JSF2.0やSeamなど、新しいフレームワークではフラッシュスコープという機能を利用することができます。これはもともとRuby on Railsで有名になった処理方式だと考えられますが、フラッシュにデータを登録しておくと一回のHTTPリダイレクトの最中のみデータが保持され、次回以降のリクエスト時までに自動的に削除されます。従来こうした仕掛けをHTTPセッションを使ってアプリロジック中で毎回個別に実現するのは結構面倒で、またデータが正しくクリアされずに残存するなどのバグも簡単に発生しがちでした。 以前はあまり知られていませんでしたが、2重送信の問題を回避するために、最近はPRG(Post/Redirect/Get)パターンというのがよく知られるようになっています。*1このパターンでは、POSTリクエストで画面遷移する場合は、間にリダイレクトとGETをはさむことでURLバーのアドレス表示と実