーションズ(NTTコム)は2013年1月18日、プライベートクラウド(仮想化技術を使った社内LANシステム)のホスティングサービス「Bizホスティング Enterprise Cloud」(関連記事、サービス情報)のメニューを拡張した。これまでの標準メニューに加えて、システム性能をベストエフォートとした下位メニューと、ユーザー専用のハードウエアを用意する上位メニューを、新たに追加した。新メニューは2月1日に提供開始する。 Bizホスティング Enterprise Cloudは、NTTコムのデータセンター上でユーザー企業の社内LANサーバー環境を提供するホスティングサービス。ユーザーは、インターネットVPN(仮想ネットワーク)を介してデータセンターにアクセスする。サーバー資源やネットワーク資源などのリソース管理手段として仮想化技術を使っており、ユーザーは管理画面からサーバー構成

    NTTコムが社内LANホスティングを強化、品質を3段階で選択可能に
  • シスコ資格:CCNAへの道:IT Pro

    CCNAはCisco Certified Network Associateの略で,シスコ社のネットワーク機器を扱うエンジニアのスキルを認定する資格試験です。ネットワークの現場で働く技術者や管理者にとって,最も有名な資格試験と言えるでしょう。また,これからネットワーク技術者/管理者を目指す学生などにも人気の資格です。 CCNA試験は,ネットワークの中でも特に,TCP/IPの基礎とルーティング/スイッチングの知識が問われます。そのため,シスコ社の製品を使う・使わないに限らず,「ネットワークの基礎を学習する」ための資格として有名です。と同時に,シスコ製品を操作する方法も問われます。そのためCCNAは,「ネットワークの基試験」でありながら,自らネットワークを構築・運用するだけの「実践スキルが身についている」ことを証明する資格でもあります。 このサイトは,これまでの「シスコ資格:CCNAへの道」

    シスコ資格:CCNAへの道:IT Pro
  • アジャイルの取り組みが大きく遅れている

    アジャイル開発が盛んな米国に対して、日では依然としてウォーターフォールモデルによる開発が大半だといわれている。実際に、日アジャイルの取り組みが米国のほか英国、ブラジルなどと比べても遅れを取っていることが調査結果からも明らかになった。 情報処理推進機構(IPA)が2012年6月に公開した「非ウォーターフォール型開発の普及要因と適用領域の拡大に関する調査」によると、米国や英国では非ウォーターフォール型開発の普及度が高く、逆に日中国では低い(図1)。ここで、非ウォーターフォール型開発とはアジャイル開発など、短いサイクルで反復的に開発を進める手法のことである。 アジャイル開発の普及が進まないと、激しさを増す市場や社会環境の変化に日ITが対応しにくくなる恐れがある。IPAの柏木雅之氏(技術部 ソフトウェア・エンジニアリング・センター エンタプライズ系プロジェクト 研究員)は、「アジャ

    アジャイルの取り組みが大きく遅れている
  • 第4回 絶対的な解は存在しないから「協調」を重視する

    迅速かつ柔軟な開発を目指したアジャイル開発手法を採用する企業が増えている。この連載では、アジャイル開発を主導する「賢者」に開発の極意を聞く。今回と次回は、敏腕アジャイルコンサルタントのジェフ・パットン氏に話を聞いた。 パットン氏は、プロダクトマネジメントとUX(ユーザーエクスペリエンス)デザインに深い造詣を持ち、2007年にアジャイルアライアンスのゴードン・パスク賞を受賞した。同賞は、アジャイルプラクティスに貢献したコミュニティーのメンバーに贈られるものだ。 メアリー・ポッペンディーク氏は、リーン開発の次のステップは「正しいものを作る」ことだと話していた(関連記事:「正しいもの」を作るのがリーンスタートアップ)。パットン氏は、まさに「正しいものを作る」スペシャリストだ。同氏にアジャイルプロジェクトの悩みをぶつけてみた。 「プロダクト指向の規律」が足りない アジャイルに関わるようになったきっ

    第4回 絶対的な解は存在しないから「協調」を重視する