「安全はただではない」 前原沖縄相が首相対応に理解 政治 2010年5月7日 11時34分(9時間55分前に更新) 【東京】前原誠司沖縄担当相は7日午前の閣議後会見で、鳩山由紀夫首相が米軍普天間飛行場の県内移設を表明したことについて「沖縄県民に率直におわびする。総理は本音で沖縄の負担軽減をしたいと努力し、今もその過程だ」との考えを示した。 北朝鮮や中国など日本をとりまく周辺諸国の戦略環境の中で安全を維持するため日米同盟は重要との認識を示した上で、「安全は水や空気のようにただではない。舞台裏に基地を背負い苦労している地域があると(国民に)言い続けないといけない」と述べ、国民全体で安全保障の現状と課題を認識する必要性を強調した。