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ブックマーク / wien2006.livedoor.blog (238)

  • 韓国に生まれて本当に良かったか : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2019年02月18日06:00 カテゴリ韓国 韓国に生まれて当に良かったか 自民党の中山泰秀議員(48)が13日の衆議院予算委員会で、韓国の文喜相国会議長の天皇閣下への謝罪要求発言に関する質問をし、「日に生まれて当に良かった」と話したという。この台詞だけを聞く限り、美しい表現であり、日人の全ての国民がそのように言うことができれば幸せだろう。 ▲歴史の「積弊清算」を推し進める文在寅大統領(韓国大統領府公式サイト、2019年1月24日) 韓国で中山議員の発言が物議を醸したのは、同議員の「韓国では政治家になって、まかりまちがって大統領にでもなったら、必ずその末路は、死刑か逮捕か自殺であり、常に裁判にかけられてしまう」といった趣旨の発言をしたからだ。 発言内容は正しいかもしれないが、日人の政治家からそのようにいわれれば多くの韓国人は癪に障るだろう。「日に生まれて当に良かった」と感じ

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    gogatsu26 2019/02/20
    “事実でなければ、「馬鹿なことを言っている」といって処理できるが、中山議員が指摘した「韓国大統領の運命」は残念ながら事実だから、余計に癪に障る。逆に言えば、韓国国民もその内容が事実だと感じている証拠”
  • トランプ政権にお叱り受ける同盟国 : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2019年02月17日06:00 カテゴリ時事問題 トランプ政権にお叱り受ける同盟国 何事にも全てが悪いとか、良いとかということはなく、いい面と悪い面があるものだ。トランプ米大統領が政治の世界に登場して以来、やはり同じことが言えるのではないか。“ツイッター政治”が半ば公認されたこともあって、世界の情勢は明日も分からないほど流動的となった反面、米大統領の音が以前より理解できるようになった面もある。 ▲ペンス米副大統領とポーランドのアンジェイ・ドゥダ大統領の記者会見(2019年2月13日、ポーランド大統領府公式サイトから) ポンペオ米国務長官は11日、ハンガリーを歴訪したが、その欧州歴訪の目的の一つは、中国投資やファーウェイに無警戒の東欧諸国に警告を発することだった。具体的には、中国の習近平国家主席が推進する新たなシルクロード構想「一帯一路」に傾斜するハンガリーの右派オルバン政権に対し、債

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    gogatsu26 2019/02/20
    “ポンペオ米国務長官は11日、ハンガリーを歴訪したが、その欧州歴訪の目的の一つは、中国の投資やファーウェイに無警戒の東欧諸国に警告を発することだった”
  • 日本教会にもあった聖職者「性犯罪」 : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2019年02月16日06:00 カテゴリカトリック 日教会にもあった聖職者「性犯罪」 ローマ・カトリック教会最高指導者ローマ法王フランシスコが今年11月に訪日することになった段階で、このコラム欄でも数回予測していたことだが、日のローマ・カトリック教会でも過去、聖職者による性犯罪が起きていた。月刊誌「文藝春秋」3月号の中でルポ・ライターの広野真嗣氏が「“バチカンの悪夢”が日でもあった! カトリック神父<小児性的虐待>を実名告発する」という記事を掲載している。児童養護施設「東京サレジオ学園」でトマス・マンハルド神父から繰り返し性的虐待を受けた被害者が著者に答える内容は非常に生々しい。この記事内容は、日の教会も例外ではなかったことを実証している(「法王訪日前に聖職者の性犯罪公表を」2018年12月28日参考)。 ▲日教会の唯一の枢機卿、前田万葉枢機卿(日カトリック中央協議会公式サイ

