ダンスが政府に規制されてしまうようなこの国では、いつになっても設置されることはないかもしれませんが……。豊かなクラブカルチャーが根付いた欧州では、日本のはるかに先を行く斬新な設備が存在するようです。その設備の名は「Fono」。なんとパブリックスペースに設置される、「みんなのためのDJブース」だといいます。 「Fono」の利用者は、テーブル上の指定の場所に、音源の入ったスマートフォンを設置するだけで、お気に入りの曲を自由に操ることができるようになります。DJコントラーラやミキサー部分の設計は、品質から配置に至るまで、プロも満足させるほどの仕様となっており、スクラッチやクロスフェードはもちろんのこと、数々のエフェクトやピッチのコントロールなど、あらゆるDJプレイを楽しめるとのことです。そして利用者のDJプレイは、「Fono」内部のアンプによって増幅され、スピーカーから出力されるのです。 しかし