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ブックマーク / blog.tinect.jp (104)

  • 理不尽なシステムやパワハラって何で生き残り続けてるの?と思った人に読んで欲しい話

    筆者はジョージタウン大学マクドノー・スクール・オブ・ビジネス准教授である。 彼女は書を通じて、失礼な態度がどれだけ組織の生産性を落とすのかを述べている。 書はこの記事を執筆している時点でAmazonレビュー☆4で、519個と非常に多くのレビューがなされている。 それもあって僕は物凄く期待して書を読み進めたのだが、大変申し訳無いが読後感は微妙であった。 「無礼は人の心を傷つけるよね」 「その悪影響は数値にも出ています。無礼な奴のせいで組織の生産性がこんなにも落ちるのです!」 「だからみんな、礼儀正しくなりましょう」 僕がこのを正しく読めていないだけなのかもしれないが、少なくとも僕がこのを読んで伝わったメッセージはこれ・だけである。 そしてこれに関する感想は以下のものだ。 「頭の中がお花畑すぎる…」 「ひょっとしてこの人、道徳の授業をすれば世の中からイジメが無くせるとでも思ってんのか

    理不尽なシステムやパワハラって何で生き残り続けてるの?と思った人に読んで欲しい話
    gogatsu26
    gogatsu26 2022/03/02
    “アイヒマンの姿をみて、ユダヤ人の哲学者であるハンナ・アーレントは悪という概念を以下のように定義づけた 「悪とは、システムを無批判に受け入れることである」 実に重い言葉である。”
  • いつも他人のせいにしていると、自由を失う。

    あまり気軽にできるモノではないのだが、ぜひとも一度経験してみてみて欲しい事の一つに入院がある。 入院は凄い。 何が凄いかって当に、心の底から一刻も早く退院したくなるのだ。 毎日寝てて、全て家事のようなものは他人が代行してくれ、何もしないでも一日三が提供される。 こう文字に書き起こすと「この生活で文句を言うのは筋違いにも程があるだろう」というような待遇であるにも関わらず、入院中の苦痛は筆舌に尽くし難いものがある。 不自由は不幸だ なんでこんなにも入院は辛く厳しいのか。 医療関係者である自分がこんな事をいうのもアレなのかもだが、病院という場所がこの世で最も”不自由”を感じる場だからなのではないかと自分は推測している。 「肥った豚より痩せたソクラテスでありたい」という有名な言葉があるが、この言葉が示すように不自由というのは全てがお膳立てされた環境下であってもシンドイもので、自由は寒く虚しいも

    いつも他人のせいにしていると、自由を失う。
    gogatsu26
    gogatsu26 2021/12/17
    “「カワイソウな私」を演じることに夢中になったり、被害者ポジションを死守して相手を逆に攻撃仕返し続けたりなどしたら…その人生は果たして”自由”だろうか? むしろ加害者に影響されるままの人生を歩み続…”
  • 単純な平均ではない?ビジネスパーソンの必須知識「日経平均株価」、そしてTOPIXとの違いとは

    10月に、バブル崩壊後の最高値圏で推移していた日経平均株価が、12年ぶりの8日続落となったことが話題になりました。 実体経済と株価の動きが大きく乖離しているという指摘は少なくありませんでしたが、株式市場の動きを日々ウオッチしなければ、景気の変調の兆しを見過ごすことにもなりかねません。 日の代表的な株価指数である日経平均株価とは何か。企業経営に関わる人間にとって最低限必要な知識と、その見方について説明します。 算出方法や構成銘柄の入れ替え方法、TOPIXとの違いについても触れていきます。 日経平均株価とは 定義 日の代表的な株価指数のひとつであり、日経済新聞社が公表しています。 「日経225」や「日経平均」とも呼ばれます。 日経平均株価は東証1部に上場する225社の株価をもとに算出され、東京市場の立会内取引の時間(午前9時~11時半、午後0時半~3時)において、5秒間隔で配信されます(

