夏には大規模な調査隊が西南極スウェイツ氷河へ向かう。米国立科学財団と英自然環境研究会議の共同プロジェクトで、世界中から100名以上の科学者が参加する。 スウェイツ氷河はほかの氷をせき止める栓のような働きをしている。したがって、これが崩壊すればせき止められていた氷が滑り出して海へ落下し、海面の上昇につながることだろう。 声明によれば、「スウェイツ氷河が急激に変化していることが人工衛星から確認」されており、「海面上昇の速さや程度」といった重要な問題をはっきりさせるためにデータを収集する必要があるという。 2. 新しい氷の地図を作成(アメリカ) 2018年9月、NASAは極地を観測する地球観測衛星「ICESat-2」を打ち上げた。観測衛星は季節による氷の厚さの変化を計測することを目的としており、0.5センチ単位というごくわずかな厚さの変化でさえ検出できる。 打ち上げ以来、ICESat-2は日々1
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