先天的な障害や病気、アザなど顔に悩みを持つ人たちの体験をまとめた本が2月に出版されました。外見に大きな悩みを抱えながら、前向きに生きる姿が描かれ、多くの人の共感を呼んでいます。(おはよう日本 北條泰成ディレクター) 本で紹介された1人、富山県で暮らす、河除静香さんです。 生まれつき、顔の血管の病気のため、鼻や口が変形しています。 「なんでこんな見た目なんだろう、この見た目でなかったら、うまくいったのか」と、今でも自問自答する河除さん。幼い頃、いじめられることもありましたが、どれだけ嫌なことがあっても学校には通い続けたといいます。 しかし、そんな河除さんも思春期になって、壁にぶつかります。 「高校や短大の時、顔の症状があることで『異性の恋愛対象にならない』ことに悩んだ」と、当時を振り返ります。 それでも河除さんは短大を卒業後、お見合いを決意。しかし、結果は出ませんでした。傷つくことも