【北海道下川町】がノマド仕事に最適な理由5つ〜「場所にとらわれない働き方」を7日間実践してきた〜 一人ひとりが歴史を紡ぐ風を生む【北海道下川町】特集、暮らしながら始めます。 「灯台もと暮らし」の運営を始めて以降、私(編集長・伊佐)は自分をはじめ、編集部員の価値観が大きく変わってきていることを感じています。 鮮明に覚えていることのひとつは、林業が「もしかしたら自分は、もういないかもしれないくらい先の未来」に向けた仕事であるという事実。 1本の木を植えてからそれが商材として成り立つまでには、なんと60年ほどの月日がかかるのだそう。それは、「今日・明日の締め切り」をつねに意識して生きている私には、当初想像できない時間の捉え方でした。 またそれを生業とする街、たとえば北海道・下川町という人口3,400名の小さな町に、私が大好きな女性編集者ちゃん(立花実咲といいます)が「移住してきます」と言って出か
『灯台もと暮らし』を立ち上げた大きな理由は、私たち編集部員自身が、「これからの暮らし方」を決めかねていたからでした。 働き方や暮らす場所を選べるようになった時代において、「じゃあ私たちはどうやって生きていこう?」と、自分たちが一番迷っていたのだと、今ならよく分かります。 中間地点の踊り場ではあるけれど、現時点で辿りつけた大きな答えは、「どんな道を選んだとしても、『より納得感のある生き方をする』」。 「オフィスは本当に要るのかな?」 「毎日同じ電車に乗って、同じ場所に通って、3年後も5年後も同じような仕事をしていることが、私たちの人生において本当に必要なことなのかな?」 生き方を考える上で、欠かせない「働く」という行為。 編集長である私(伊佐)自身、大学生の頃から「働くことは生きること」と捉えていました。 固定のオフィスを失くして、「移動する編集部」を実践する。 場所を選ばず仕事をする【移動
【京都・坂ノ途中】人生の大きなテーマを見つけるよりも、小さな選択を重ねて居心地のよい方向へ|松田明日香 おいしい野菜を毎日食べたら、もっと楽しい未来に出会えるはず。【京都・坂ノ途中】特集、はじめます。 「東京での仕事はすごく楽しくって、一緒に働いているひとたちも好きで、とにかくおもしろかったんです。 けど、当時は食生活がやばいんじゃないかって思っていて。朝も夜もずっとコンビニご飯を食べていたんですね。 ……あーそっかぁ、私の身体って全部コンビニご飯で生成されてるんや……ってことに気づいたんです」 大阪で生まれ育ち、京都で大学生活を過ごした後、就職を機に上京。大手の人材系企業に勤めたものの、「やっぱり京都が愛しい!」と、2年前に京都にUターンし、野菜提案企業「株式会社坂ノ途中」に転職した、松田明日香さん。 居を移し仕事を変えるというと劇的な変化に思えますが、本人曰く、それは「日々のチューニン
豪華ゲストを迎えて全5回で開催中の「鳥取メディア研究部~ぼくらが伝える、鳥取(以下、鳥取メディア研究部)」。9月23日(土)に、第4回を開催しました。 同プロジェクトは鳥取県と日本財団が実施している「県の魅力の再発見・価値の創造」プロジェクトの一環で、主催はTom Cat(Tottori media creative action team)(*1)。「灯台もと暮らし」も協力しています。 (*1)Tom Cat:一般社団法人ワノクニ、とっとりずむ、鳥取マガジンが協働する鳥取メディアクリエイティブアクションチームの略称。 メディアに限らず、何か新しいことを始めるときに、たくさんあったら嬉しいもの……。 それは、お金。 インターネット上でお金を稼ぐ方法のひとつに「アフィリエイト」と呼ばれる広告収入を得られる仕組みがあります。そのアフィリエイトについて、今回お話をしてくれる講師が、ブログ『まだ労
「沖縄に来ませんか?」 そう誘っていただいた時に思い浮かべたのは、 いつか足を運んだ沖縄北部や宮古島の、 碧くて蒼くて青い、空や海や太陽を反射する水しぶきでした。 つまり、夏。夏の具現化のような景色たち。 「多拠点居住と移住について、話してほしい」。 けれどイベント登壇という名目で私を誘ってくださったのは、 どうやらソレではない、内陸中心の沖縄市・コザエリアの方々でした。 参考:沖縄で作り出す持続可能な移住と多拠点居住とは 〜 ジモコロ 徳谷柿次郎氏 & 灯台もと暮らし 伊佐知美氏 & Yahoo! LODGE 植田裕司氏 & 沖縄市観光物産振興協会 山田一誠氏 〜|おきなわマグネット コザには、「スタートアップカフェコザ」という名のコワーキングスペースがあり、 Wi-Fiはさくさく、3Dプリンターが集まるラボまであったりするのだとか。 私の知らない、まだ見ぬ沖縄。 コザで暮らしたら、いっ