    単純な平均ではない?ビジネスパーソンの必須知識「日経平均株価」、そしてTOPIXとの違いとは
  • 中国では、物乞いにすら「努力」が求められる。

    「プリンターの設定、俺分からないからやっといて」 自分が会社勤めをしていた頃、ネットやPCに弱い先輩からたびたび言われた、そんな言葉。 上下関係が厳しい社風だったためノーという答えは許されず、心の中ではいつもこう思ってた。 「このオッサンは、中国の物乞いたちの爪の垢を煎じて飲むべきだ」 ハイテク国家中国では、今どきITを駆使できなければ生活上のあらゆるサービスが受けられず、それは物乞いもまた然り。 というか、キャッシュレスが進みすぎて誰も小銭なんて持っていないため、最低限スマホ決済くらい使えないと施しを受けられない。 ゆえに、中国の物乞いはハイテクと縁遠い存在かと思いきや、首からQRコードをぶら下げて「ウィチャットペイでもアリペイでも大丈夫だ!」くらいのことは言ってくる。 それにひきかえ、日で正社員という恵まれた地位にあり、ヒマも存分に持て余しているあなたが努力をせず、部下に丸投げとは何

    中国では、物乞いにすら「努力」が求められる。
    gogatsu26
    gogatsu26 2021/11/15
    “キャッシュレスが進みすぎて誰も小銭なんて持っていないため、最低限スマホ決済くらい使えないと施しを受けられない”
  • 「富の再分配は必要かもだけど、自分が損をするのは嫌だ」というのがみんなの本音

    町山智浩さんの『それでも映画は格差を描く』(インターナショナル新書)というの冒頭に、こんな話が出てきました。(『「貧しさゆえの犯罪」をどう考えるか』という小見出しがついています) 日でもたった148円の余裕もなくなっています。 「お金は持っていないけど、いたか」。 22日午後11時ごろ、男は佐賀市内のコンビニに陳列されたクッキーを手に取り、店員にこう言った。店員は「待ってください」と呼び掛けたが、男はクッキーを手にしたまま店外へ。男性店員が取り押さえた。 佐賀南署がクッキー1個(販売価格148円相当)を盗んだとして、盗みの疑いで逮捕した無職の男(65)。酒を飲んでいたが所持金はなく、身元を証明する運転免許証なども持っていなかった。 男は「おなかがすいていたので万引した。我慢できなかった」と話しているという。住所も分からず、逃走の恐れがあると判断せざるを得なかったが、南署幹部は「クッキ

    「富の再分配は必要かもだけど、自分が損をするのは嫌だ」というのがみんなの本音
    gogatsu26
    gogatsu26 2021/11/04
    “「弱者救済」「移民の受け入れ」「社会保障のさらなる充実」が、経済成長の停滞とともに、限界を迎えている”
  • 資本主義の本質的な強さは、「無私」も「利他」も必要としないこと。

    「環境・社会問題の解決は儲からない」はすでに過去の話 少し前に行われた、「ESGアクセラレータープログラム」に、協賛企業として参加した。 理由の一つは、私自身がESG(環境・社会・ガバナンス)に興味があること。 そしてもう一つは、「ESGは儲かる」というメッセージを面白いと感じたからだ。 上の動画では、国内ESGにおける第一人者、夫馬さんが 「『ESGは儲からない』とか言っていると、世界で恥ずかしい思いをする」 とバッサリ切っている。 夫馬さんは著書の中でも、アップル、ゴールドマン・サックス、ウォルマート、ユニリーバ、P&G、ネスレ、スターバックス、イケア、ジョンソン・エンド・ジョンソン、ナイキ、マイクロソフト、H&M、UBS、SAPなど、名だたる企業がすでにESG経営にかじを切っていることに触れ、 「環境・社会への影響を考慮すると利益が増えると考えることはウォールストリートではもはや常識

    資本主義の本質的な強さは、「無私」も「利他」も必要としないこと。
    gogatsu26
    gogatsu26 2021/11/02
    “資本主義では、野心に富む人が、自分のために、自分が儲けるために、とにかく仕事をする。 「誰かがやってくれる」のを待つことはない。 だから、資本主義の問題解決力は非常に高い。”
  • 人は、身銭を切らせたときに、はじめて本音が出る。

