6.1. トランザクション管理の中心となるインタフェース データベースを扱うアプリケーションではほぼ必ずと言っていいほどトランザクション管理を行う必要があります。しかしながら、JTA, JDO, JDBC, Hibernate, iBatis 等ではトランザクションを扱う方法は異なります。Spring ではこれらのトランザクションを統一的に扱う方法が用意されており、大きく分けて宣言的トランザクション管理とプログラマティックなトランザクション管理の 2つがあります。宣言的なトランザクション管理とは EJB の CMT (Container Managed Transaction) に良く似たもので、設定ファイルに基づきコンテナがトランザクションを制御します。一方、プログラマティックなトランザクション管理においては、他のトランザクション API よりもシンプルで簡単な API が提供されます。