音楽好きを唸らせる奇書が1月26日に発売される。TR-808にインスパイアを受けたというリズム遊び絵本『エイト・オー・エイト – 声と手拍子で遊ぶ絵本 - 』だ。制作スタッフは、マニアなら垂涎の布陣。 著者は小林泉美。うる星やつら「ラムのラブソング」などのアニメソングで名を馳せ、キーボードプレイヤーとして活躍。’85年にイギリスに移住し、90年代には、国内と海外のテクノシーンの橋渡し役も果たした。現在、UKを拠点に音楽活動を続けている。 そして、作画はA. Qadim Haqq。Juan Atkins、Kevin Saunderson、Derrick May、UR、Carl Craigなど、数々のデトロイト・テクノの名盤のアートワークを手掛けるHaqqのSF的な筆致はインパクトが強い。 この本の編集者は、大森琢磨。90年代に『エレキング』編集部に在籍し、2 MUCH CREWの初期メンバー
超弩級の演奏を繰り広げたレッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)来日公演が未発表カットを多数含む計300点超のステージ&オフ・ショットで鮮烈に蘇る。伝説的バンドによる「日本公演」総括ムック・シリーズの最新刊はレッド・ツェッペリンの2度の来日ツアーを徹底特集。『レッド・ツェッペリン ライヴ・ツアー・イン・ジャパン 1971 & 1972』はシンコーミュージックから9月28日発売。 ■『レッド・ツェッペリン ライヴ・ツアー・イン・ジャパン 1971 & 1972』 A4判/304頁予定/本体予価3,200円+税/9月28日発売 ISBN:978-4-401-64810-8 <内容> 未使用写真も多数掲載! 伝説的バンドによる「日本公演」総括ムック・シリーズ。最新刊は“レッド・ツェッペリン”の2度の来日ツアーを徹底特集! 長らく弊社地下室に埋もれていたレッド・ツェッペリンの初来日時(19
先週、小耳に挟んだのだが、リカルド・コッキとユリア・ザゴルイチェンコが引退するらしい。いや、もう引退したのかもしれない。ショウダンス界のスターコンビだ。とびきりのダンスを見せてきた。何度、堪能させてくれたことか。とくにロシア出身のユリアのタンゴやルンバやキレッキレッの創作ダンスが逸品だった。溜息が出た。 ぼくはダンスの業界に詳しくないが、あることが気になって5年に一度という程度だけれど、できるだけトップクラスのダンスを見るようにしてきた。あることというのは、父が「日本もダンスとケーキがうまくなったな」と言ったことである。昭和37年(1963)くらいのことだと憶う。何かの拍子にポツンとそう言ったのだ。 それまで中川三郎の社交ダンス、中野ブラザーズのタップダンス、あるいは日劇ダンシングチームのダンサーなどが代表していたところへ、おそらくは《ウェストサイド・ストーリー》の影響だろうと思うのだが、
バッハ 神はわが王なり ポール・デュ=ブーシェ 創元社(知の再発見双書) 1996 Paul du Bouchet Magnificat Jean-Sébastien Bach 1988 [訳]高野優 装幀:戸田ツトム・岡孝治 監修:樋口隆一 拝啓。いよいよバッハを千夜千冊いたしますが、 今夜のバッハは「まだまだバッハ」です。 けれども小生、バッハをなんとか書かないかぎり、 モーツァルトもロマン・ロランもワグナーも、 また、リヒテルやバレンボイムや弦楽奏者も、 いささか採り上げにくいのです。 まずは今夜の「まだまだバッハ」から始めて 「つぎつぎクラシック」のほうに 少しずつ臨んでいきたいと思います。敬具。 ポツダムといえば日本人にはポツダム宣言のことだろうが、クラシック音楽のファンやバッハのファンにとってはポツダム宮殿のことだ。 そのとき、バッハはすでに60歳をこえていた。時代はゆっくり
