以前も書いたけれど『アバター』はアメリカの負の歴史を描いている。アメリカはネイティブ・アメリカンから土地を奪い、戦争によって石油資源を確保したわけだが、これが『アバター』の背景になっている。もう一つ『アバター』の特徴的な要素として、宗教観がある。キリスト教やイスラム教の考え方は唯一絶対神というものだが、『アバター』で描かれているのは自然そのものを信仰するという考え方だ。これがキリスト教になると、自然は神が作り出したもなので自然よりも神のほうが偉く、地球温暖化も神の力ということになっている。アメリカ国内のキリスト系保守派は自分たちの宗教観を否定されたので『アバター』を痛烈に批判している。 映画『アバター』の地球人たちは、ナヴィたちの文化を理解しようとせずに、愚かにもナヴィを攻撃してしまった。そこには他文化を理解しようとしないアメリカへの批判も読み取れる。 『コーヴ』のポスター。”『わんぱくフ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く