    かつてコンサルタントだったころ、私は会社の命を受けて、何回か「新規事業」の立ち上げを試みたことがある。 ほとんどは失敗したので、新規事業の立ち上げについて、偉そうなことは何も言えない。 ただ、その経験は、決して無駄ではなく、大変役に立った。 特に、私の中に残ったのは、「「買いたい」という言葉が、まったくあてにならなかった」ことだ。 * 私が初めて新規事業を立ち上げようとした時のこと。 私は一般的な教科書に載っている通り、事業計画を作り、そして、市場調査を次に行った。 具体的に言えば、新しい商材に関して、「アンケート」と「ヒアリング」をマメにやった。 「こんな商品があったら、これくらいの価格で買いますか?」 「こんなサービスについて、どう思いますか?」 「このような商材は、貴社のニーズを満たしますか?」 といった具合だ。 この段階で、反応は極めて良かった。 「ほしい」 「買いたい」 「ニーズ

    人は、身銭を切らせたときに、はじめて本音が出る。
    gogatsu26
    gogatsu26 2021/10/22
    “私はそれを聞いて、「人が言うことと、人が実際にやることって、大きく違うのだな」と思った。”
  • 「上司批判」を口にする人たちの気持ちが、よくわかった。

    哲学者らしい、皮肉たっぷりのだったが、なかなか楽しめた。 一言でいうと、「オルタナティブ」や「カウンター・カルチャー」と呼ばれる、いわゆる反体制思想は、ロクなもんじゃない、と言う主張をこれでもかと詰め込んだだ。 忙しい人は、最後の「結論」だけ読めば十分だと思う。 ちなみに、なぜロクなものではないのか、抜粋すると、次の3つになる。 ・反体制は、多くの場合「反逆」をウリにして、自分の地位をあげようとしているだけ ・反体制は、社会問題の原因をすべて「現在の体制が悪い」に押し付けるので、目の前の社会問題の解決に役立たない ・グローバリゼーションや、市場を否定するだけで、その有用性には目をつぶっている これらをどう思うかは、各人に委ねる。 が、私の場合は、昔ともに仕事をした、上司批判を繰り返す、一人のオジサンを思い出した。 たぶん、企業でも同じことが言えるのだ。 * ある電機メーカーの仕事をした

    「上司批判」を口にする人たちの気持ちが、よくわかった。
    gogatsu26
    gogatsu26 2021/10/16
    “「反体制」を気取る人たちの気持ち。 それでも、そういった人たちを利用する、やり手がいる”
  • 「共働きでも、やっぱり男性には稼いでほしい」という女性の要求は、至極まっとうなもの。

    ある日の夜、いつものようにまとめサイトを徘徊していたところ、興味深い記事を見つけた。 「夫婦共働きが一般的なこの時代、男に収入を求めるのは女の甘え」という主旨だ。 そこには、 「なんで男に年収600万を求めるの? それぞれが300万稼げばいいじゃん。自分が300万稼げるようになろうとは思わないのに、男に家事育児を半分分担しろっておかしくね?」 という意見が書き込まれていた。 そして、「当それ」「自分は働かないくせに男には働けってワガママだよな」「男に高収入を求められるほど自分に価値があると思っているのか」といった辛らつなコメントが並ぶ。 なるほど、男性視点では、「男女共働きが当然」と「女性が男性に経済力を求める」のは筋が通らないように思えるのか。 でもそれはね、おかしくないんだよ。 女性視点では、むしろ「当然」の要求なんだ。 というわけで、「なぜ夫婦それぞれが300万稼いで世帯収入を60

    「共働きでも、やっぱり男性には稼いでほしい」という女性の要求は、至極まっとうなもの。
  • 面倒な人の欲求を「察してあげる」と、増長してさらに扱いづらくなる

    先日タイムラインで、こんなツイートを見かけた。 1万に迫るいいねがついているあたり、いかに多くの人が共感したのかがわかる。 かくいうわたしも、そのひとりだ。 昔は不機嫌な人にあたると、「え?何かした?ごめんなさい!」と思ってたけど、最近は「え、その態度やと全然不満ポイントわからんから、進めますね〜」って感じになってきてしまった…わからないことを勝手に察しようとしない、先回りすることが逆にウザかったりもするからね… — りょかち (@ryokachii) 2021年7月6日 けんすうさんが指摘しているように、「まわりが察することで面倒な人が増長してさらに扱いづらくなる」というのは、結構あるあるだ。 「面倒な人とうまく付き合っていこう」とその人に合わせてしまうのは、長期的に見ると、実は『悪手』だったりする。 マネージャーに無視されるようになった理由 昔働いていた家具屋で、いままであまり関わりが

