りそな銀行の男性行員が、取引先の会社経営者などから私的におよそ1億5500万円を集めて運用に失敗し、資金のほとんどを消失させていたことが分かり、りそな銀行は「誠に遺憾であり、法令順守の取り組みを徹底したい」としています。 りそな銀行の調査によりますと、池袋支店に勤めていた20代の男性行員が、去年7月から12月にかけて、銀行の取引先である企業経営者など3人から、私的におよそ1億5500万円を集め、外国通貨を売買する「FX取引」などで運用していたということです。ことし1月、この行員と連絡が取れなくなったとして、資金を預けた側が銀行に事情を説明したことから問題が発覚したもので、行員はその後、自殺しました。 行員が開いていた口座には、資金はほとんど残っていないということで、顧客から集めた1億5500万円の大半は運用に失敗して失われたとみられるということです。りそな銀行は、就業規則で行員が業務外で私