    gogatsu26
    gogatsu26 2019/02/20
    “カトリック教会の歴史の中で汚点の一つは、アフリカからの奴隷貿易に深く関わってきたという事実だろう”
  • 「冒涜罪」はもはや時代遅れか? : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2019年02月15日06:00 カテゴリヨーロッパイスラム 「冒涜罪」はもはや時代遅れか? スイスのニュースサイト「スイスインフォ」によると、同国で無宗派から「信仰への冒涜罪」の撤廃要求が出ているという。主張の根拠は冒涜罪が「言論の自由」を制限するからだという。「信仰への冒涜罪」とは時代錯誤の響きがするが、欧州人権裁判所は預言者ムハンマドを「小児性愛者」と呼んではならないという判決を下したばかりだ。欧州ではドイツ、イタリア、スペイン、ギリシャ、オーストリアなどは冒涜罪がある一方、フランスではない。英国、オランダ、アイルランドでは冒涜罪を廃止している、といった具合で「冒涜罪」の是非で欧州ではコンセンサスはない。 ▲トルコのエルドアン大統領を風刺したべ―マ―マン氏(独週刊誌「シュピーゲル」2016年4月16日号の表紙から) そこで冒涜罪として刑罰の対象となった過去の実例を振り返りながら、少し

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    gogatsu26 2019/02/20
    “スイスのニュースサイト「スイスインフォ」によると、同国で無宗派から「信仰への冒涜罪」の撤廃要求が出ているという。主張の根拠は冒涜罪が「言論の自由」を制限するからだという”
  • 「金正男暗殺事件」から2年が過ぎて : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2019年02月14日06:00 カテゴリ北朝鮮 「金正男暗殺事件」から2年が過ぎて 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏(故金正日総書記と故成螵琳夫人の間の長男)が2017年2月13日、マレーシアのクアラルンプール国際空港で2人の女性から猛毒の神経剤「VX」が塗られたハンカチを被され、暗殺された事件から2年目を迎えた。そこで事件を振り返りながら、事件後の朝鮮半島の現状について考えた。 ▲「金正男暗殺事件」が明らかにした北朝鮮の化学兵器の恐ろしさ(北朝鮮の化学工場の機材=ヤン・ガヨフスキー氏提供) 「金正男暗殺事件」に関与した4人の北工作員は事件直後、帰国したが、5人の北容疑者の名前と顔は明らかになった。1人の北容疑者が逮捕され、駐マレーシア北朝鮮大使館外交官の関与も暴露された。事件の実行犯、2人の異国女性が逮捕され、裁判で公判が始まった。暗殺計画を立案したのは北の対外工作機関

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    gogatsu26 2019/02/20
    “「金正男暗殺事件」が明らかにした北朝鮮の化学兵器の恐ろしさ”
  • 「文在寅政権」と「韓国」は別だ! : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2019年02月12日06:00 カテゴリ韓国 「文在寅政権」と「韓国」は別だ! 「『中国共産党』と『中国』は全く別だ!」(2018年9月9日参考)というタイトルのコラムを書いたことがあるが、今、北朝鮮に傾斜した「文在寅政権と韓国は別だ」と考え出している。前者は5000年以上の歴史を誇る中国で100年にも満たない共産党中国歴史ではほんの短期間に過ぎず、中国共産党政権が中国歴史文化を代表しているとは到底言えない。同じことが、韓国にも言える。韓国歴史の中で日の植民統治時代を経験し、反日傾向は国内にくすぶり続け、時には暴発するが、隣国の北朝鮮の独裁国家・金王朝に傾斜する文在寅現政権はもはや韓国とは言えないのだ。 ▲「板門店宣言」に署名した金正恩委員長と文在寅大統領(南北首脳会談プレスセンター提供、2018年4月27日) 朴槿恵前政権も文現政権と同様に反日傾向が強く、旧日軍の慰安婦問

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    gogatsu26 2019/02/12
    “それにしても、「人権弁護士」で名を挙げた文在寅大統領がなぜ人権のかけらもない金正恩委員長の北朝鮮にあれほどはまり込むのだろうか”
  • 獣医が最も自殺する「職種」という話 : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2019年02月11日06:00 カテゴリ雑感 獣医が最も自殺する「職種」という話 ショッキングな記事が掲載されていた。今月1日付のスイス日刊紙ノイエ・チュルヒャー・ツァイトゥング(略称NZZ)でビルギット・シュミット記者の 「獣医が職種の中で最も頻繁に自殺する」という記事だ。獣医は瀕死の重傷や重病の動物に対して「自分は彼らを助けることができない」といった無力感にとらわれるという。獣医は人間の治療をする医者(Humanmediziner)より5倍多く生き物の死の場に同伴するというのだ。 ▲当方宅で一時預かった雌犬リロ(2008年8月撮影) 見出しを読んだ時、信じられなかった。獣医は動物を愛する若者が夢見る職種の一つと考えていたが、現実は常に生き物の死と向き合わなければならない。愛する動物が亡くなった場合、飼い主は泣くが、死の場面に対峙する獣医にとっても同じだというのだ。 若者の夢の仕事と思

