また猫猫ウォッチャー話題だが、小谷野先生は次のように書いていた。 最近、古典の新訳が流行っているが、はてみなどうやってやっているのだろう。改めて原書を見ながらぽつぽつとやっているのだろうか。それとも以前の訳をスキャンして、原書と照らし合わせながら直しているのだろうか。短いものならいざ知らず、もし私が『風と共に去りぬ』の新訳をしろと言われたら、絶対この方法をとってしまうと思う。http://d.hatena.ne.jp/jun-jun1965/20090102 私の標題の通りである。自分が語感として気に入らないとか、自分が読んでみて気に入らなければ「新訳」だとか何とかいって出すんでしょうな。いや、そうじゃない、初めから原書と辞書との首っ引きで訳すんだ、なんて言ってる訳者がいたら気をつけたほうがいい。前訳(先行研究)がある場合は、かならず参照するべきなのだ。そのような作業をせずに勝手に訳したよ