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ブックマーク / sorae.info (5)

  • 1万年に1度の好機? 太陽系外縁天体「セドナ」に向けて探査機を打ち上げるなら2029年が最適か

    【▲ 2004年に公開された太陽系外縁天体「セドナ」(左)の想像図。遥か彼方で輝く太陽(右)も描かれている(Credit: NASA/JPL-Caltech)】ロシア宇宙科学研究所のVladislav Zubkoさんを筆頭とする研究グループは、無人探査機による太陽系外縁天体「セドナ」(90377 Sedna)の接近探査に関する研究成果を発表しました。セドナは太陽から最も遠ざかる時は約1000天文単位(※)、最も近付く時でさえ約76天文単位も離れているとされる、地球から遠く離れた天体です。研究グループによると、そんなセドナへ探査機を送り込むのに条件の良いタイミングが、今から7年後の2029年に訪れるのだといいます。 ※…1天文単位(au)=約1億5000万km、地球から太陽までの平均距離に由来 ■セドナ接近探査、最良条件下の打ち上げタイミングは2029年太陽系外縁天体とは、太陽系の天体のうち

    1万年に1度の好機? 太陽系外縁天体「セドナ」に向けて探査機を打ち上げるなら2029年が最適か
    goldhead
    goldhead 2022/01/27
    "セドナは2075年8月に近日点を通過します。別の言い方をすれば、セドナが約1万1500年ぶりに太陽へ最も近づくタイミングが、あと半世紀ほどでやってくることになります"
  • ベテルギウスの減光がついにストップ。増光の兆しを見せる

    同じ条件で撮影されたベテルギウスの比較画像。左は2016年2月、右は2019年12月31日に撮影。背景の星々は変わらないが、ベテルギウスは右のほうが暗い(Credit: Brian Ottum/EarthSky)昨年2019年後半から急速に暗くなり始めたオリオン座の赤色超巨星「ベテルギウス」。ベテルギウスはいつ超新星爆発が観測されてもおかしくないとされており、いよいよその時が近づいたのかと話題になっていましたが、直近の観測では昨年から続いていた減光が止まり、増光に転じつつある様子が明らかになっています。 ■最も暗くなったのは2月10日前後、1.6等で底を打つEdward Guinan氏(ビラノバ大学、アメリカ)らの研究チームが国際天文電報(ATel)を通じて報告した内容によると、ベテルギウスの実視等級は2月7日から13日にかけて約1.6等で底を打ち、その後は徐々に明るくなっています。201

    ベテルギウスの減光がついにストップ。増光の兆しを見せる
    goldhead
    goldhead 2020/02/27
    "長年に渡りベテルギウスを観測してきたGuinan氏は、近年の「420~430日周期」の変化に注目し、2月1日の時点で「2月21日頃(誤差は前後一週間)を境にベテルギウスが増光に転じる」と予想していました"
  • オウムアムアに次ぐ恒星間天体らしき彗星が接近中。その大きさはキロメートル級?

    今年2019年8月に見つかった彗星「C/2019 Q4」が、太陽系の外から飛来した「恒星間天体」である可能性が極めて高くなったことがわかりました。アメリカ天文学会の子会社が手がけるスカイ&テレスコープが、9月11日付で報じています。 C/2019 Q4(中央)を捉えた画像。右上に向かって短く尾が伸びている(Credit: Gennady Borisov)■今度の恒星間天体は太陽への最接近前に発見2017年10月19日に発見された恒星間天体「’Oumuamua(オウムアムア)」は、太陽系外から飛来したことが確認された初の天体であると同時に、その細長い形状や速度変化といった特徴から「地球外生命体が作ったものではないか?」とする説まで登場するほどに話題を呼びました。 今回、太陽系外から飛来した可能性が高まったC/2019 Q4は、もともとは2019年8月30日に新彗星として発見された天体で、この

    オウムアムアに次ぐ恒星間天体らしき彗星が接近中。その大きさはキロメートル級?
    goldhead
    goldhead 2019/09/13
    "太陽系外で形成された天体がどのような物質で作られているのか、オウムアムアよりもさらに詳しい情報を得ることができると期待されています"
  • ハッブルの後継機、ジェイムズ・ウェッブ望遠鏡がとうとう完成!宇宙の始まり観測へ

    NASAのジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が2019年8月28日、スケジュールと予算を大幅に超過した後に完成しました。 ノースロップ・グラマンが中心となって開発したジェイムズ・ウェッブ(JEST)はハッブル宇宙望遠鏡の後継として位置づけられており、赤外線域の観測により宇宙の始まり直後に誕生した天体の観測を予定しています。また、18枚の六角形の鏡を打ち上げ後に展開し、6.5メートルの巨大な主鏡が利用できるのも特徴です。 ジェイムズ・ウェッブはかなり開発が難航した経緯があります。予算は予定されていた金額のほぼ2倍、そして完成は約7年も遅れてしまいました。その間、ハッブル宇宙望遠鏡は数回の補修により延命処置を受け、一部故障しつつも稼働しています。 なお、ジェイムズ・ウェッブは2021年の3月の打ち上げを予定しています。そして打ち上げられた同宇宙望遠鏡は、太陽からの影響を受けにくいラグランジュ点(L

    ハッブルの後継機、ジェイムズ・ウェッブ望遠鏡がとうとう完成!宇宙の始まり観測へ
    goldhead
    goldhead 2019/09/04
    "ジェイムズ・ウェッブは2021年の3月の打ち上げを予定しています。そして打ち上げられた同宇宙望遠鏡は、太陽からの影響を受けにくいラグランジュ点(L2)に設置されることになります"
  • 木星の新しく見つかった衛星5つの名前が決定。命名ルールを解説

    アメリカのカーネギー研究所は8月23日、今年の2月から4月にかけてTwitterを通して募集した木星の衛星5つの名前が、国際天文学連合(IAU)によって正式に決定したことを発表しました。 ■発見済みの木星の衛星は合計79個に到達名前が募集されていたのは、同研究所の天文学者Scott Sheppard氏によって発見され、2018年7月に発表された12個の衛星のうち5つ。この発表によって、木星の衛星の数は合計79個に達しています。Sheppard氏らは数多く寄せられた応募すべてに目を通し、最もふさわしいと判断した名前を選び出してIAUに提出していました。 今回、正式に決定した衛星の名前とその由来は、以下の通りです。日語の発音表記は筆者によるものなので、今後国内の観測所や研究機関などで用いられる読み方とは異なる可能性があることをご承知下さい。 ・Pandia(パンディーア):仮符号「S/201

    木星の新しく見つかった衛星5つの名前が決定。命名ルールを解説
    goldhead
    goldhead 2019/08/28
    "「順行(木星の自転と同じ方向に周回)する衛星は末尾が“a”で終わること」または「逆行(木星の自転とは逆方向に周回)する衛星は末尾が“e”で終わること」"
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