    gogatsu26
    gogatsu26 2019/02/12
    “「獣医は同情疲労、共感疲労(compassion Fatigue)に罹りやすい。苦しむ患者と自身を同一すれば、鬱傾向が出てくる”
  • ウィ―ンに「ファーウェイ旗艦店」 : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2019年02月10日06:00 カテゴリオーストリア ウィ―ンに「ファーウェイ旗艦店」 中国共産党政権の情報工作に関与している疑いから中国通信機器大手・華為技術(ファーウエイ)を政府調達から排除する動きが欧米諸国で急速に加速してきたが、アルプスの小国オーストリアの首都ウィーンで今夏前、ファーウェイのフラグシップショップ(Flagship shop)がオープンする予定であることがこのほど明らかになった。 ▲ファーウェイのフラグシップショップの予定地(2019年2月9日、ウィ―ンで撮影) フラグシップショップとは、企業の自慢の商品を大きなスペースで展示し、会社のコンセプトから商品の詳細な説明までをビジュアル・マーチャンダイジングで展示する店だ。その大店舗を欧州の代表的観光都市“音楽の都”ウィーンでオープンするという。ファーウェイのワールドプレミアということから、欧州メディアではいまから話題を

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    gogatsu26 2019/02/12
    “アルプスの小国オーストリアの首都ウィーンで今夏前、ファーウェイのフラグシップショップ(Flagship shop)がオープンする予定であることがこのほど明らかになった”
  • 枢機卿の「告白」と元修道女の「証言」 : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2019年02月09日06:00 カテゴリカトリック 枢機卿の「告白」と元修道女の「証言」 一人の枢機卿とカトリック教会修道院の元修道女が6日、独ミュンヘンのバイエルン放送のスタジオで対談した。枢機卿はその中で若い時、神父に性的行為をされそうになった経験をカメラの前で初めて告白し、元修道女は修道院時代に性的虐待をされた体験を淡々と証言した。 ▲神父に性的行為を強いられた体験談を語るシェーンボルン枢機卿(オーストリア通信(APA)から) 前者は、オーストリアのローマ・カトリック教会最高指導者クリストフ・シェーンボルン枢機卿(74)だ。バイエルン放送(BR)のドキュメンタリー番組「教会の性犯罪」の中で枢機卿自身が若い時、神父に接吻されようとしたことがあったと告白した。一方、元修道女はドリス・ヴァーグナーさん(36)。ドイツで生まれ、高等学校卒業資格(アビトゥ―ア)を習得後、19歳でオーストリア

    gogatsu26
    gogatsu26 2019/02/12
    “前法王ベネディクト16世時代に入ってから次から次へと暴露されていった。その都度、教会側は形だけの謝罪を表明する一方、聖職者の性犯罪対策のための組織的刷新は行わず、今日まできた。”
  • 韓国で軍クーデターは起きるか : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2019年02月01日06:00 カテゴリ韓国 韓国で軍クーデターは起きるか 韓国の日刊紙(日語版)を読んでいると、面白い動きに気が付いた。具体的には、興味を引く2の記事が報じられていたのだ。1は、文大統領の最側近だった金慶洙・慶尚南道知事が30日、2017年の大統領選挙に関する世論操作事件で業務妨害と公職選挙法違反の実刑判決を言い渡され、法廷で拘束されたというニュースだ。もう1は、文大統領の娘家族が昨年住んでいた家を売却し、現在海外在住という事実が報じられたことだ。 ▲大手企業責任者を迎え、雇用拡大を訴える文在寅大統領(2019年1月16日、韓国大統領府公式サイトから) 特に後者は、文大統領の信頼性を揺るがす内容だ。韓国中央日報(日語版)は30日、「大統領家族や親戚だからと言って海外移住に不利益を受けたり、子どもを外国の学校に行かせてはならないという道理はないが、その過程に釈然

