日本学術会議の会員任命をめぐり、見送られた6人を含む当初の推薦者リストを菅総理が「見ていない」と答えたことについて、加藤官房長官は、リストは参考資料として添付されていたと主張しました。 「総理が推薦者の名簿について『見ていない』と答えられたのは、これ、決裁文書には推薦名簿、参考資料として添付をされてますけども、参考資料までは詳しくは見ておられなかったと」(加藤勝信官房長官) また、加藤官房長官は、会員任命の決裁段階までに任命に関する考え方は菅総理に上がっていたことも明らかにし、手続きに問題ないことを強調しています。 菅総理は先週のインタビューで、確認した会員候補リストは99人であったとして、見送られた6人を含む105人の推薦者リストは「見ていない」と答えたため、総理に伝わる前に誰かが6人を削った可能性などが指摘されていました。