3次予選の第二戦。相手はアジアカップベスト4のウズベキスタン。直近のワールドカップ出場国とベスト4と3次予選で相まみえるのって、普通に考えてどうなんだろうか。何気に死のグループなのかもしれないと、ようやく気がついた今日この頃。 ウズベキスタンはなかなか強烈なチームであった。なお、名前は気になった選手だけ記入してある。嘘だ、メモした紙を忘れたのだ。別にふざけてはいない。 ■誰のためのプレーなのか 最初に注目したいのは長谷部のトップ下である。阿部がスタメンの時点で、3-4-3かな、遠藤が高い位置なのかなと予想されたが、長谷部ががトップ下。つまり、我々の予想を斜め上にいくザッケローニであった。では、なぜに長谷部をトップ下にしたのか。 なので、長谷部の動きに注目していると、北朝鮮戦の柏木に似ていた。遠藤とポジションチェンジするのかなと思っていたが、そんな場面はまったくなく。日本のビルドアップが上手
2008年01月28日 愛すべき変人、マルセロ・ビエルサ ずどーんと重い空気が会見場に漂う。 1月26日、日本代表とチリ代表の親善試合が国立競技場で行われた。チリ代表監督のアルゼンチン人、マルセロ・ビエルサは偏屈な戦術マニアで、メディア嫌い。試合後の監督会見でも記者を馬鹿にしきって、いやいや質問に答えている態度がありあり。第三者から見るとかえって面白かった(当事者のチリ人記者は災難だが……。ちなみに、会見でも「ちゃんと質問に答えてくれ」と怒っている人がいました)。 アルゼンチン代表監督時代から地元メディアとは、冷戦状態だった。98年に監督就任すると、アヤックススタイルの[3-3-1-3]システムを駆使して圧倒的な強さで日韓W杯の南米予選を通過。だが、アルゼンチン人はビエルサの機械的なサッカーが嫌いだった。 “エンガンチェ”と言われるトップ下を配したクラシカルな[4-3-1-2]システムで、
2009年03月21日 「現役新聞記者の著書から感じたスポーツジャーナリストの姿」その1 ~活字メディアのジレンマ あるアジア選手権大会で、選手がホテルから競技会場までの移動用に使用するバスの専用駐車場に、無許可でテレビ局の取材クルーが数名入り込んでいることがありました。恐らく、会場に到着する選手の姿を撮影しておきたかったのでしょう。スタッフから、「これは許可されているのでしょうか?」、とトランシーバーを通じて連絡が入り、私は、「ホスト以外のテレビ撮影、およびその他のメディア取材は、一切許可されていない」、と回答しました。ところが、入り込んだテレビ取材クルーは、動こうとしないようで、私も現場へ駆けつけました。原因は、駐車場の進入を警備しているはずの警備員が、勢いに押されて入れてしまったことらしいのですが、私は務めて丁寧に、そのテレビ取材クルーの責任者らしき人に、「申し訳ありませんが、警
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