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    gogatsu26 2019/02/12
    “問題は革命派の文政権の動きに保守派勢力がいつまで忍耐していられるかだ。もう少し過激な表現を取るとすれば、「韓国軍によるクーデターは起きるか」だ”
  • なぜ「予言」は時に外れるのか : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2019年01月13日06:00 カテゴリキリスト教 なぜ「予言」は時に外れるのか このコラム欄で紹介したブルガリアの予言者ババ・ヴァンガ「2019年の予言」は結構反響があった。まだ起きていないことを前もって語ることは通常、難しい。昔から「当たるも八卦、当たらぬも八卦」と言われたが、その通りかもしれない。ただ、いつの時代も「予言」がズバリ当たれば、人は驚き、その予言を語った人物は一躍有名になる。 ▲ミケランジェロの「最後の審判」 現代はIT技術の発展の恩恵を受け、ビッグデータを駆使して今年の経済の動向を予測する学者が多い。彼らの場合、通常「予言者」とはいわない。「経済専門家の国民経済の見通し」と呼ばれる。経済専門家の予測はその年の終わり頃にはその是非が判断できる。「先生の経済予測は見事に当たりましたね」と称賛されるか、「先生、全く外れましたよ」と言われ、酷評されるかだ。 もちろん「通常の経

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    gogatsu26 2019/01/23
    “興味深い点は、神が預言したものでも当たり、外れがあることだ。こんなことを書けば「神学の基本的知識が疑われる」といわれるかもしれないが、実際にある。”
  • 首領様用「専用機」か「核兵器」か : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2019年01月09日06:00 カテゴリ北朝鮮 首領様用「専用機」か「核兵器」か 「核兵器はもはや使用できない価値のない兵器となった」 元米国務長官のコリン・パウエル氏がメディアにこのように語ったが、核兵器を製造したものの、国家元首が安心して搭乗できる飛行機もパイロットもいない国がある。ご存じだろう、あの北朝鮮だ。シンガポールで昨年6月、史上初の米朝首脳会談が開催されたが、そのサミット会議開催地まで飛ばす飛行機がないことから、中国が国家主席用の飛行機を急きょ北側に貸したという話が報じられた。 ▲北朝鮮「高麗航空」の機長、乗組員ら(2012年10月撮影、ウィキぺディアから) 中国の習近平国家主席の美談で済ませる問題ではない。北朝鮮は未開発国家ではない。フラッグ・キャリアの「高麗航空」も一応存在する。もちろん、欧州では高麗航空の安全性に対しては厳しい評定を下している。いつ墜ちるか分からないと

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    gogatsu26 2019/01/09
    “第2回米朝首脳会談では、ひょっとしたら、新しいテーマが浮上するかもしれない。北の人権問題ではない。金正恩氏専用の飛行機購入の商談だ”
  • 金正恩氏35歳誕生日への贈物? : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2019年01月08日06:00 カテゴリ北朝鮮 金正恩氏35歳誕生日への贈物? 政治亡命は第3者には人間ドラマだが、当の亡命者にとっては生死をかけた冒険だ。失敗すれば(事前に亡命意思を読み取られた場合)、生命の危機に瀕する。1人の場合、人だけだが、家族と共に亡命しようとする場合、その危険度は更に増す。もちろん、親族、家族が母国に住んでいる場合、人の亡命が成功したとしても、母国に残した彼らを犠牲とするケースが多い。 ▲昨年4月撮影されたチョ・ソンギル大使代理(イタリア日刊紙「イルフォグリオ」記者のツイッターから、韓国中央日報日語版から転載) 昨年11月から行方が不明だった駐イタリア北朝鮮大使館のチョ・ソンギル大使代理のことを考えている。チョ大使代理も駐英公使で韓国に亡命した太永浩氏の場合も家族を連れての亡命だ。両外交官とも単身赴任ではなかった。 例を挙げてみる。駐オーストリアの金光燮

