Corelは自社の「WordPerfect Office」を「世界ナンバー1のMicrosoft Office代替製品」とうたっている。だが、2005年の米小売市場における販売数で、同社の製品はやや意外なライバルに第2位の座を奪われてしまった。そのライバルとはApple Computerの「iWork」だ。 市場調査会社NPDによると、販売本数ベースでは、Appleが2.7%のシェアを獲得したのに対し、Corelのシェアは1.6%だったという。また、Microsoftはおよそ95%のシェアを占め、圧倒的な優位を維持した。 コンピュータ市場におけるMacのシェアは微々たるものであり、iWorkがMac専用であることを考えれば、Appleの獲得したシェアは称賛に値するものだと、NPDのアナリストChris Swensonは述べている。「AppleはiWorkで非常に驚くべき成功を収めてきている