ノートル・ダム・デ・ランド、フランス、4月10日 (AP)― フランス警察は4月9日、同国西部ロワール・アトランティック県に計画していた空港建設予定地で、建設反対派が建てたキャンプの取り壊しを開始した。 警察は2500人の警官と複数の重機を投入して、同県のノートル・ダム・デ・ランドに10年程前に反対派が建設した建物などの撤去作業を開始した。これに対して反対派はバリケードを築き、火炎瓶や投石で激しく抵抗。この衝突で、反対派が1人逮捕され、警官1人が負傷した。 空港建設賛成派は、地方経済活性化のために大型空港が必要だとして計画を推進してきた。それに対して反対派は、新空港の必要性を否定。地球規模の搾取構造の象徴であるとして、建設に反対してきた。 フランス政府は今年1月、空港建設計画を破棄すると発表し、約50年に及ぶ紛争に終止符が打たれた。その際、予定地を占拠していた反対派に、春までに同地を退去す
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