このところ、ニュースで名前が上がることが多い、日本の映画監督といえば、この人、河瀨直美。 先日は、総監督として携わる、東京オリンピックの公式記録映画に藤井風が主題歌を提供することが伝えられると、何かとネガティヴな事態が相次いで報じられる河瀨監督の作品に“巻き込まれる”ことで、彼にとって「黒歴史になるのでは?」など、やや理不尽とも思える記事も出たほど。ちょっと過剰な反応も見受けられる。 告発が相次ぐ映画の現場でのセクハラ、パワハラ問題で、河瀨監督が2020年公開の『朝が来る』の撮影現場で撮影助手を“腹蹴り”したという出来事を文春オンラインが報じ、それに対し、河瀨監督側が「すでに解決済み」というやりとりがあった。ただ、当該の撮影部が現場を離れるという事態になっており、いろいろと現場の裏事情にも想像が広がった。実際に監督側の弁明ニュースに対するコメントも「言い訳を聞かされているよう…」というもの