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  • 「第2バチカン公会議」60年目の現状 : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2022年10月15日06:00 カテゴリカトリック 「第2バチカン公会議」60年目の現状 ローマ・カトリック教会は今月11日、第2バチカン公会議開催60周年を迎えた。カトリック教会の現代化(アジョルナメント)を決定した公会議として、その後の教会の基的路線となったといわれてきた。ヨハネ23世が開始を決め、パウロ6世が継続して3年間余りの協議の末決められた改革は60年後の今日、「教会は何も変わっていない。旧態依然だ」という失望の声が聖職者や信者たちの間から聞かれる。ヨハネ23世が始めた第2バチカン会議(1962年10月11日〜65年12月8日)の狙いはどこにあったのか、もう一度振り返ってみた。 ▲第2バチカン公会議のオープニングに参加する公会議教父たち(バチカン・ニュース2022年10月10日より) ▲ヨハネ23世の銅像、手や唇周辺は色が剥げている(2013年9月26日、ヨハネ23世の生家

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    gogatsu26 2022/11/01
    “ヨハネ23世が始めた第2バチカン会議(1962年10月11日~65年12月8日)”
  • プーチン大統領と「ロシア国民」は別 : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2022年10月08日06:00 カテゴリロシア プーチン大統領と「ロシア国民」は別 中国の習近平国家元首は「中国共産党政権と中国人民は別」という論理を非常に嫌っている。習近平国家主席は2020年9月3日、抗日戦争勝利75周年記念の座談会で演説し、中国共産党と人民を乖離する試みについて警告を発している。それゆえに、「党と人民は一体」と繰り返し、それを否定しようとする者がいたら猛反撃する。中国共産党の「一党独裁政治」の現実が白日のもとに暴露され、支配体制の正統性を失ってしまうからだ(「習近平氏が恐れる『党と人民は別』だ」2020年9月8日参考)。 ▲ロシアのプーチン大統領(クレムリン公式サイトから) それでは、その中国共産党政権と密接な関係を有するロシアのプーチン大統領はどうだろうか。欧米社会から激しい批判と制裁を受けているプーチン氏は、「西側世界の攻撃に対してロシア民族の結束」を国民に呼び

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    gogatsu26 2022/10/09
    “(プーチン大統領)とロシア国民は一緒だ」といった論理はプーチン氏の口から飛び出さない。ロシア軍のウクライナ侵攻という冒険も「プーチン氏の世界」から飛び出したものであり、ロシア国民の願いからでない”
  • ウクライナ軍攻勢、ロシア軍敗走? : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2022年09月13日06:00 カテゴリウクライナ ウクライナ軍攻勢、ロシア軍敗走? ウクライナ情勢が激変する兆候が見られだした。ロシア軍のウクライナ占領が近づいたのでなく、ウクライナ軍がロシア軍に占領された領土を奪還してきたのだ。ウクライナのゼレンスキー大統領は11日、「イジュームやウクライナ東部ハルキウ(ハリコフ)州の小さな都市バラクリアがわが軍によって解放された」と表明した。ウクライナ軍の発表では「奪還された領土の広さは約3000平方キロになる」というのだ。 ▲ロシアの首都モスクワ875周年を記念するシテイ・デーで演説するプーチン大統領(2022年9月10日、クレムリン公式サイトから) ロイター通信やAFP通信はその状況を感動的に伝えている。「バラクリヤの中心に再びウクライナ国旗がはためく。ハルキウ北東部の小さな町は、ウクライナ軍が奪還した最初の町であり、ロシア軍が3月下旬にウクラ