    面倒な人の欲求を「察してあげる」と、増長してさらに扱いづらくなる
    gogatsu26
    gogatsu26 2021/07/30
    “面倒な人へは「取り合わないけど腫れ物扱いしない」が最適解”
  • 悪い社長の、社員掌握術

    ちょっと前に、マイナビさんのアルバイト情報メディアに寄稿しました。 タイトルは、低賃金でパワハラが横行しているのに、人が辞めない会社。一体なぜ? 内容を端的に言うと、不思議なことに「低賃金」「長時間労働」「パワハラ横行」と、離職率が低いことは両立するという話です。 「会社を辞める」と言う選択肢は、待遇の悪さとは、別の話なのです。 つまり、会社の愚痴が多い人に、「嫌ならやめりゃいいじゃん」と言うのは、あまり意味がない。 むしろ「それができれば苦労しないよ」と、反発される。 待遇が悪い会社の社員に限って、そもそも「辞める」が選択肢に入らないケースも多いのです。 それは上の記事でも述べましたが、「昭和型」の会社で顕著です。 昭和型の会社とは、 ・新卒が中心 ・保守的な人を重視して採用 ・昇給は毎年かならずやる、だがほんの少しずつ ・長時間労働 という特徴を備えた会社のこと。 そこでは、「生かさず

    悪い社長の、社員掌握術
    gogatsu26
    gogatsu26 2021/07/29
    “不思議なことに「低賃金」「長時間労働」「パワハラ横行」と、離職率が低いことは両立するという話です。 「会社を辞める」と言う選択肢は、待遇の悪さとは、別の話なのです。”
  • 脳に電極を突き刺して刺激したら精神疾患が治ったという話

    書は脳に電極を突き刺し、電気で刺激を与える治療の創始者であるロバート・ヒースの生い立ちを追ったものである。 「脳に電極を突き刺す」だなんて…いかにもマッド・サイエンティスト的だが、実はこの深部脳刺激(DBS)という治療はいま現在最もホットな治療法として注目を集めているものだ。 今まで治療法が無かった精神疾患や神経疾患に対して抜群の効果があるとの事でかなり真剣に協議されているのだという。 書の主人公ともいえるロバート・ヒースがこの治療法を始めたのは今から60年近く前の1950年代だ。 そしてその治療内容が実に凄い。 何が凄いって治療を通じて人間の人格すら変革させているのである。 多くの読者は冒頭に出てくる”治療された”同性愛者の姿をみてぶったまげるだろう。 同性愛者に深部脳刺激(DBS)を用いて治療すると、なんと異性愛を目覚めたというのである。 脳に電極をぶっ刺して刺激すれば、人間は性的

    脳に電極を突き刺して刺激したら精神疾患が治ったという話
    gogatsu26
    gogatsu26 2021/07/13
    “「脳に電極を突き刺す」だなんて…いかにもマッド・サイエンティスト的だが、実はこの深部脳刺激(DBS)という治療はいま現在最もホットな治療法として注目を集めている”
  • 「面倒なヤツは相手にしない」という、世の趨勢。

    「面倒な客」に対処はするが、相手はしないアマゾン Twitterで、「アマゾンの置き配はすごい」という記事が話題になっていた。 アマゾンの「置き配」、じつは「クレーム対応」に“ヤバすぎる秘密”があった…! 当然のことながら荷物を置きっぱなしにすることで、盗まれる、壊れる、雨に濡れてダメになるなどのケースが発生します。アマゾンはそれを前提にしてしまったうえで100%補償したほうが安いじゃないかと考えたわけです。 つまりAmazonの理屈を単純に言うと 「置き配が標準だよ。トラブル起きたら代品送るよ。いらないならとりあえず金は返すよ。」 つまり、トラブルは一定確率で起きる、と言うのが、標準なのだ。 ただ、そのような対応を嫌がる人もいる。 Twitterには、「信用できない」とか、中には「誤配を謝罪せよ」というコメントもあった。 ご不快の念をおかけし申し訳ございません。 配送業者がAmazon

