前回のまとめ ~ すべてのものを「粒」で考えてみよう 前回の「アリの生態にみる自己組織化のルール」では、プロジェクトマネジメントと一見何の関係もない、「アリ」の社会的行動が、シンプルなルールにのっとって自立的に機能している開発プロジェクトと同じ現象~「自己組織化」という現象なのではないか? ということを述べました(比喩的に似ているのではなく、同じ現象なのではないか? というのがミソです)。 そこで、この「自己組織化」現象をさらに推し進めるため、プロジェクトのあらゆるところで、自然のプロセスに倣い、 大きさのそろった「粒」をできるだけ増やすこと 「粒」と「粒」との連携は可能な限りシンプルにすること 「粒」と「粒」との連携方法に例外をなくすこと という、シンプルなルールを当てはめるとよいのではないか、という結論を書きました。あらゆるものを「粒」としてそろえられないか? と考えるところがポイント
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