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    gogatsu26 2022/09/14
    “独裁的な軍の指揮体制は即断は可能だが、情報が正しく上に伝えられない、という大きな欠陥がある”
  • 「聖母マリアの被昇天」に思う事 : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2022年08月16日06:00 カテゴリカトリック 「聖母マリアの被昇天」に思う事 8月15日は日では「終戦記念日」だが、ローマ・カトリック教会では「聖母マリアの被昇天」で、カトリック教国では公式の祝日だ。オーストリアの場合、土曜日(13日)、日曜日(14日)の週末に月曜日の15日の「聖母マリアの被昇天」が続くから、3連休となった。キリスト信者ではない人も1日祝日を提供してくれた聖母マリアに感謝の思いが湧く日となった。 ▲「聖母マリアの被昇天」を報じるバチカンニュース 「聖母マリアの被昇天」とは、イエスの母マリアが霊肉と共に天に昇天したという日を意味し、ローマ法王ピウス12世(在位1939〜58年)が1950年、世界に宣布した内容だ。聖書にはどこにもそのようなことは記述されていない。その意味で、キリスト教会の伝承に基づいた教義だ。聖母マリアの処女懐胎を祝う「聖母マリアの無原罪のみ宿り」

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    gogatsu26 2022/08/17
    “聖母マリアは罪なき神の子イエスと同じ立場となり、「第2のキリスト」という信仰告白が生まれてくる一方、キリストの救済使命の価値を薄める危険性が指摘されてきた”
  • 「英雄」を必要とする国は不幸か? : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2022年07月06日06:00 カテゴリウクライナ 「英雄」を必要とする国は不幸か? 歴史的人物の評価は時代の政治情勢や国、民族によって大きく変わるものだ。「英雄」と生まれた人はいないが、全ての人々、国から「英雄」と称えられるような人物はそう多くはいない。以下、「英雄」と呼ばれてきた歴史的人物を少し振り返ってみた。 ▲キーウにあるボフダン・フメリニツキーの銅像(ウキィぺディアから) ウクライナには少なくとも2人の民族解放者、英雄と呼ばれる歴史的人物がいる。1人は民族主義者ステパーン・バンデラ(1909年〜1959年)、もう1人はボフダン・フメリニツキー(1595年〜1657年)である。 バンデラについては前日のコラム(「バンデラはウクライナ民族の英雄か「2022年7月4日参考)で紹介した。バンデラは1929年、ウクライ民族主義者組織(OUN)に入党し、民族解放運動指導者(UPA)となり、

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    gogatsu26 2022/07/14
    “ブレヒト(1898年~1956年)は「Unglucklich das Land, das Helden notig hat.」(英雄を必要とする国は不幸だ)と述べたが、「英雄」を必要としない国、民族が過去、存在したことがあっただろうか”
  • 解任された駐独ウクライナ大使 : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2022年07月11日06:00 カテゴリウクライナドイツ 解任された駐独ウクライナ大使 「平時」での人事とは違い、「戦時」での人事はその戦争での戦果の有無が決め手となることが多い。ロシアのプーチン大統領も軍をウクライナに侵攻させて以来、戦果のない軍司令官や関係閣僚を更迭したり、解任してきた。その点、ウクライナのゼレンスキー大統領はチーム精神というか、現閣僚チーム結束して軍事的に圧倒するロシアと戦ってきたこともあって、これまで大きな人事はなかった。ところが、そのゼレンスキー大統領は9日、欧州連合(EU)で最も知られた外交官の解任を決定したのだ。駐独のウクライナ大使、アンドリーイ・メルニック氏だ(同時に、在ノルウェー、チェコ、ハンガリー、インドの4カ国駐在の大使が人事された)。 ▲駐独大使を解任されたウクライナのメルニック氏(ウィキぺディア) メルニック大使(46)はウクライナ戦争の勃発後、

  • 核兵器禁止条約の「理想」と「現実」 : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2022年06月17日06:00 カテゴリ国連記者室 核兵器禁止条約の「理想」と「現実」 ローマ・カトリック教会の総山、ローマ教皇庁を訪問する日の要人が増えてきた。岸田文雄首相は5月4日、バチカンを訪問し、フランシスコ教皇を謁見したばかりだが、今月15日には国連事務次長で軍縮担当上級代表の中満泉氏がフランシスコ教皇を謁見した。中満事務次長は2017年から軍縮担当事務局を率いている。国連事務局に所属する同部門は、核兵器の拡散を制限し、核兵器、生物兵器、化学兵器の分野で軍縮を促進する任務を負っている。 ▲フランシスコ教皇と会談する国連事務次長の軍縮担当上級代表中満泉氏(2022年6月15日、バチカンニュースから) 今月21日から開始される核兵器禁止条約(Treaty on Prohibition of Nuclear Weapons=TPNW)の最初の締約国会議がウィーンのオーストリアセン