    「面倒なヤツは相手にしない」という、世の趨勢。
    gogatsu26
    gogatsu26 2021/07/05
    “「面倒な客の相手をするコストよりも、交換のコストのほうが低い」という話なのだ。 「面倒なヤツの相手してる時間」は、とてももったいない”
  • MRという仕事が不要となってしまった理由を話す。

    製薬会社の営業の人のことを業界内ではMRと呼称している。Medical Representativeを略したものである。 最近、安達さんがそれと一部関係する話題(「ピーター・ドラッカーの言う「販売が不要の世界」がやってきた」(5月14日)をアップされ、その稿で、最近、医療の現場でMRさんが減ってきていることを論じていた。 それで、少し昔のことなども含め私見を書いてみたい。 わたくしが研修医の指導をしていたもう40年以上前のこと、ある製薬会社のMRさんが中年の男性から若い女性に代わった。 その若いMRさんがミニスカートで研修医ルームなどに訪室するようになった途端、研修医が使う降圧剤が一斉にその若きMRさんの会社の薬に代わってしまった。 医局長がお前ら何をやっているのだ!と烈火のごとく怒っていた。 すくなくともこの当時、MRさんは自社の販売促進に効果があったわけである。 但し、自社製品の優秀さ

    MRという仕事が不要となってしまった理由を話す。
  • 「自分の無い中年」というと不幸に聞こえるかもしれないけれども、実際はそうとも限らないみたいですよ。

    「若者」の季節が終わり、「中年」の季節が始まる。そしてだんだん慣れていく。 40代前半ぐらいの頃、私は自分が若者から遠ざかり、若者ではない何かに変わっていくことに驚いていた。 変わっていく自分自身が興味深くて、気づきもたくさんあって、だから私は当時の心境を一冊のにまとめた。 若者でなくなった喪失感がないわけではないけれども、中年は中年で得るものがあり、まんざら悪い境地でもないことが、当時の私にはすごく新鮮に感じられたものだ。 歳を取るというのは決して悪いことばかりではありません。 若さが失われるかわりに、昔はわからなかったことがわかるようになり、知識や経験が蓄積していく側面を伴っています。 中年になればこそ、できること、やりやすくなることもたくさんあります。 「歳を取りたくない」「若者のままでいたい」と考えてしまう人たちが思うほどには、未来は絶望的ではありません。 それから数年が経過して

    「自分の無い中年」というと不幸に聞こえるかもしれないけれども、実際はそうとも限らないみたいですよ。
    gogatsu26
    gogatsu26 2021/06/18
    “熊代 亨”
  • いい年した大人の『何者かになりたい』という感覚は、けっこう厄介。

    シロクマ先生から、先日出版されたを送っていただいた。 タイトルは「何者かになりたい」。 ちょうど一年ほど前に、先生から寄稿された記事の続編と考えたらよいのかもしれない。 「何者かになりたい」という望みはまだ死に絶えてはいなかった 「えっ? その……『何者かになりたい』って気持ちって、今の若い世代にも通じるんですか?」 私がそう問い直すと、彼は 「そういう気持ちを持っている人はまだいますし、私にも『何者かになりたい』気持ちはあります。」 とはっきり答えてらっしゃった。 「何者かになりたい」という欲求は、まだ死に絶えてはいなかったのか。 (Books&Apps) 上の記事では、先生は「大人にばれないように「何者かになりたい」と熱望する若者には共感しかない。」と締めくくっていた。 * さて、私が「何者かになる」というフレーズに出会ったのは、2012年に出た、朝井リョウ氏の著作が初だった。 直木

    いい年した大人の『何者かになりたい』という感覚は、けっこう厄介。
    gogatsu26
    gogatsu26 2021/06/18
    “安達 裕哉”
  • 「思いやり」が、しぜんな流れで「同調圧力」になっていく経緯を書く。

