しかし、行政手続きの見直し、制度の簡素化とは別の問題が出てきたのだ。事の発端は10月29日に遡る。河野氏は自身のツイッターに「2+1は田村厚労大臣と。平井大臣からのプレゼント」とのつぶやきとともに、平井卓也デジタル改革担当相と笑顔でのツーショット写真、さらに「押印廃止」と彫られたハンコと捺印の写真をアップしたのだ。 要するに、押印廃止のアピールにわざわざハンコを用いるという皮肉によって、押印廃止に積極的な支持者の「内輪受け」を狙ったのだろう。 「私たちへの侮辱だ」 このツイートに対して怒りをあらわにし噛みついたのが、長崎幸太郎・山梨県知事だった。長崎知事は「唖然として言葉も出ません……ただただ限りない『嫌悪感』。(中略)あたかも、薄ら笑いを浮かべながら土足で戦場の死体を踏み付ける残虐シーンの映画を見ているが如き」と書き込み、リツイートした。山梨県は全国有数のハンコ生産地だという。 このやり
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