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ブックマーク / newsweekjapan.jp (6)

  • 3カ月間だけ英雄だったマザーファッカー

    筆者の住むイーストベイと対岸のサンフランシスコを結ぶ、ACトランジットというバス路線がある。今年2月、その車内で「黒人のチンピラにからまれた白人の老人が逆にそのチンピラを素手で殴り倒して撃退する」映像がネットに上がった。 同じバスの乗客が現場を携帯電話でビデオに撮ってYouTubeに上げたのだが、すぐにツィッターやブログで広まり、視聴数はその日のうちに100万を超えた。いわゆるミーム(Meme)、またはヴァイラル・ビデオ(Viral Video、ウィルスのように伝播攪拌されるビデオ)になったわけだ。 白人の老人はZZトップのように長く白い髭と見上げるような長身が特徴で、いつしかエピック・ベアード・マン(Epic Beard Man、デカいヒゲ男)と名付けられた。ベアード・マンはビデオのなかで「わしは67歳だ!」と叫んでいた。 ネットではベアード・マンを「英雄だ」と讃える人々と、その反対派の

    3カ月間だけ英雄だったマザーファッカー
    goldhead
    goldhead 2010/09/17
    "白人の老人が逆にそのチンピラを素手で殴り倒して"<一見弱々しいお年寄り、みたいなのを想像して動画を再生してみたら、見るからに強そうなマッチョで思わず吹いた。
  • 『イングロリアス・バスターズ』はなぜヘナチョコ青年ばかりなのか

    『イングロリアス・バスターズ』はアメリカだけで1億2000万ドルを売り上げて、クエンティン・タランティーノにとって『パルプ・フィクション』以来の大ヒットになった。ディズニー傘下から独立してから鳴かず飛ばずのワインスタイン・カンパニーもなんとか首がつながったようだ。 『イングロ~』はなぜヒットしたのか? ひとつは、アメリカ中のユダヤ人が劇場に集まったからだと思う。 舞台は第2次世界大戦中、ナチス・ドイツ支配下のフランス。密かに潜入したユダヤ系アメリカ人だけの米軍特殊部隊「栄光なき野郎ども(イングロリアス・バスターズ)」がナチを殺しまくる。殺した後でアパッチのように頭の皮を剥ぐ。それだけじゃない。バスターズは最後に世界中のユダヤ人が夢に見てきたことを実現してしまう! 映画館で観た時は、平日の昼間なので客は老夫婦ばかりだったが、クライマックスではご老人たちが拳を突き上げて「イエーッ!」と歓声を上

    『イングロリアス・バスターズ』はなぜヘナチョコ青年ばかりなのか
    goldhead
    goldhead 2009/12/16
    "クライマックスではご老人たちが拳を突き上げて「イエーッ!」と歓声を上げていた。""バスターズなんて名前だからゴツい奴らだろうと思うと、出てくるのはヘブライ語学校の生徒みたいな兄ちゃんなんだ"
  • ラスベガス 醒めないハングオーバー

    バチェラー・パーティ(結婚式直前の花婿が悪友たちと一緒に独身最後のエッチなバカ騒ぎをするアメリカの風習)でラスラスベガスに遊びに来た男たち4人。 高級ホテル「シーザーズ・パレス」に部屋をとり、景気づけに一気飲みしたら、翌朝まで記憶がない。強烈なハングオーバー(二日酔い)だ。しかも、ホテルの部屋では虎がガルルルと唸っていて、赤ん坊がほぎゃあほぎゃあと泣いている。おまけに乗ってきた自動車はパトカーに替わっている! この虎はオレたちが買ったのか? 赤ん坊は一晩で作ったのか? 昨夜、オレたちはいったいどれだけハメを外したんだ? おまけに肝心の花婿が行方不明。結婚式は明日なのに! 3人の男が失われた一晩を取り戻そうとラスベガスでドタバタを繰り広げるコメディ映画『ザ・ハングオーバー』は、ヘザー・グラハム以外無名のキャストなのに内容の圧倒的な面白さで興行収入270億円超えのウルトラメガヒット。今年最も儲