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    gogatsu26 2022/06/20
    “15日には国連事務次長で軍縮担当上級代表の中満泉氏がフランシスコ教皇を謁見”
  • 「クリスラム」と「アブラハムの家」 : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2022年01月19日06:00 カテゴリキリスト教ユダヤ人 「クリスラム」と「アブラハムの家」 クリスラム(Chrislam)という言葉をご存じだろうか。キリスト教とイスラム教を合わせた合成語で、新しい混合宗教の名前だ。そのような新しい宗教の創設が計画されているという。この話は当方には初耳だった。事実となれば、非常に興味深いが、どうやらフェイクニュースだ。 ▲「アブラハムの家族のハウス」の完成予想図(オーストリア・カトリック教会公式サイトから) バチカンニュース(1月17日)によると、エジプトの裁判官モハメド・マフムード・アブデル・サラム氏は、「そんな計画は存在しない。フェイクニュースだ」と主張している。同氏によると、アブダビで署名された「人間の友愛に関する文書」とアラブ首長国連邦(UAE)で建設中の「アブラハムの家族の家」プロジェクトに対する偽情報キャンペーンだという。バチカンの報道機

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    gogatsu26 2022/01/31
    “どうやらフェイクニュースだ。”
  • 中国ネットユーザーの心捉えた「曲」 : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2021年11月23日06:00 カテゴリ中国 中国ネットユーザーの心捉えた「曲」 「壁」にはいろいろある。第2次世界大戦後、東西両欧州を分断してきた“鉄のカーテン”は1989年6月、ハンガリーのホルン外相とモック・オーストリア外相が両国間を分けてきた鉄条網を切断して落ちた。東西分断の象徴的な壁だった「ベルリンの壁」は32年前の今月9日崩壊し、東西両ドイツはその翌年、再統一を実現した。冷戦終焉後、「壁」のない世界が到来するだろうと考えられたが、2015年、中東・北アフリカから大量の難民が欧州に殺到すると、欧州各地の国境で新たな鉄条網が設置された。 ▲新曲「壁の外」を発表したネームウィーさん(ウィキぺディアから) 歴史は面白い展開をする。オーストリアとハンガリーの“鉄のカーテン”の切断が、東西欧州の統合時代を告げる道案内役を果たしたが、その両国が2015年、今度はバルカン経由で殺到する難民の

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    gogatsu26 2021/12/12
    “「ベルリンの壁」は可視的だから、誰の目にも見えたが、中国を分けている「壁」は目には見えないから、習近平氏のように「壁など存在しない」と言い張る”
  • 誰かが“習近平落とし”を図っている : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2021年11月28日06:00 カテゴリ中国 誰かが“習近平落とし”を図っている 中国の習近平国家主席は、第19期中央委員会第6回総会(6中総会)で「歴史的決議」が11月11日に採択されたことで、自身の立場を強化し、来年の第20回党大会で3期目の主席就任が確実視されている。対外的には、台湾統合を視野に入れ、南シナ海への覇権を広げてきている。国際社会からみたら、中国の覇権主義、大国主義は習主席の判断に基づくものと受け取られてきた。 ▲バーチャル形式で開催された「ASEAN-中国特別サミット」の議長を務めた中国の習近平国家主席(2021年11月22日 新華社) 習主席は7月1日の党創建100周年を祝うイベントで、「誰であれ中国を刺激する妄想をするならば、14億中国人民が血と肉で築き上げた鋼鉄の長城の前に頭が割れ血を流すだろう」と激を飛ばし、「中国人民は他国の人民をだまし、圧迫し、奴隷として働