    gogatsu26
    gogatsu26 2019/01/09
    “1月8日は金正恩氏35歳の誕生日だ。チョ・ソンギル大使代理の亡命情報を受け取り、金正恩氏はさぞかし激怒しているだろう”
  • 北外交官が「韓国亡命」避ける理由 : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2019年01月07日06:00 カテゴリ北朝鮮 北外交官が「韓国亡命」避ける理由 昨年11月に行方をくらました駐イタリアのチョ・ソンギル北朝鮮大使代理の亡命がハッピーエンドで幕を閉じることを願う。イタリア日刊紙コリエレ・デラ・セラによると、チョ大使代理は昨年9月、平壌から帰任通知を受けた。その後、引き継ぎ作業を始めたが、11月の段階で行方をくらましている。すなわち、昨年9月から11月の間にチョ大使代理は帰国ではなく、政治亡命を決意したとみて間違いない。 ▲北朝鮮金正恩委員長の文在寅大統領宛て書簡(韓国大統領府公式サイトから、2018年12月31日) 駐英北朝鮮公使で韓国に亡命した太永浩氏は5日、自身のブログで、第3国への政治亡命を求めているといわれるチョ大使代理に対し、「民族の一構成員であり北朝鮮外交官だった私や君にとって韓国に来るのは選択ではなく義務だ。ソウルで待つ」(韓国中央日報日

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    gogatsu26 2019/01/09
    “亡命した北外交官の場合、自身が知っている情報、知識、体験を西側情報機関関係者に高く売りつけなければならない。だから、情報は大げさにになり、尾びれ背びれが付く”
  • 金正恩氏が米朝首脳会談に拘る理由 : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2019年01月03日06:00 カテゴリ北朝鮮 金正恩氏が米朝首脳会談に拘る理由 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は1日、慣例の「新年の辞」の演説を行った。金正恩氏の30分間余りの演説の主要ポイントは、「トランプ米大統領との2回目の米朝首脳会談の実現への期待」と「完全な非核化は不変の私の立場」といった非核化への決意表明だ。 ▲金正恩氏の「新年の辞」を一面全部を使って報じるオーストリア代表紙プレッセ(2019年1月2日) 金正恩氏は南北間の経済協力にも言及し、昨年の平昌冬季五輪大会で始まった格的な南北融和路線を今年も継続していく意向を明らかにし、韓国側を喜ばせている。 停滞する「北の非核化」については、具体的な提案はなく、第2回米朝首脳会談にその行方を委ねたかたちだ。同時に、「米国がわれわれ人民の忍耐心を誤って判断し、制裁と圧迫に進むならば、われわれとしても新たな道を模索せざるを得なくなる

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    gogatsu26 2019/01/05
    “金正恩氏の「新年の辞」を一面全部を使って報じるオーストリア代表紙プレッセ(2019年1月2日)”
  • 「独は中国に対しナイーブ過ぎた」 : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2018年12月29日06:00 カテゴリドイツ 「独は中国に対しナイーブ過ぎた」 「ひょっとしたら、われわれはある日、ドナルド・トランプ氏に感謝しなければならないかもしれない。こんなことを書くことはバカげたことだ。普通の理性的な人間からみたならば、トランプ氏が語り、行う内容はお馬鹿さんがするものか、極めて悪意溢れる内容だからだ。ドイツのジャーナリストとして少なくともトランプ大統領を擁護するようなことを書きたくないが、そのおバカさん(Idiot)も一点正しい。それはトランプ氏の中国政策だ」 ▲イラクを訪問したトランプ大統領夫(ホワイトハウスの公式ツイッターから) 独週刊誌シュピーゲルのコラムニスト、ヤン・フライシュハウアー氏は12月27日のコラム「トランプ氏が正しいところは」(Wo Trump recht hat)の最初の部分だ。独メディアの多くは、トランプ米大統領の過去2年間の政策には

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    gogatsu26 2019/01/05
    “ドイツ国民は不可解なことだが中国に対しては常に好意的だった」という。実際、メルケル首相は13年間の任期中、ほぼ毎年、1度は北京を訪問し、中国の隣国・日本を訪問することはほとんどなかった”
  • 法王訪日前に聖職者の性犯罪公表を : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2018年12月28日06:00 カテゴリカトリック 法王訪日前に聖職者の性犯罪公表を 海外から貴賓を迎えるためにはホスト側の迎える準備が重要だ。日ローマ・カトリック教会はローマ法王フランシスコの訪日を要請し、正式の訪問日程はまだ固まっていないが、来年にはその夢が実現する運びとなったと聞く。日のカトリック信者数は約44万人(文化庁「宗教年鑑」平成29年版)に過ぎず、新旧両教会の信者数を合わせても人口の1%に満たないが、ローマ法王の訪日は宗教の壁を越えた大きなイベントだ。フランシスコ法王の訪日を早い時期から打診してきた安倍晋三首相にとってもローマ法王の訪日は願ってもないことだろう。 ▲日教会の唯一の枢機卿、前田万葉枢機卿(日カトリック中央協議会公式サイトから) ところで、部外者がああだこうだという立場ではないが、日のローマ・カトリック教会にフランシスコ法王を迎える内外の準備があるだ

