ソフトバンクは、IBMのコグニティブ・システム「Watson」をベースにした社内AI「Softbank Brain」を開発し、社員のサポートに生かしている。Brainはどのような機能を持ち、社員の業務効率化にどう役立っているのだろうか。 企業のテクノロジー活用の現状と、ソフトバンクの取り組み 「働き方改革」の機運が高まっている昨今、さまざまな企業が業務の効率化に取り組み、社員の負担軽減を図っている。その中で、人間の業務に大きく役立つと考えられているのが、人工知能(AI)などの最新技術だ。「機械学習」の技術を活用して会話ログやFAQなど膨大なデータをAIに認識させ、顧客対応や社内の課題解決に生かすことなど、AIにはさまざまな可能性がある。しかし、野村総合研究所の調査によると、最新技術導入の検討段階にある企業は多い一方、実際にこれらを活用して業務変革に成功している企業は、現時点ではまだ8%程度
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