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2007年12月28日のブックマーク (7件)

  • 50年代ブーム(?)への疑義 - Arisanのノート

    雑誌『現代思想』の12月臨時増刊号「戦後民衆精神史」に収められた入江公康の論考「詩を撒く」は、1952年当時に発行されていた労働運動系の詩誌『石ツブテ』をめぐって書かれたものである。 その論のなかに、次のような記述がある。 二号の巻頭詩は「民族の血は怒る」で始まっている。「民族」といい「民族解放」といい、今となっては"古めかしい"カテゴリーにみえるのかもしれない。だが半植民地的従属というポジションこそが日が置かれた占領の状態であり、一九四九年には、中華人民共和国が成立し、その翌年、朝鮮戦争という、アジア解放の契機を奪わんとする戦争が、日全土を基地としつつすすめられていた。(p126) この時代の日の左翼勢力における「民族」や「民族解放」という言葉の欺瞞性については、すでに多くの批判がなされていると思うが、念のためにぼくも少し付け加えておく。 端的に言って、上の文のなかに「半植民地的従

    50年代ブーム(?)への疑義 - Arisanのノート
    gohshi
    gohshi 2007/12/28
    "50年代に日本の労働者の間で掲げられた「民族」や「民族解放」という理念は、侵略戦争に人々を駆り立て、殺戮と自身の死へと追いやったイデオロギーと、根本的に変わらないもの" 戦後政治のかなり重要なキー
  • 乙○君に告ぐ - 猫を償うに猫をもってせよ(タイトル荒らしは止めてください)

    乙〇知〇君より、私がプライヴァシーの侵害をしているという申し立てがあったと、はてなから連絡があった。 乙〇君は、荻上チキは筆名だという。しかし、筆名というのは作家が用いるもので、かつおおよそはその実名もまた世間には知れている。岸葉子も筆名だが、その名は『現代日執筆者大事典』にちゃんと載っている。覆面作家というものがあって、初期のエラリー・クイーン、北村薫などがいるが、彼らは推理小説を書いたのであって、何らかの議論を行ったわけではない。江藤淳や柄谷行人でも、調べれば実名は分かるし、隠してはいない。筆名で活動しているからといって、その名を堅く隠蔽しようとし、明かされたからといって被害を訴えたなどという前例がないのである。 戦後の学者でいえば、見田宗介が真木悠介という筆名を使ったが、ほかにはあまり見当たらないし、見田も、隠していたのかどうか疑問である。学者が変名を使ってポルノ小説を書くと

    乙○君に告ぐ - 猫を償うに猫をもってせよ(タイトル荒らしは止めてください)
    gohshi
    gohshi 2007/12/28
    エントリとは関係ないが、はてブコメントをネットイナゴとみなす池田理論が少しづつ浸透してきているのが気になる
  • 「非モテ」とは何か:奇刊クリルタイ

    非モテとは何か。非モテとは、 ・(自己認識)としてモテず ・かつそれをアイデンティティとしている 人たちの総称である。 では、ただ、非モテという概念にもそれなりの歴史があり、その中で非モテという概念は変化し、拡散し続けている。それを理解するにはまずその歴史を知るべきであろう。 ■非モテ歴史 非モテという言葉、それ自体はいつ生まれたものだろうか。単純にモテない、恋愛できない、という人というのはいつの時代にもいたし、それを取り上げたエンターテイメントもそれこそ遥か昔から作られてきた。 非モテや童貞といった話でよく話題に上る伊集院光やみうらじゅんといった人達の童貞の自虐芸というのもその一つだ。そのころはまだ「非モテ」ではなく単純に「童貞」と呼ばれている。ただ、ここで問題なのは、彼らの周りに、(意識してやったかはさておき)D-1層とでも言うべき人々が結果的に成立したことだ。つまり、伊

    gohshi
    gohshi 2007/12/28
    これってはたして非モテ自身の代弁になってるの?視点がメタすぎてある種の非モテからは反発受けそうだが。例えば喪男道周辺とか
  •  『金色夜叉』に非モテの源流を見たよ。 - Something Orange

