製作国 フランス 公開年 1972 監督: ジャン=ピエール・メルヴィル 出演: アラン・ドロン カトリーヌ・ドヌーヴ リチャード・クレンナ リスボン特急(原題:Un Flic)は、フィルム・ノワールと呼ばれるフランスのギャング映画の巨匠、ジャン=ピエール・メルヴィルの遺作となった作品です。 ジャン=ピエール・メルヴィル監督の晩年の3本のギャング映画、『サムライ』 (1967)、『仁義』 (1970)、『リスボン特急 』(1972) はすべてアラン・ドロンが主演していますが、 これら3本の作品の内、最も完成度が高いのは『サムライ』でしょう。 『サムライ』は、タイトルから始めて細部までメルヴィル監督一流の「男の美学」があますところなく表現されている素晴らしい作品で、この作品については、また別の機会に取り上げたいと思います。 ドロンがメルヴィルと組んだ2本目の作品である『仁義』もかなり面白い作
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