前回のクラスフルアドレッシングはIPアドレスの基礎として重要なポイントですが,現在のIPアドレスの割り振りはクラスレスアドレッシングです。CIDRとVLSMというクラスレスアドレッシング技術を学び,IPアドレスの柔軟な割り振り方法を学びましょう。 クラスレスアドレッシング あるサブネット(ネットワーク)で使うIPアドレスの範囲は,IPアドレスとサブネット・マスクの組み合わせで決まります。例えば,192.168.0.0,サブネットマスクが255.255.255.0のときは,コンピュータに割り当てられるのは192.168.0.1~192.168.0.254までです。このクラスフルアドレッシングの場合,クラスCでは最大254台という制限があり数が足りない場合が出てきます。でも,クラスAやBでは大きすぎる場合があります。このため,クラスの境界をなくしたアドレッシング(クラスレスアドレッシング)が主
![IPアドレス編 第2回 CIDRとVLSMを押さえよう](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bed39b5962a5d552c95b6d796db8f55e72d32943/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fimages%2Fn%2Fxtech%2F2020%2Fogp_nikkeixtech_hexagon.jpg%3F20220512)