幸せの価値観は、ひとつじゃない。ロンブー淳さんがクラウド遺言サービス「itakoto」をプロデュースする理由【ジョブチェンジを学ぶ#4】 これからの暮らしを考えるために【ぼくらの学び】特集、はじめます。 編集部が自身のこれからの暮らしを考えるための特集「ぼくらの学び」。理想の暮らしをしている先輩や知識人にお話をうかがい、疑問を解決するために学ぶ連載です。「灯台もと暮らし」編集部・くいしんは、吉本興業の養成所NSC東京を出たあと、これまでに何度かジョブチェンジ(=異業種への転職)を経て、今に至ります。「ジョブチェンジしたっていい」「何度やり直してもいい」「挑戦しやすい世の中のほうがいい」。そんなことを考えながら、異業種への転職経験がある方を中心に、お話をうかがっていきます。 今回お話をうかがうのは、ロンドンブーツ1号2号の田村淳さん。 淳さんは20代前半、一般的に言えば大学生くらいの年齢の頃
【EVERY DENIM×灯台もと暮らし】僕らの理想のデニム�「Brilliant」ができました。インターネット時代のものづくりとは? 2016年6月から展開した、EVERY DENIMと「灯台もと暮らし」が共同で運営するオンラインサロン「僕らの理想のデニムってなんだろう?」。作り手と受け手がともにデニムをつくる、新しいものづくりのあり方を模索してきました。 参考:【オンラインサロン・オープン】いま、僕らが本当に選びたい「理想」のデニムをつくろう──「EVERY DENIM」(エブリデニム)山脇耀平・島田舜介 × 鳥井弘文「灯台もと暮らし」 今年6月のこと、約15名のサロンメンバーと何度も話し合い、1年間かけて1本のデニム「Brilliant(ブリリアント)」が完成しました。これを記念してEVERY DENIM共同代表の山脇耀平さん、島田舜介さんと「灯台もと暮らし」鳥井弘文との鼎談を実施。
「僕らが取り扱っているのは『家の歴史』なんですよ」 「何が一番かというと、家の所有者さんの気持ち。これだけです」 2017年3月。福井県美浜町で行われた「第9回 まちづくりの専門家から見る美浜町の空き家魅力発見ツアー」に行ってきました。 冒頭で紹介したのは今回のツアーの主催者である「NPO法人ふるさと福井サポートセンター」の理事長・北山大志郎さんの言葉です。 北山大志郎さん 「空き家を活用する」と聞くと、誰も使わなくなった家に、ただほかのひとが住むことになるような印象がありましたが、北山さんが仰っていたのは「家のストーリー」を知ってもらいたいという、一見空き家を活用することとは関係なさそうな言葉でした。 家の所有者さんにお話を聞いて、「家のいいところを探していく」ことによって、これからその家に住むひとも、建物に愛着が湧く。北山さんはそんな想いで空き家活用の活動をしているそうです。 福井県美
Snapmart(スナップマート)代表・江藤美帆(えとみほ)さんの生きる喜びとは?【ジョブチェンジを学ぶ#3】 これからの暮らしを考えるために【ぼくらの学び】特集、はじめます。 編集部が自身のこれからの暮らしを考えるための特集「ぼくらの学び」。理想の暮らしをしている先輩や知識人にお話をうかがい、疑問を解決するために学ぶ連載です。「灯台もと暮らし」編集部・くいしんは、これまでに何度かジョブチェンジ(=異業種への転職)を経て、今に至ります。「ジョブチェンジしたっていい」「何度やり直してもいい」。そんなことを考え、確認したくて、異業種への転職経験がある方を中心に、お話をうかがっていきます。 筆者のくいしんがまだ「灯台もと暮らし」の読者だった2015年。灯台もと暮らしと同じくらいよく読んでいたウェブメディアがあります。それが「kakeru(かける)」。初代編集長を務めていたのが、今回お話をうかがう
【蔵前】隅田川を一望できる「MIRROR」が、新しい東京の文化発信地 モノづくりの町【蔵前】特集、始めます。 「蔵前に行こうよ!」と恋人や友人を誘うなら、複合商業施設「MIRROR」は一度は訪れたい場所です。同施設の1~3階は「シエロイリオ」という、隅田川を眺められるリバーサイドカフェになっています。休日ならゆっくりお茶をしながら、町の雰囲気を楽しむのにぴったりです。 カフェのほかにも様々な仕掛けが施してある「MIRROR」。店長の吉田浩介(よしだ こうすけ)さん(以下、吉田)に、「東」東京から発信する「MIRROR」の価値観や蔵前の魅力についてお聞きしました。 立地を活かしてリノベーション 店長の吉田浩介さん 台東区蔵前の東側を流れる隅田川沿いに店を構える「MIRROR」は、東京スカイツリーが見える食とアートの複合商業施設です。 7階建てのビル内には、1階から3階にかけてリバーサイドカフ
