横浜市出身の芥川賞作家・荻野アンナ(67)が4月、神奈川近代文学館(同市中区)の館長に就任した。フランス文学研究の傍ら、小説や評論の執筆、翻訳など幅広く活躍してきた。機知に富んだ文章で読者を魅了する荻野に、文学館の在り方や創作の心得を聞いた。 同館が建つ「港の見える丘公園」のそばで暮らして…
神奈川県は27日、相模原市緑区沢井の住宅近くの山林で、有害鳥獣捕獲のために設置されたイノシシ用のくくりわなに雄のツキノワグマ1頭がかかり、人家に逃走する危険性があったため捕殺したと発表した。 県県央地域県政総合センターによると、クマは体長111センチ、体重46キロと小柄。25日午前11時25分ごろ、同所のわなの設置者が発見した。クマは暴れていて、いつわなが外れてもおかしくない状況だったという。捕獲した個体は学術研究のため、県立生命の星・地球博物館(小田原市)に搬送された。 クマ出没と「錯誤捕獲」の件数は
再開発構想の具体化が進められる山下ふ頭。2030年ごろの利用開始を目指している=22年9月撮影、横浜市中区 山下ふ頭(横浜市中区)の活用方法を話し合う再開発検討委員会が今月28日に始動することが17日、関係者への取材で分かった。市は初回を「学識者会合」と位置付けて参加者を限定し、その場での意見を踏まえて「地元関係者」を委員に加える流れを描く。検討委の人選を巡っては、開発事業への参画を目指す藤木幸夫氏の処遇が焦点となっているが、市は就任を依頼する姿勢を崩していない。 関係者によると、学識者として委員に就くのは12人。神奈川大理事長の石渡卓氏、建築家の隈研吾氏、小西美術工藝社社長のデービッド・アトキンソン氏、一般財団法人日本総合研究所会長の寺島実郎氏、東京都市大特別教授の涌井史郎氏らの名前が挙がっている。 市は会合当日に現地視察の機会を設け、山下ふ頭の歴史や周辺エリアの現状を紹介。さらに、次回
昨年1月に火災で全焼したJR大船駅近くの活魚料理かんのん(鎌倉市大船1丁目)が今月末、再オープンする。地域住民から「観音食堂」と愛される老舗だ。深夜の火災から約1年4カ月。社長を務める武井大次さん(53)と姉の鈴三さん(60)は「常連客に支えられてここまで来られた。初めは、満足できる料理は提供できないかもしれないがやりきりたい」と話している。 火災は昨年1月24日の午後10時50分ごろ発生。隣接する営業時間外の和洋菓子店から出火し、5時間半後に鎮火した。けが人はいなかったものの、同店と観音食堂の2棟が全焼した。 出火当時、鈴三さんは店内に1人でいた。外の物音に気付き、店外へ行くと隣から出火していた。「ぼや程度で全焼するとは思わなかった」と当時を振り返る。火災の一報を受けた大次さんは、当時横浜市瀬谷区におり、車で30分ほどかけて店まで駆け付けた。消防団員でもある大次さんは「誤報もあるし、ぼや
与野党超党派議員による「アダルトビデオ(AV)出演被害防止・救済法案」についての審議が25日の衆院内閣委員会で行われ、立憲民主党は性行為を伴うAVを禁止する法律の制定を別途、検討していく方針を示した。 法案では撮影時の性交を…
京浜急行電鉄(横浜市西区)は27日、観音崎京急ホテル(横須賀市)の営業を9月30日で終了すると発表した。リゾート施設などを展開する共立メンテナンス(東京都)が運営する新たなホテルとして、2023年春~初夏ごろにリニューアルオープンする予定。 これまで同ホテルは京急グループが運営していた。京急電鉄によると、リ…
人気アニメ「機動戦士ガンダム」の生みの親でもある富野由悠季監督(80)が今月、小田原市から市民功労賞を授与された。式典後に神奈川新聞社の取材に応じた富野監督は「小田原は嫌いだけど、故郷からは逃げられない」と複雑な故郷愛を吐露。これまで数多くの…
藤沢駅に隣接する一角で、大規模再開発構想の実現に向けた検討が本格化することが24日分かった。老朽化した3棟のビルを建て替えて一体化する構想で、早ければ2022年度中に都市計画手続きを開始することを視野に、近くテナントに対する説明会を開催する見通しだ。市は商業・業務・ホテルを主な用途とした「湘南の玄関口」にふさわしいランドマークの形成へ支援も検討している。
横浜市の2022年度当初予算案の概要が15日までに、分かった。一般会計は約1兆9700億円で前年度比2%程度減、21年度予算の道路建設事業団関連支出519億円を除くと、実質1%程度の増となる。 山中竹春市長が…
オートバイで集団暴走したとして、神奈川県警暴走族対策室と小田原署は7日、道交法違反(共同危険行為)などの疑いで、ともに18歳の高校3年で、茅ケ崎市と小田原市に住む少年2人を書類送検した。
横浜市会第3回定例会が10日開会し、8月末の市長選で初当選した山中竹春市長が所信表明演説を行った。市長は「IRの誘致の撤回をここに宣言する」と述べ、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の事業者選定のプロセスを直ちに中止する考えを強調した。その上で「… 所信表明演説をする山中市長=横浜市会本会議場 [写真番号:822151] この写真に関するお問い合わせ 理事者席で副市長ら幹部と話し合う山中市長(右端)=横浜市会本会議場 [写真番号:822181] この写真に関するお問い合わせ 理事者席で平原副市長と話し合う山中市長(右端)=横浜市会本会議場 [写真番号:822182] この写真に関するお問い合わせ
任期満了に伴う横浜市長選(8月8日告示、22日投開票)を巡り、現職の林文子市長(75)が15日、市役所で会見し、4選に向けて無所属で出馬すると正式に表明した。カジノを含む統合型リゾート施設(IR)誘致と新型コロナウイルス対策の推進を軸に市政継続を訴えた。同市長選に立候補の意向を示したのは9人目。林氏の態度表明で戦いの構図がほぼ固まった。 会見で林氏は「…
任期満了に伴う横浜市長選(8月8日告示、22日投開票)を巡り、元長野県知事で作家の田中康夫氏(65)が無所属で出馬する意向を固めたことが5日、分かった。市長選に立候補を表明するのは7人目。8日に会見を開き正式表明する。 神奈川新聞社の取材に対し、田中氏は「カジノを含む統合型リゾート施設(IR)誘致は市民が反対しており実現不可能。人と街を『創る・護(まも)る・救う』新しい理念に基づき、18区の特色を生かし『夢と展望』を実現したい」と意欲を語り、保育園の「保留児童」問題解消や市立中学校の「ハマ弁」を見直し、小中学校給食を地元食材でまかなう日を設ける考えを示した。 地域の空き家問題にも着手し、解体費用の一部を市が負担して緑地化や地域菜園化、町家再生などを図るほか、空き家を改修して独居高齢者のケア拠点とする新しい福祉の在り方も提案。福祉・医療・教育・観光・環境の分野で「人が人の世話をして初めて成り
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