ソフトドリンク消費量の増加とともに、メタボリックシンドロームや糖尿病、歯の健康や骨の脱塩など健康上の問題との関連が取り上げられたりするが、最近の研究で、コーラの過剰摂取が低カリウム血症につながることが分かったそうだ(本家記事より)。 ギリシアのヨアニナ大学のElisaf博士率いる研究チームによると、コーラ飲料に含まれるブドウ糖、果糖とカフェインの過剰摂取が、低カリウム血症を引き起こすと考えられるとのこと。低カリウム血症では血液中のカリウム濃度が低下することにより、筋力低下や脱力感などの症状が引き起こされる。研究チームがコーラの過剰摂取によって低カリウム血症が引き起こされたと思われる患者のケーススタディを行ったところ、症状は軽度の脱力感から著しい麻痺までと幅があったが、コーラを止めカリウムを投与することにより全員速やかに完全回復したとのこと。なお、ケーススタディの患者は1日のコーラ摂取量が2