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    gogatsu26 2021/12/12
    “普通に考えれば、北京五輪大会が終わるまで猫を被るだろう。中国共産党政権はそのような初歩的な外交配慮をせずに、攻撃的、軍事的な政策を展開させているのだ。なぜか?”
  • ベトナム、バチカンとの関係を前進 : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2021年11月15日06:00 カテゴリカトリック ベトナム、バチカンとの関係を前進 韓国、フィリピンと共に“アジアのカトリック教国”と呼ばれるベトナムはローマ・カトリック教会の総山バチカン市国とはこれまで外交関係はなかったが、ここにきて両国関係は着実に前進してきている。 ▲ベトナム南部の港町ブンタウにある高さ32mのキリスト像(バチカンニュース独語版2021年11月12日から) バチカンニュースが12日報じたところによると、ベトナム当局は教区「モクチャウ」を正式に承認したという。ベトナムは共産党が統治している国だ。信教の自由と宗教は憲法に明記されているが、宗教コミュニティは長い登録手続きを含む多くのハードルに直面している。教区「モックチャウ」が位置するベトナム北西部のソンラ県では、宗教活動は長い間当局によってほぼ完全に拒否されてきた。 バチカンニュースによると、教会活動が開始されて3

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    gogatsu26 2021/11/22
    “韓国、フィリピンと共に“アジアのカトリック教国”と呼ばれるベトナム”
  • イラン「動物保有禁止法案」の運命 : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2021年11月19日06:00 カテゴリイラン イラン「動物保有禁止法案」の運命 悪法もまた法なり、と諦観を装っているわけにはいかない。イランで動物を家で保有することを禁止する法案が準備されているのだ。同国では過去、数回、聖職者支配体制のイランでは動物を自宅で飼うことを禁止する試みがあったが、実行できずに終わったという。しかし、今回は保守強硬派の大統領が誕生し、議会も同様だから、イラン当局は動物保有禁止法を実行に移す考えだという。 ▲イラン強硬派の代表、ライシ大統領(IRNA国営通信、2021年11月18日) テヘランからの外電によると、イラン強硬派が支配する同国議会は17日、「有害で危険な動物から公共安全を守るための法案」を作成したという。同法案によると、「ワニ、ヘビ、トカゲ、ネズミ、サル、カメ、ネコ、ウサギ、イヌなど」を保有している場合、多額の罰金が科せられ、イヌと散歩する場合も同様

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    gogatsu26 2021/11/22
    “法案によると、「ワニ、ヘビ、トカゲ、ネズミ、サル、カメ、ネコ、ウサギ、イヌなど」を保有している場合、多額の罰金が科せられ、イヌと散歩する場合も同様罰金を受ける”
  • ワクチン接種率EU最下位国の事情 : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2021年10月05日06:00 カテゴリ東欧 ワクチン接種率EU最下位国の事情 ワクチン接種率で一喜一憂することにはあまり意味がないが、なぜポルトガルのワクチン接種率が84%を超える一方、ブルガリアでは20%弱と低いのか、やはり考えざるを得ない。ポルトガルもブルガリアも欧州連合(EU)加盟国だ。ブリュッセルから必要なワクチンは供給されている。ただ、ポルトガルではほとんどの国民がワクチン接種する一方、ブルガリアでは5人に1人しかワクチン接種をしていないのだ。 ▲ブルガリアの新規感染者数の動向グラフ(ブルガリア政府運営新型コロナウイルスポータルサイトから 在ブルガリア日大使館公式サイトから) ブルガリアでは国民は予約しなくてもどこでも希望すればワクチン接種できるし、どのワクチンを接種するかも選ぶことができる。オーストリアでは今年4月から5月にかけ、副作用が多く報告されていた英製薬大手のワク

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    gogatsu26 2021/10/15
    “接種率が低いのは、①医師たちにワクチン接種懐疑者が多いこと、②ワクチン接種に対して懐疑的なソーシャル・ネットワークの影響、③ブルガリア政治の混乱と政治家の汚職・腐敗問題、国民の政治家への不信がある”
  • 陰謀説渦巻く「代替世界」住人のテロ : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2021年10月06日06:00 カテゴリドイツ 陰謀説渦巻く「代替世界」住人のテロ ドイツのラインラント=プファルツ州ビルケンフェルト郡のイダー=オーバーシュタイン市で先月18日、1人の男性(Mario N)がガソリンスタンドでマスクを着用するように言った20歳の従業員(アルバイト学生)を銃で頭を撃って殺害した事件ドイツ国内に大きな衝撃を与えた。事件を少しクローズアップしてみた。 ▲容疑者Nの犯行現場のガソリンスタンドを警備する警察官(フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング9月22日電子版から) 事件を調査した検察当局は、「容疑者(49)はコロナ禍で苦しみ、その閉塞感から逃れるために何かしなければならないという強迫感に悩まされてきた」と分析している。NはITの専門家であり、右翼過激主義者で陰謀説を信じ、パンデミック前からデジタル空間の代替現実に生きてきた。コロナ規制でマスクを着

