【AFP=時事】KLMオランダ航空は29日、サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)の決勝トーナメントでオランダがメキシコを破った後にツイッター(Twitter)に投稿し、ユーザーからの激しい反発を生んでいたソンブレロ(メキシコの帽子)と口ひげのマークの画像を削除した。 苦情ツイートへの返答にわいせつ画像、USエアウェイズが謝罪 問題の写真は、オランダが2-1でメキシコを下して準々決勝進出を決めた直後に掲載されたもので、空港の「出国」サインの脇にソンブレロと口ひげにセラーペ(中南米の男性が用いる肩掛け)を組み合わせたマークが写されている。さらに画像には、「アディオス、アミーゴ」(スペイン語で「さらば、友よ」)とのコメントが添えられていた。 画像はソーシャルメディア上で即座に「人種差別だ」などとの激しい批判の声を生んだ。映画『バベル(Babel)』や『モーターサイクル・ダ
2014年W杯は現地時間29日に決勝トーナメント1回戦が行なわれ、オランダはメキシコに2対1の逆転勝ちを収め、準々決勝進出を決めた。この試合では、FWアルイェン・ロッベンが後半ロスタイムに決勝点となるPKを獲得したが、これがダイブだったのではないかとの論争が持ち上がっている。 後半立ち上がりに先制を許したオランダは、終盤の88分にMFヴェスレイ・スナイデルのゴールで同点に追い付くと、ロスタイムにはロッベンがエリア内でDFラファエル・マルケスに倒されてPKを獲得。これをFWクラース・ヤン・フンテラールが沈め、終盤の2得点で劇的な逆転勝利を収めた。 メキシコのミゲル・エレ―ラ監督は「審判が笛を吹いて、存在しないPKを与えたことによって我々は負けたんだ」「ロッベンはこの試合中に3度のダイブを行なった。主審は彼にカードを出すべきだった」と、不満をあらわにした。 一方のロッベンは「もしあれがP
ザッケローニ監督の指示を伝えるやや甲高い声は、練習会場でよく通る。「単純に言葉を運ぶだけでなく、監督と同じ温度感を心がけている」。W杯日本代表メンバーの最年長、遠藤保仁(G大阪)と同じ昭和55(1980)年生まれの若き通訳、矢野大輔さん(33)は、指揮官らイタリア人スタッフと選手たちの架け橋としてチームを支える。 プロを目指し、15歳でイタリアにサッカー留学したが芽は出ず、22歳で現地のスポーツマネジメント会社に入社した。2006年、トリノに入団した元日本代表FW大黒将志(京都)の通訳を任された際、チームを率いていたのがザッケローニ監督だった。「うわ、3−4−3の人だ」。名うての戦術家との初対面に緊張したのを今でも覚えている。 戦術理解に苦しんだ大黒に全体練習後、丁寧に説明する姿に好感を抱いていた指揮官から声がかかったのは10年9月。日本代表監督への就任会見を終えてイタリアに一時帰国し
5月12日、ブラジルW杯に挑む日本代表23人が発表された。メンバー選考に焦点がいきがちだが、ザッケローニ監督が記者会見で何を語ったのか、そしてその真意はどこにあるのか、考える必要はあるはずだ。 その他の写真付き記事『代表メンバー発表会見時のザッケローニ監督の真意はどこに?』 というのは、23人の発表後、イタリア在住のジャーナリスト・宮崎隆司氏と会話すると、気になる点を指摘していたからだ。それが一つや二つではなかった。イタリア語で実際に何を言っていたのか。宮崎氏の指摘をもとに検証していきたい。 氏はまず、「悩みどころは、ボランチを1枚多く連れていくかどうかだった」というコメントに違和感を覚えたという。 ザッケローニは「ボランチ」と訳された言葉について、「Centro-campista(チェントロカンピスタ)」と発言した。これは「MF」という意味で、日本での守備的なMFを意味する「ボラン
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