広島・石井コーチの揺るがぬ信念 拡大 広島は22試合を終えて8勝14敗の単独最下位に低迷している。優勝候補に挙がっていた開幕前には、想像もつかなかった事態に陥ってしまった。 今思えば、その象徴的な試合が開幕戦の3月27日・ヤクルト戦(マツダスタジアム)だったように思う。 先発の前田は7回2失点にまとめ、打線は0-2の八回に2点を返して同点に追いついた。2-2の九回だ。1死一、二塁で菊池が左前打を放った。二塁走者の木村昇は本塁に突っ込んだが憤死した。左翼を守るミレッジの本塁返球は、タイミング的に余裕のアウトだった。 試合は延長十一回に中崎が勝ち越しを許して敗れた。今季22試合目までの延長戦6試合で全敗。その悪い流れは、開幕戦にできてしまった。 今季から三塁コーチを務める石井守備走塁コーチは開幕戦の試合後「オレが(木村昇を三塁で)止めていれば1死満塁で次は丸か…止めた方が正解だよな。オレのせい
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