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    gogatsu26 2021/10/15
    “コラムニストは「旧ドイツ帝国公民」運動を「ファンタジー帝国」と呼んでいる。彼らにとってドイツは過去にしか存在しない”
  • 独ウイルス学者「今秋が危ない」 : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2021年09月05日06:00 カテゴリ新型コロナウイルスドイツ 独ウイルス学者「今秋が危ない」 ドイツの世界的ウイルス学者、クリスティアン・ドロステン教授(シャリテ・ベルリン医科大学ウイルス研究所所長)は1日、ドイツのラジオ放送のサンドラ・シュルツ記者とのインタビューに応え、この秋のドイツの新型コロナウイルスの感染状況について語った。同教授は、「秋には社会的接触の制限が再び必要となる。デルタ変異株のウイルスは感染力が強く、患者の入院率は高い一方、ワクチン接種率は低すぎるからだ」と主張し、ワクチン接種率を挙げる必要が急務だと強調した。 ▲ドイツの代表的ウイルス学者ドロステン教授(2021年3月17日付の独紙フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥングから) ドロステン教授は今年5月9日、ドイツ公営放送ZDFの「ホイテ・ジャーナル」で、「ウイルスが消滅したわけではないから、大喜びするには

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    gogatsu26 2021/09/08
    “教授はメディア受けするインタビューをする学者ではない。自分の専門分野以外の政治的なテーマは絶対に発言しない。その教授が5月の見通しを変更し、感染拡大の危険を警告している”
  • ユダヤ教を発展させたペルシャ王 : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2017年11月18日06:00 カテゴリイスラエル ユダヤ教を発展させたペルシャ王 イランとイラクの国境周辺で12日夜(現地時間)、大地震が発生し、国営イラン通信によれば、死者数が500人を超えるとの見方を伝えている。同地震に対し、イスラエルのネタニヤフ首相は14日、米国で開催されたユダヤ連盟の会合のビデオ挨拶で、「わが国は国際赤十字を通じてイランの被災者へ支援する用意がある」と述べた。その直後、テヘランからイスラエル側の支援申し出を拒否するというニュースが流れた。 イスラエル側は支援申し出について、「イランの政権は容認できないが、イラン国民は別だ」と述べ、政権と国民を区別して見ていると説明した。 ▲ペルシャ王クロスの話が記述された旧約聖書の「エズラ記」 イランがイスラエルからの支援を受け入れれば、両国の関係は少しは改善方向に向かう契機となったかもしれない。日中国で発生した大地震で支

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    gogatsu26 2021/08/26
    “なぜ、ペルシャ王は当時捕虜だったユダヤ人を解放したかについて、旧約聖書の「エズラ記」によると、「ユダヤの神はペルシャ王クロスの心を感動させ、ユダヤ人を解放させ、エルサレムに帰還させた」と”
  • ユダヤ民族と「イザヤ書53章」の話 : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2021年08月23日06:00 カテゴリユダヤ人 ユダヤ民族と「イザヤ書53章」の話 ヘブライ聖書といえば、通称旧約聖書のことだが、その聖書には「禁止された聖句」があることは余り知られていない。「イザヤ書53章」だ。イザヤは紀元前8世紀の預言者の1人だ。ユダヤ教ラビはイザヤが語ったといわれる53章の聖句を信者には敢えて語らないし、省略されるケースがほとんどだ。なぜ、ユダヤ教は「イザヤ書53章」を追放したのか。これが今回のテーマだ。 ▲ヘロデ王時代の神殿の壁「嘆きの壁」(ウィキペディアより) 考えていく前に「禁止された聖句」「イザヤ書53章」に何が書かれているのかを見る。ユダヤ人は久しく民族の救い主メシアの降臨を待ってきた。その来るべき救い主の運命について記述されているのだ。問題は、救い主が民から迫害され、捨てられ、最後は「われわれの罪を背負って殺される」と書いてあるのだ。ちょっと長いが「