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    gogatsu26 2019/01/05
    “返信は以下の通りだ。 「『未成年者への性虐待』の有無やその対応は各教区内の方針に従い対応することとなっており、カトリック中央協議会はその全容を把握していません」”
  • 「マグダラのマリア」と「聖母マリア」 : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2018年12月27日06:00 カテゴリキリスト教 「マグダラのマリア」と「聖母マリア」 聖書には複数の「マリア」が登場するが、最もよく知られたマリアはイエスの母親のマリアだ。その次はやはり「マグダラのマリア」だろう。前者はイエスの実母として教会内ではその評価はほぼ不動であり、ローマ・カトリック教会では聖母マリア関連の祭日、祝日は年13回もある。例えば、「聖母マリアの被昇天」(8月15日)や「聖母マリアの無原罪の御宿り」(12月8日)だ。一方、「マグダラのマリア」の場合、バチカンは7月22日を聖名日として記念日としてきたが、教会の祝祭に格上げされたのはわずかに2年前だ。 ▲フランス画家アリ・シェフェールの絵「マグダラのマリア」(ウィキぺディアから) キリスト教会内で2人のマリアの評価は異なってきた。聖母マリアの場合、救い主を生んだ女性として信者たちから評価され、ポーランド教会では聖母マリ

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    gogatsu26 2019/01/05
    “マグダラという地名はイエス時代には存在しない。ヘブライ語のMigdal Ederをギリシ語読みでマグダラと呼んだ。意味は『羊の群れのやぐら』だ。預言書ミカ書4章によれば、「羊の群れのやぐら、シオンの娘の山よ」と”
  • 「ドラマ」のない事実報道は退屈か : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2018年12月26日06:00 カテゴリドイツ 「ドラマ」のない事実報道は退屈か 独週刊誌シュピーゲルで捏造記事を書き続けてきたジャーナリスト、クラース・レロティウス記者(33)はシュピーゲル誌編集担当者とのやり取りに応じている。そして同記者が書き、大きな反響を与えた様々なルポ記事が事実ではないことが次々と判明すると、「僕は病気だ」と呟いたという。 ▲レロティウス記者捏造問題で揺れるシュピーゲル誌の社(ウィキぺディアから) レロティウス記者は自身がPseudologia Fantastica(虚言癖)、ないしは「ミュンヒハウゼン症候群」(虚偽性障害)に悩まされていると告白したのだろうか。それとも責任能力がない心神喪失として刑罰を逃れようとする“もう一つのウソ”だろうか。 現地に取材に出かけずルポ記事を書いた。単に書いたというより、読者を感動させるストーリーを作った。現地取材した記者でも

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    gogatsu26 2019/01/05
    “独週刊誌シュピーゲルで捏造記事を書き続けてきたジャーナリスト、クラース・レロティウス記者”
  • シュピーゲル記者の「虚構の世界」 : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2018年12月25日06:00 カテゴリドイツ シュピーゲル記者の「虚構の世界」 独週刊誌シュピーゲル最新号は同誌最大のスキャンダル事件となった捏造記事問題を特集し、捏造記事を書き続けてきたクラース・レロティウス記者(33)の取材を検証している。驚いたことに同記者は、2017年にレームツマ自由賞( Reemtsma Liberty Award) とカトリック・メディア賞 を受賞したルポ記事「王様の子供たち」(Konigskinder)に登場する2人のシリアの孤児(11歳と10歳)を支援する献金キャンペーンを独自に始め、読者たちに献金を呼び掛けていたことだ。支援金は同記者の個人口座当てとなっていた。 ▲レロティウス記者の捏造記事を特集した独シュピーゲル最新号(52号)の表紙 集まった支援金が実際に2人のシリアの子供たちに渡ったのかは不明だ。スイスのメディアが報じたところによると、同記者は2

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    gogatsu26 2018/12/25
    “2人のシリアの孤児(11歳と10歳)を支援する献金キャンペーンを独自に始め、読者たちに献金を呼び掛けていたことだ。支援金は同記者の個人口座当てとなっていた”