元朝日新聞記者の鮫島浩氏は、2012年に政治部から「特別報道部」へ移り、東日本大震災・原発事故の調査報道でスクープを連発した。とりわけ、福島第一原発元所長の吉田昌郎氏の証言を独自入手した「吉田調書」報道は、社内外で大きな称賛を浴びた。 だが、あるきっかけで特別報道部、そして鮫島氏をとりまく状況は暗転する。前編「元朝日新聞エース記者が衝撃の暴露『朝日はこうして死んだ』」に続き、その一部始終を書籍『朝日新聞政治部』の内容も踏まえてお伝えする。 突然の手のひら返し 「吉田調書」スクープは、'14年5月20日の朝刊1面と2面で大展開された。第一報では、「朝日新聞が吉田調書を独自入手したこと」、「吉田所長は第一原発での待機を命じていたのに、所員の9割が命令に違反し、第二原発に撤退していたこと」が主に報じられた。 だが6月になり、「所長の待機命令に違反し、所員の9割が原発から撤退した」という表現をめぐ
「家計が値上げを受け入れている」 6月6日、日本銀行の黒田東彦総裁(77)の都内で開かれた講演会での発言が、庶民の怒りに火を付けている。 【写真あり】アベノミクスのけん引役だった黒田氏 「さらに6月3日の参議院予算委員会で、食料品の値上げを感じるかどうか聞かれた際に黒田氏が『スーパーに行ってものを買ったこともありますけれども、基本的には家内がやっておりますので』と語っていたことも火に油となり批判を浴びました」(全国紙記者) 当初は発言を撤回しなかった黒田氏も、8日の財務金融委員会では、「(発言は)まったく適切でなかった」と火消しに追い込まれた。それもそのはず。今年に入ってからの値上げラッシュは、庶民の懐ろに大打撃を与えているのだ。 日本のお金をつかさどる日銀総裁でありながら、値上げに苦しむ庶民に対して、人ごとのような発言をする黒田氏。 彼はいったいどんな人物なのか? 本誌の取材からは、一度
《百万石まつりを楽しみにしてくださっていた皆様、誠に申し訳ございませんでした》 6月12日、自身のツイッターで謝罪の意を示したのは、女優の栗山千明。彼女が参加した『第71回金沢百万石まつり』で起こったトラブルとは――。 【この記事のすべての写真を見る】 「コロナ禍の影響で、今年は3年ぶりの開催でした。お祭りの目玉は、6月4日に行なわれた『百万石行列』。著名人が前田利家公とその正室、お松の方に扮し、金沢の街を練り歩くというもので、34万人もの観客が詰めかけました。今回は利家公を竹中直人さん、お松の方を栗山千明さんが演じましたが、対応に不満の声が上がっていて……」(スポーツ紙記者) 栗山サイドが“撮影禁止令”を要求 過去には松平健と斉藤慶子、近年では加藤晴彦と藤本美貴など、さまざまなキャストが演じてきた“利家とまつ”。いったい、何が起きたのか。 「お祭りでは、利家公やお松の方などを撮影するのが
混乱のなかで、よりよき未来を掴むために、 今、考えるべきことは何か。 何が起こっているのか、そして、それにどう関わるべきなのか問うために。状況に即した思考を積み上げ、開かれた議論の契機を拓く、大学改革の現場からの、現場のための大学論。 本書の編集の過程で,筆者が本題または副題へ入れるようお願いをした言葉が「現場」であった。大学に限らず個人的,社会的な実践が行われるさまざまな「現場」において,そのときそこで生じていたこと,感じられていたこと,考えられていたことを書き留めることは難しい。たいていの場合において実践そのものに注力するべきであって,それをわざわざ記録する余裕はない。しかし,あるべき像が大所高所から提示されることと同時に,「現場」の状況に即して思考を少しずつ積み上げていくことも必要である。国民国家の成立よりもはるかに古い時代から存在している,人びとが集まって真理の探究を進める大学につ
13日のニューヨーク株式市場は、記録的なインフレが長引いて金融引き締めが一段と加速し、景気が減速することへの警戒が強まり、ダウ平均株価は一時、1000ドルを超える急落となりました。 13日のニューヨーク株式市場は、アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会が14日から会合を開くのを前に、記録的なインフレが長引いて金融引き締めが一段と加速し、景気が減速することへの警戒が強まりました。 このため、朝方から幅広い銘柄が売られ、取り引き終了にかけて一段と売り注文が膨らんでダウ平均株価は一時、先週末と比べて1000ドルを超える急落になりました。 終値は、先週末に比べて876ドル5セント安い3万516ドル74セントと、ことしの最安値を更新しました。 ダウ平均株価は、先週末の10日も前日と比べて800ドルを超える大幅な値下がりとなるなど、4営業日連続で下落していて金融市場の動揺が深まっています
いつの間にか日本が、韓国やオセアニアや、ひょっとすると台湾よりも「コロナの死者を少なく抑えた国」になってた件が盛り上がっていますが、この2年間の日本の相対的評価の推移を覚えていない人も多いと思うので、雑におさらいしておきますね。 https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/KS_1013/status/1535991131845996544 ①20年3月~ 「日本は2週間後にNYになる」期この頃、武漢に続いて欧米が従来株のコロナで大惨事になりましたが、いろんな人が「日本も時間の問題で欧米のような惨状になる」と予言していました。日本批判の内容は主に「ロックダウンしないこと」と「検査数が少ないこと」でした。 実際には、早めにロックダウンを始めたように見えた欧米は既に手遅れで、なかなか感染は収まらずに死者は積み上がる一方。 一方の日本は「志村けんショック
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