同成果は、大阪大学産業科学研究所の真嶋哲朗 教授、藤塚守 准教授らの研究グループによるもの。詳細は米国の学術誌「Journal of the American Chemical Society」に掲載された。 現在の太陽光エネルギー(主に太陽電池)のコストは化石燃料と比較して高価なため、十分に広まっていない。そこで、太陽光エネルギーを利用して水素を高効率に製造できる光触媒の開発が望まれていた。 今回の研究では、紫外・可視光のみならず近赤外光にも強い吸収をもつ層状の黒リンと、数層からなるg-C3N4との2成分からなる複合体を合成。この複合体に可視光・近赤外光を照射し、複合体の光触媒作用によって、水から水素が効率的に生成できることを確認した。 また、この複合体において、黒リンが可視光・近赤外光に応答する光増感剤として働き、g-C3N4が可視光に応答する光増感剤として働くこと、ならびに黒リンとg
色の見え方は人それぞれ。中には、色の見え方が他とは違う“色覚異常”を持っている人も。しかしこの言葉に含まれる“異常”という語句が引っかかるようで、最近では用語の改定が検討されています。 「日本遺伝学会」が導入した新しい概念とは? 今年9月に「日本遺伝学会」が様々な用語の改訂を提案しました。例えば「優性、劣性」という遺伝学用語は、「顕性、潜性」に。「優・劣」という語句を、より中立性の高い言葉に直しています。 そんな今回の用語改定のなかには、過去にもネーミングが議論された「色覚異常」も。「color blindness」という英語を翻訳したため、以前は“色盲”という言葉が当てられていたのですが、最近では様々なメディアで「色覚異常」と統一されています。 しかし日本遺伝学会曰く「一般集団中にごくありふれていて(日本人男性の5%、西欧では9%の地域も)日常生活にとくに不便さがない遺伝形質に対して、『
<今年3月から医療目的での大麻使用が合法となっているドイツ。多くはカナダで生産されているが、そのカナダでは嗜好用を含む大麻の解禁が予定されている> ドイツでは今年1月の法改正により、3月から医療目的での大麻使用が合法となっている。がんや、深刻な痛みを伴う重大疾病患者が対象で、他の科学療法で効果が現れなかったことが前提条件だが、疾患の定義や、すべての治療法を試したという証明は必要なく、医師の判断により処方箋が出されることになる。ヨーロッパではほかにオランダなど複数の国々で大麻が一部合法化されている。 賛否はあろうが、もともと食品や日用品において自然派志向の強いドイツでは、医療用大麻と社会の親和性が高く、おおむね歓迎されたようだ。健康保険も適用される。しかしその結果、医療用大麻使用患者数が急増し、施行後数ヶ月の7月17日には早くも全国の薬局でほぼ在庫切れの状態になってしまったと専門誌が報じてい
集会で性暴力被害について語る詩織さん=東京都千代田区永田町2の参議院議員会館で2017年9月29日午前11時13分、坂根真理撮影 元TBS記者の50代男性ジャーナリストから、性的暴行を受けたと訴えるフリージャーナリストの詩織さん(28)=姓は非公表=が29日、真相究明などを求めて東京地裁に民事訴訟を起こしたことを明かした。提訴は28日付。 詩織さんは準強姦(ごうかん)容疑で警視庁に被害届を出したが、東京地検は不起訴処分にした…
【文字起こし掲載】「女王様の『踏み絵』――安保法制・改憲」~自由党・山本太郎議員が胸中を語る「『希望の党』に手を挙げた民進党議員で心ある人は有事には『トロイの木馬』となってくれ」 2017.9.28 2017年9月28日(木)18時30分より東京都新宿区の新宿駅西口地下にて、山本太郎参議院議員の街頭演説が行われ、IWJ記者が、直撃取材を行った。 ――今回の展開について 山本議員「はっきり言って、信用できる政党があると思わない方がいいです。党ではなくて政治家も。信用できる政治家もいると思わない方がいい。思ったら間違いの始まりです。 小池氏の政治観、今まで言ったことや文について、引っかかる部分が多いリベラルの方って多いと思います。はっきり言って私もその一人です(笑)。だけど現実問題として、あれだけTVでパワープレイをされたら、今の状況が何かによってひっくり返るとは考えづらいです。だからまず、安
This report looks at how a war in the Korean Peninsula could start and what might happen should it break out. Watch launch event Executive Summary The UK government should continue to work with others to intensify international sanctions on North Korea and to support efforts to achieve nuclear restraint through diplomatic means. War is now a real possibility. With North Korea making rapid progress
衆議院は今日28日解散され、野党第1党の民進党は、27日に発足したばかりの「希望の党」に吸収されて消滅しようとしています。きわめて奇妙な現象と言わねばなりません。何がそうさせているのでしょうか。 キーワードは「安倍政権の終焉」です。前原民進党代表の「どんな手段を使ってでも、どんな知恵を絞ってでも安倍政権を終わらせよう」(27日)という言葉がそれを端的に示しています。 前原氏だけではありません。共産党の志位委員長はじめ野党はすべて「安倍政権を倒す」の1点で「共闘」してきました。「革新的」メディアもまた、「今必要なのは「反安倍」で結集」(27日付沖縄タイムス)することだと後押ししてきました。 小選挙区制という非民主的な選挙制度の下では、自民党に対抗するには野党が1つになるしかない、というのは単純な論理です。「当選」を至上命題にするなら、「政策の一致」など建前(二の次三の次)で、とにかく1つにな
希望の党代表の小池百合子東京都知事は29日、都庁で記者会見し、日本維新の会代表の松井一郎大阪府知事と大村秀章愛知県知事と30日に大阪市内で会談することを明らかにした。会見の詳報は次の通り。 ◇ 「まず明日30日ですが、午後6時、大阪におきまして東京、愛知、大阪の3知事による会談を行います。『東海道メガロポリスの連携』『三都物語』ということで、松井知事、大村知事、そして私、3知事が連携し、真の地方分権、しがらみのない改革、そして成長戦略、日本経済の大きな大動脈になるという観点から、3都府県で連携していくということで、大阪にて集合するということになっています」 --民進党の前原誠司代表が「(民進党から希望の党に)公認申請すれば、排除されない」と発言したことに関し、小池氏は「安全保障、憲法改正で一致した人のみ公認する」と明言している。前原氏をだましたのか? リベラル派大量虐殺なのか? 「前原代表
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