タグ

ブックマーク / shinka3.exblog.jp (4)

  • 事業仕分けによる漢方薬の保険適用除外はどうやらデマ | 5号館を出て

    まさかデマとは思われないような感じで、大手マスコミ、テレビ、ラジオ、ネットに騒ぎが拡がっています。はては長厚生労働大臣までもが「漢方薬についても市販の物を買って保険から外しなさいと、こういうようなご指摘もあると聞いているが、そのまま受け入れるというのはなかなか難しい」(長 昭 厚労相)」(TBS Newsi)というコメントを出すなど、誰もが今回の事業仕分けで漢方薬を保険適用から除外すべきという結論が出たと思っていたと思います。上のコメントが出たニュースにもこう書いてあります。 事業仕分けでは、薬局で類似薬などが市販されている漢方薬は、医師が処方する保険適用から除外するべきとされましたが、長大臣は29日、結果を受け入れない姿勢を示しました。 私のところにも、漢方薬の指定除外の反対署名の情報が来たりしましたので、それは一大事と署名に応じようとしたりもしていました。 しかし冷静に考えてみる

    事業仕分けによる漢方薬の保険適用除外はどうやらデマ | 5号館を出て
  • 飢えた子の前で科学研究は有効か | 5号館を出て

    「飢えた子の前で文学は有効か」 この言葉に初めて接した時に、人が単なる動物としてのヒトではなく、知性を持った人間であることの意味を考えてみろと言われた気がして、「大学生」になったことを実感した記憶があります。 最近ずっと考えているのが、「飢えた子の前で科学研究は有効か」ということです。 事業仕分け人たちがやろうとしていること、あるいは少なくとも建前として言っていることは、貧困国家である日でその貧困を解決するために、とりあえず税金を使って行う事業のうち、優先順位の低いものを仕分けていくということだと思います。 仕分けられる側が予算を主張するためには、その「論理」に対抗できるだけの「説得力のある理由」が述べられなければなりません。しかも、それがあらかじめ作文されたものではない証拠として、仕分け人と行う真剣勝負のディベートに勝たなければなりません。 全国あるいは全世界にリアルタイムで流されてい

    飢えた子の前で科学研究は有効か | 5号館を出て
    goldhead
    goldhead 2009/11/26
    予算を望む科学者には、「このホームレスのおっさんひとり死ぬかもしれないが、それでも科学への投資は将来1,000人、10,000人、5,000,000,000人救うんだ」みてえな大見得を切ってほしい。俺はそれに騙されてやる。
  • 乳糖耐性遺伝子変異はいつどこで起こったがが推定された | 5号館を出て

    USA TODAY に我々日人(東洋人)と欧米人の常識の違いがわかるおもしろい記事がありました。 Sixty percent of adults can't digest milk (全人類でみると大人の60%がミルクを消化できない) このタイトルを見ると、日人ならば「あたりまえじゃない」とか「もっと多くのヒトがミルクを飲めない」とか思うかもしれませんが、アメリカ人にとっては「そんなにたくさんのヒトがミルクを飲めないなんて、信じられない!」というニュアンスなのです。 (C) photoXpress ほとんどの哺乳類は子どもの時にはミルクを飲みます。もちろん、母乳です。ヒトを除くと、大人になってもミルクを飲む動物はいませんので、大人になるとミルクを分解する必要はありません。無駄なことはしないのが生物ですから、ほとんどの哺乳類ではミルクを飲み終わる時期を過ぎると、ミルクの糖成分である乳糖を

    乳糖耐性遺伝子変異はいつどこで起こったがが推定された | 5号館を出て
    goldhead
    goldhead 2009/09/03
    "ヒトを除くと、大人になってもミルクを飲む動物はいませんので、大人になるとミルクを分解する必要はありません。"<そういうことだったの。
  • ヒトは遺伝的多様性が高いので近親交配が危険 | 5号館を出て

    オープンアクセス誌の中で、無駄に厳しい査読をしないということで、ある意味で心配もされていたPlosOneに、またおもしろい論文が載りました。 The Role of Inbreeding in the Extinction of a European Royal Dynasty 日語でのニュース報道もあったので、ご覧になった方もいるかもしれません。 スペイン・ハプスブルク家、断絶の原因は「近親婚」か 研究結果 せっかくですので、論文を中心にご紹介してみます。ただし、私は世界史に(も)弱いので、歴史的記述には誤りがあるかもしれませんので、ご指摘願えると幸いです。話の内容は、日でも結構有名な顎と下唇を持ったハプスブルグ家の家系、特に1700年に途絶えたスペイン・ハプスブルグ家のことです。 これは最後のスペイン国王であるカルロス2世で、Wikipediaによると「先端巨大症のため、咀嚼に影響

    ヒトは遺伝的多様性が高いので近親交配が危険 | 5号館を出て
    goldhead
    goldhead 2009/04/21
    とりあえずマルセル・ブサックとか言っておこう。コロナティオン。
  • 1