    尾崎紅葉の『金色夜叉』を読んでいます。 金色夜叉 (新潮文庫) 作者: 尾崎紅葉出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1969/11/12メディア: 文庫 クリック: 25回この商品を含むブログ (26件) を見る 尾崎さんちの紅葉さん、いまとなってはほとんど読むひとのいない作家だけれど、明治時代には最大最高のベストセラー作家でした。 その代表作が『金色夜叉』。「ダイヤモンドに目がくらみ〜」という一句を耳にしたことがあるひとも多いのではないでしょうか? 実はぼくもその一節だけ知っていました。 ところが、この台詞、小説をもとにした歌謡曲に出てくるもので、原作には登場しないんですね。 あと、 「來年の今月今夜は、貫一は何處(どこ)で此月(このつき)を見るのだか! 再來年(さらいねん)の今月今夜……十年後(じふねんのち)の今月今夜……一生を通(とほ)して僕は今月今夜を忘れん、忘れるものか、死んでも

     『金色夜叉』に非モテの源流を見たよ。 - Something Orange
  • 伝説巨神イデオン1〜3 - 玖足手帖-アニメブログ-

    1 復活のイデオン 2 ニューロピア炎上 3 激震の大地 イデオンには4つの入り口が存在する! テレビ版、劇場版、小説版、そして萬画版だ! わたしは 『伝説巨神イデオン劇場版』 コミックス 発行/講談社 池原しげと・絵 劇場版コミカライズ。絵が手塚治虫そっくりな秀作。初めからデクがBメカのパイロットだったりとストーリーがダイジェストされているが、かえってテーマや人物像が絞られ、読みやすくなっている。 http://www.sepia.dti.ne.jp/stillness/ideon/goods/material.html 萬画版でイデオンに入ったのだ! まあ、その前にスーパーロボット対戦Fをやったわけだが! つまり、あれです。 微妙な立ち位置です。 ニワカですよ! んで、今、ラ・セーヌの星の佳境を見ているわけで、次は勇者ライディーンを見るつもりだったのですが、スパ厨の弟がイデオンのDVD

    伝説巨神イデオン1〜3 - 玖足手帖-アニメブログ-
  • ガンダム00初見感想 - BLUE ON BLUE(XPD SIDE)

    天気が悪いので普通に積読を崩したりHoI2をプレイしたりガンダム00見たりとヲタライフを満喫。 少年漫画雑誌の衰退はまずもって少年層の衰退と関わりがあるのだろうけど、それとは別に読み手がメタテキストを読むのになれすぎてしまったこともあるのではないかとかメモ。「フラグ」などという概念が平気で語られるこのご時世において、定型的展開というのはすでにしてパロディの文脈でしか機能しない。お約束通りの展開は倦怠をもたらす。予定調和を遅延させるためのエキサイトメントの延長がさらなる効率逓減をもたらす。結果としてどんどん退屈になっていく。その退屈さに至る道を歩みつつ、なお退屈でないものを作ろうとする努力と、その成果は素晴らしいものがある、というのもまた事実なんだけど。 とりあえず1〜2話を見た。以下にメモ。 概論 複雑なアニメであり、矛盾を抱えている。平和をもたらすための武力行使という矛盾と独善を背負うソ

    ガンダム00初見感想 - BLUE ON BLUE(XPD SIDE)
  • 2007-12-25

    録画を見直すと、正式に(Dynamite!の番組内での)「放送決定」といってたな。 チェ・ホンマンvsヒョードルの試合がアナウンスされた。 WOWOWのリングスから、ヒョードルの映像を借りていたのは驚き。前田日明が個人的に権利を保有して、OKを出せるというのは当なのかしらん?秋山成勲vs三崎和雄の試合も、写真で10秒ばかり流れた。 これで放送権料ガッポガポ。 ヒョードルのギャラもマーク・ハント?のギャラもどんとこい。(そうか?) でも、面白いのは、我々ずっと継続的にニュースを追っていたコアなファンにとっては「放送決定」こそが大大大ニュースなのに、例えば 「ついに放送決定!!」 みたいなテロップもださず、当に録画で見直さないと気付かないぐらいにあっさり、一言司会が口頭で言っただけ。 それに、確かにミルホンネットの情報通り「さいたまスーパーアリーナで行われます」というテロップの中に、また宣

    2007-12-25