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    gogatsu26 2021/08/26
    “イザヤは53章では「迫害され、虐げられる」というイエス像を記述する一方、9章では「栄光の王として降臨する」と述べている”
  • 如何にして「ユダヤ人」となりしか : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2021年08月14日06:00 カテゴリユダヤ人 如何にして「ユダヤ人」となりしか イスラエルが制作したTV番組「Shtisel」(2013〜2021年、3シーズン、33話)は首都エルサレムのゲウラに住む通称ウルトラ・オーソドックス・ユダヤ人(ユダヤ教超正統派)と呼ばれるユダヤ教徒たちの日々を描き、国内外で高評価を受けている。このコラム欄でも紹介したが、ユダヤ人のアイデンティティを考えるうえで参考となるシーンがあった。 ▲ヘイス教授(米イェール大学のニュースサイトから) イスラエルは1948年5月14日、建国した。独立記念日は毎年盛大に祝われる。イスラエルではヨムアツマウートと呼ばれ、移動祝日だ。今年は4月15日だった。その日には空軍の航空ショーが行われる。多くのユダヤ人たちはその日、航空ショーを見ようと外で待っているが、超正統派ユダヤ人は航空ショーの見学を禁じられている。「Shtise

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    gogatsu26 2021/08/16
    “超正統派ユダヤ人にとって1948年の独立記念日で始まったイスラエルはユダヤ人の本当の国ではない、という認識がある”
  • ナチス宣伝相ゲッベルスもビックリ : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2021年08月16日06:00 カテゴリ時事問題 ナチス宣伝相ゲッベルスもビックリ 当方は「嘘」に強い関心がある。「嘘」が好きというのではない。「嘘」を言う人間の心理に興味があるのだ。このコラム欄でも米Foxの心理サスペンス番組「Lie to me」(邦題「ライ・トゥ・ミー」嘘は真実を語る)の内容を紹介し、マイクロ・エクスプレッション(微表情)について語った。嘘を言う時、人は必ず何らかの変化、顔の表情、体全体の仕草などに現れるという前提から、嘘を言ったか否かを判別する心理学が今、人気を呼んでいる。フェイク・ニュースが氾濫する現代、「嘘」かどうかを見分けるノウハウを身に着ける必要があるからだろう(「『嘘』を言ってごらん」2020年2月18日参考)。 ▲ナチス政権下の宣伝相ゲッベルス(ウィキぺディアから) TV長期シリーズとなった米TV番組「スーパーナチュラル」(Supernatural)で

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    gogatsu26 2021/08/16
    “ゲッベルスは「嘘も100回いえば……」といって、同じ「嘘」を根気よく喋らないと「本当」に昇進しないと諭していたが、中国共産党政権は根気がない、というか、100回も同じ嘘を言っている時間がない”
  • 「東京五輪」不参加の北に期待する事 : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2021年07月30日06:00 カテゴリ北朝鮮東京五輪 「東京五輪」不参加の北に期待する事 誰も敢えて言わないし、「あの国はもともと存在していない」とばかりに無視されている、といった感じすら受ける。第32回東京夏季五輪・パラリンピックには205カ国・地域と難民選手団が参加し、1万人を超える選手たちが33競技に熱気ある試合を展開させているが、あの国の選手たちは参加していない。北朝鮮だ。 ▲北朝鮮・朝鮮労働党創建75周年の祝賀会で演壇に立つ金正恩党総書記(朝鮮中央通信公式サイトから) 23日の国立競技場での開会式を観戦した。行進する参加国の選手たちの姿、そのユニフォームはカラフルで目を楽しませてくれた。「世界にこんな多くの国があったのか」と改めてビックリ。初めて聞く国の代表団もあった。彼らはオリンピックというスポーツの祭典に参加するために集まってきた選手、関係者だ。 北朝鮮が五輪大会に参加し

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    gogatsu26 2021/08/02
    “不参加の理由ははっきりとしている。第32回東京五輪大会に参加してもメダルを取れるチャンスは限りなくゼロに近いからだ”