糖葫芦(とうころ、タンフールー[注釈 1]、Tanghulu、繁体字:糖葫蘆)および、 冰糖葫芦(ひょうとうころ、ビンタンフール、bingtanghulu、繁体字:冰糖葫蘆)は、中国の菓子である。 この菓子はりんご飴のように飴掛けした果物を竹串に刺したものであり、華北地方ではオオサンザシが使われる一方、一部地域では山楂が用いられる。伝統的にはサンザシ類が用いられるが、近年はマンダリンオレンジやイチゴといった別の果物やプチトマトなどの野菜が用いられる場合や、餡子[2]が用いられる場合もある。 この菓子は宋の次代に誕生し、今日まで華北地方において親しまれている[3]。 糖葫蘆という名前は「砂糖をまとったヒョウタン」(sugar Calabash)を、冰糖葫蘆は「氷砂糖をまとったヒョウタン」( "rock sugar Calabash")をそれぞれ意味しており、いずれも、串にささった果物の形状を