学校に通う子供たちがまた狙われた。学校現場は安全確保に努めてきたが、事件は後を絶たない。子供たちをどう守るのか。あらためて問われている。 【現場状況図】事件現場では何が起きていたのか 子供の安全に詳しい大阪教育大学教育学部の小崎恭弘准教授(保育学)は、「過去の犯罪でも、こうした場合に子供自身が身を守るのは不可能だ」と指摘。「今回の事件が悪意を持って子供を狙ったのかどうかは分からないが、社会の中で脆(ぜい)弱(じゃく)であり、判断力が弱い子供が被害に遭うケースは多い」と話した。 平成13年6月に発生し、今年で事件から18年となる大阪教育大付属池田小の児童殺傷事件などをきっかけに、学校の安全対策は強化。地域住民やPTAなどによる通学路の見守り活動も増えている。 ただ、小崎准教授は「それだけですべての子供を守るのは難しい」と強調する。 米国などでは小学生でも親が送迎しているとして、「今回の事件は
![川崎襲撃事件「子供自身が身を守るのは不可能」 安全確保に課題(産経新聞) - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/91352152a7b71d3d1838dc24dd10222b041aca80/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Flpt.c.yimg.jp%2Famd%2F20190528-00000540-san-000-view.jpg)