    「なんで海外に行ったの?」と聞かれるたびに、わたしは「同調圧力がイヤで日を飛び出した」と答えている。 同じような理由で海外に飛び出した人は、少なくない。 日に住み続けている人でも、「みんないっしょ」という考えに抵抗感をもっている人は、たくさんいるんじゃないだろうか。 ではその『同調圧力』ってやつは、いったいどこから生まれ、どうやって広がっていくのだろう? 今回は、去年経験した「新作ゲームのネタバレ自重」をテーマに、『同調』が『圧力』になっていった経緯を思い返していきたい。 「ネタバレ」で嫌な思いをしないための平和的な住み分け ゲーム界隈では、シリーズの新作や続編、大型アップデートが発表されると、タイムラインがお祭り騒ぎになる。 有給を取るのは朝飯前、発売直後は限界まで寝ずにぶっとおしプレイなんて言わずもがな、数日分のカップラーメンをストックするのだ。 ……とはいえそんなガチ勢は少数派で

    「思いやり」が、しぜんな流れで「同調圧力」になっていく経緯を書く。
  • 多くの人は「人脈」を「困った時に頼れる人たち」だと勘違いしているが、実はそうではない。

    もう随分と前の話だが、金融機関に勤める友人から「起業を考えている」と相談をされたことがある。 聞けば、自分の専門領域でコンサルのような仕事をしたいのだが、なかなか思い切りがつかないということのようだった。 「やっぱり日って、人脈がないと事業って成功できないと思うんだよ。」 「よく言うだろ。得意客で人脈と思ってたのに、会社をやめた途端に手のひらを返されるとか。」 要するに、十分な仕事を取れるかどうか。 もしくは会社のカンバンを失っても自分は通用するのかどうか心配なので、客観的な意見を聞きたいと言うことのようだった。 彼はプライベートの友人なので、ビジネスパーソンとしてどの程度の活躍をしているのか正直よく知らない。 しかし短い会話の中で、なんとなくわかったことがある。 彼は、「人脈」というものを勘違いしている。 「人脈と思ってたのに、会社をやめた途端に手のひらを返される」 などという「俗説」

    多くの人は「人脈」を「困った時に頼れる人たち」だと勘違いしているが、実はそうではない。
  • 仕事において、人を最も傷つけるのは「君は、もう何もしなくていい」という言葉。

    仕事において、最も相手を傷つける言葉は、実は、「バカ」とか「間違っている」とか、「やりなおせ」とか、そういった否定的な言葉ではない。 もちろん、「バカ」という上司も困りものだし、言われたら傷つく。 しかし、古いタイプの上司だと、言葉のあや、ということもあるし、間違ってる、やり直せ、そういった言葉も、文脈次第だが、期待を込めて言っているときもある。 では、どんな言葉が最も人を傷つけるのか。 実は、一番ひどい言葉は、ため息をついて、「もういいよ」とか、「君は、何もするな」ということだ。 失望を表明して、無能と断じ、仕事を取り上げてしまうのが、いちばん、人を追い込む。 * 「無能」とは、成果を出す能力の欠如のことをいう。 そして上で述べたように、現代では働く人にとって「無能」の通告こそ、最もアイデンティティを揺るがされる事件だ。 昔、とある企業の現場で、 「あなたは、ほんとに何の役にも立たないな

    仕事において、人を最も傷つけるのは「君は、もう何もしなくていい」という言葉。
  • 安達 裕哉

    記事のカテゴリー お知らせ 経営者向け 管理職向け ビジネスパーソン向け 専門職向け 非営利セクター 学生向け 女性向け 子育て世代向け 娯楽・趣味雑談・コラム まとめ・振り返り English articles 著者:安達 裕哉 野心という、きわめて貴重な資質の持ち主について。 安達 裕哉 2024/07/11 10,591ビュー 88 0 33 書かせると、仕事の能力がすぐにわかる 安達 裕哉 2024/07/04 61,784ビュー 272 0 546 日人は「無能な同僚」がとても嫌い。 安達 裕哉 2024/06/28 19,098ビュー 124 0 48 生成AIを利用するのがヘタな人と、ウマい人の差はどこにあるのか? 安達 裕哉 2024/06/12 9,387ビュー 73 0 21 「失敗するかもしれないから、やらない」という発想自体が、すでに失敗。 安達 裕哉 2024/

    gogatsu26
    gogatsu26 2021/04/03
    BOOKS & APPSオーナー安達裕哉氏の記事