エレクトロ・ヴォイス 著 デイヴ・トンプキンズ スペースシャワーネットワーク 3360円 謎のチェス指し人形「ターク」 著 トム・スタンデージ NTT出版 2520円 ボーカロイド現象 編 スタジオ・ハードデラックス PHP研究所 1680円 扇風機に向かってしゃべると宇宙人やロボットのような声に変わる。子供のころにやった人も多いだろう。『エレクトロ・ヴォイス』に登場するアメリカのアーティスト・ラメルジーも、少年時代に扇風機で声を変える楽しみを覚えたひとりらしい。 本書は、テクノミュージックなどでおなじみの変声楽器、ボコーダーの歴史をひもといたものだ。それによれば、ボコーダーはもともと1928年にベル研究所が発明、その後第二次大戦中に盗聴防止のためさらなる開発が進められた。時の英首相チャーチルと米大統領ルーズベルトもボコーダーを介して、頻繁に電話会談を行なったという。このほか本書には、冷戦
人はなぜ、ロボ声に挑み、ロボ声に魅せられるのか。さまざまな時代と対象を往き来しながら電子声の歴史をたどり、その技術と文化を独自の視点で論じた単行本『エレクトロ・ヴォイス 変声楽器ヴォコーダー/トークボックスの文化史』(デイヴ・トンプキンズ 著、新井崇嗣 訳)がスペースシャワーネットワーク(P-Vine Books)から5月18日に発売。 ロックやテクノポップからファンク、ヒップホップを通過して、いまや常識化した変声のトレンド。通信に暗号をかけるペンタゴンの武器がいかにしてポップ・ミュージックのロボット声に変わったのか。 音楽ジャーナリスト、デイヴ・トンプキンズの手になる本書は、ナチの研究所からスターリンの矯正労働収容所、1939年の万博から1945年の広島、人工咽頭からAuto-Tuneまで、さまざまな時代と対象を往き来しながら電子声の歴史をたどり、その技術と文化を独自の視点で論じます。
鋤田正義撮影によるYellow Magic Orchestraの写真集「Yellow Magic Orchestra×SUKITA」が、TOKYO FM出版より刊行されることが決定した。発売日は6月25日を予定。 「Yellow Magic Orchestra×SUKITA」の表紙を飾るのは、赤い人民服がポップな「Solid State Survivor」フォトセッション。 大きなサイズで見る この写真集には1979~1980年に行われたYellow Magic Orchestraワールドツアーから、2008年のロンドン公演、「WORLD HAPPINESS 2009」といったステージの模様まで、鋤田正義が世界各地に同行して撮影したライブフォトを多数収載。 予定総ページ数は600ページで、メンバーそれぞれのソロライブやオフショット、「Solid State Survivor」「TECHNO
サイズ:A4変型判/100ページ ふろく:アンプ+スピーカー内蔵 ミニエレキ、電源:単3電池×2本(別売り)
6月20日発売CDジャーナル最新7月号では、創刊25周年&リニューアル記念“100枚シリーズ”第3弾として“電子音楽の世界”を大特集。“マイコン”“ファジー”も今は昔。どこか懐かしく響く“電子音楽”という言葉。そのことはじめから近代に至るまで、各ジャンルにおける電子音楽の動きを振り返ります。 巻頭カラー・スペシャル・インタビューには4年半ぶりの新作『あいのわ』を間もなくリリースするハナレグミが登場。ダイナソーJR.、畠山美由紀、akiko、アマンダ・ブレッカー、ヴェッセリーナ・カサロヴァ……etc.の気になるインタビューほか、竹中直人が語る忌野清志郎、谷川賢作と谷川俊太郎による親子対談など特別企画にも注目! おなじみの人気連載をはじめ、パワーアップした推薦&注目盤・厳選200点レビュー、新譜試聴記700点CD紹介、DVDレビューも絶賛掲載中! オール・ジャンル網羅のCDジャーナルでより豊か
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