    ラスベガス 醒めないハングオーバー
    goldhead
    goldhead 2009/12/16
    ラスベガスのチンチロリン。
  • 政権交代でも思考停止の日本メディア | TOKYO EYE | コラム&ブログ | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

    今週のコラムニスト:レジス・アルノー トイレを修理してもらうために呼んだ業者にこんなことを言われたら、どうだろう。「うーん。ちょっと待ってください。セカンドオピニオンを聞かないと」。さらに悪いことに、医者にこう言われたら?「おかしな病気ですね。医者を呼んできます!」 8月30日の総選挙で民主党部に詰めていたとき、私の頭に浮かんだのはこんなバカげた光景だった。日のジャーナリスト5人に、次々と同じ質問をされたのだ。「政権交代をどう思いますか」 そういう疑問に答えるのが、ジャーナリストの役目ではないのか。そもそもそのために給料をもらっているのでは。その場に居合わせたイギリス人ジャーナリストが私に言った。「よくあんな質問に答えましたね。あんなものはジャーナリズムじゃない。日の記者はただ騒いでいるだけ。今夜、この国が根から変わったことを理解していない」 総選挙を境に日は根底から変わった──

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  • 「民主308議席」の民意とは?

    民意が2大政党を行き来するアメリカでは、大きな政権交代の波には必ず「民意の核」が見えるものです。例えば、昨年のオバマの「チェンジ」を支持した民意は、ブッシュの一国主義的な軍事戦略の行き詰まり、そして金融グローバリズムの「虚業」にバブルを生ませ破綻させた経済政策、この2つへの「ノー」でした。その核にある感情は「アメリカはもっと世界から尊敬されるはずだ」という思いと「自分たちの生活不安を解消してほしい」という思いの交錯したものでした。この「核」が巨大な波を起こし、史上初の黒人大統領候補を圧勝させたのです。 今回の「民主308議席」を動かしたのも似たような「核」です。そして今回の場合は、「日はもっと善なる国家イメージを周囲に与える中で紛争に巻き込まれないという安全を指向すべきだ」という軍事外交のニュアンスもありますが、それ以上に「自分たちの生活の先行き不安を解消してほしい」という思い、いや一言

    goldhead
    goldhead 2009/08/31
    "「日本が急速に貧しくなるはずはない、何かが間違っていた」"<もしそうだとしても、気づくのが遅かった。自分も。それだけ日本が金持ちだったか。
  • 世界で最も危険な韓国人、潘基文

    歴史的にレベルの低い国連事務総長のなかでも際立って無能。核拡散の脅威や難民危機にも関心を示さない潘のおかげで、国連はあってもなくても関係ない存在に堕ちた 見た目にはきわめて重要なポストでありながら、歴代の国連事務総長はどちらかと言うと大した実績を上げてこなかった。 アメリカの国連大使だったダニエル・パトリック・モイニハンは、自身の回顧録「危険な場所」のなかで、70年代に事務総長を務めたオーストリア人のクルト・ワルトハイムをこう評している。彼は「郵便局」のようだった。「やや古臭いが、オーストリア・ハンガリー風にそこそこ効率的な経営がされていた。誰かと向き合うと、世間話をしながら心のなかでは郵便の仕分けをしているような男だ」 ブトロス・ブトロス・ガリ元事務総長はどうか。90年代のボスニア・ヘルツェゴビナ紛争でセルビア人勢力が破壊の限りを尽くしているとき、彼は傲慢さと無責任さを発揮。クリントン米

    goldhead
    goldhead 2009/06/24
    "国連事務総長はうまくいけば、世界の良心を刺激して変化のための真の触媒になれるはずだ"<「郵便の仕分け」でもこなせるが、やろうと思えば何かになれるかもしれない立場。こういう批判に燃えてくれればいいが。
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