【かぐや姫の胸の内】遠回りが正解になる人生だってある。歌のない音楽「インストゥルメンタル」の魅力をもっと広げたい|studio iota label代表・前田 紗希 【かぐや姫の胸の内】多様な生き方が選べる現代だからこそ、女性の生き方を考えたい── ここは、都会の喧噪から引き離された知る人ぞ知る老舗スナック。 夜な夜な少なの女性が集い、想いを吐露する隠れた酒場。 確かに近年、女性が活躍する場は増えて来たように私も思う。 自由に生きていい。そう言われても、 「どう生きればいいの?」 「このままでいいのかな」 「枠にはめられたくない」 私たちの悩みは尽きない。 選択肢が増えたように思える現代だからこそ、 多様な生き方が選べる今だからこそ、 この店に来る女性の列は、絶えないのかもしれない。 ほら、今も誰かが店の扉を開ける気配。 一人の女性が入ってきた…… 連載 今を生きる女性の本音「かぐや姫の胸
【松陰神社前】「一生懸命やらなくていい」57年続くバー「バッカス」の飯塚さんに聞いた仕事を“長く続ける”秘訣 ちょうどいいのは、きっと土曜日。【松陰神社前】特集はじめます 多くの転職を繰り返してきた僕は、そうして生きて来たことを半分は誇らしく思いつつ、長い時間にわたりひとつの仕事を続けるひとに出会うと、羨ましい気持ちも芽生えます。 参考:【ジョブチェンジを学ぶ#0】3年以上同じ会社で働いたことがないふたり。編集長・伊佐とくいしんの転職話 仕事を長く続けること、ひとつのことを長く続けるためには何かコツがあるのでしょうか。 松陰神社前でお話をうかがったのは「カクテルの店 バッカス」の今年で87歳になる飯塚徳治さん。 バッカスは1960年(昭和35年)にオープンし、松陰神社前駅のすぐそばで57年間も営業を続けています。 半世紀以上にわたってバーカウンターに立ち続けた飯塚さんは、それを誇らしげに語
誰かに決められたレールじゃなくて 周りの言うそれっぽいことじゃなくて 自分の心に従って、正直に正直に 恋をする、仕事をする、子育てをする。 そんな風に清々しく生きてみたい。高知県に訪れた際に、思ったことです。 「高知県に遊びに来ませんか?」 ある日、灯台もと暮らし編集部はそんなお誘いをいただきました。 「高知は個人経営のお店がたくさんあって、女性が切り盛りしているお店も多いんですよ」 というお話を編集部のタクロコマさんに聞いたわたし(小山内)は、どうしても高知へ行きたくなりました。高知の人々、とくに女性に会ってみたくなったから。 個人経営のお店を切り盛りする女性たち──、大学生のわたしは手に職を持っているわけではなく、自分で生計を立てているわけでもない。だからこそ自分のお店を構える女性というのは、なんだかとてもたくましく感じます。 これからどうやって働く? どこで暮らす? なんてことを考え
「灯台もと暮らし」で、何度かご紹介している東京の西荻窪(以下、愛を込めて西荻)。 歴史のある喫茶店や書店、ライブハウスから、個人で営む雑貨屋さんやカフェも並び、ファンが増えている地域のひとつです。 今回は、民家を改装した「松庵文庫」さんで「ことりっぷ」web編集部と「中央線あるあるプロジェクト」主催でトークイベントが行われました。 トークイベント「ガイドブックには載っていない西荻窪の楽しみ方、教えます」 【西荻窪】古民家スペース「松庵文庫」に集まる変わらない暮らし、声と音 登場するのは、もとくらでも何度もお世話になっている、食とセラピー「ていねいに、」の福田さんと、弊社代表の鳥井です。 福田 倫和(ふくだ ともかず) 鍼灸あん摩マッサージ指圧師。西荻生まれの西荻育ち。2013年に食とセラピー「ていねいに、」をオープン。 参考:【西荻窪・朝】ごはんを毎日「ていねいに、」食べよう テーマは「ガ
「UNWIND HOTEL&BAR(アンワインド ホテル&バー)」さぁ役者は揃った。北海道・札幌へ出かけて街と人生を楽しもう。 『灯台もと暮らし』編集長である私・伊佐知美が、「北海道札幌に、新しくホテルができます」というニュースを聞いたのは1月末のことでした。 オープンは2月4日。コンセプトは「ロッジやコテージの非日常感と、自宅感をホテルで」。 日本や世界をめぐりながら、いつも「心地よい滞在先」を探している私。札幌駅から南北線で3駅、中島公園駅から徒歩4分という利便性の良いエリアの「ライフスタイルホテル」と聞いて、どこか心浮き立つ自分がいました。 「どんな場所だろう?」と地図を見ながら、1泊2日の旅程で「UNWIND HOTEL & BAR(アンワインド ホテル&バー)」へ向かいます。 チェックインはお好きな席で 「こんにちは」と迎えてくれたのは、マネージャーの大場伸二さんとスタッフの水口
【松陰神社前】「good sleep baker」仕事終わりに焼きたてのパンとクラフトビールはいかが? ちょうどいいのは、きっと土曜日。【松陰神社前】特集はじめます 「夜遅く仕事が終わって、幸せの香りがする焼きたてのパンが食べられたらいいのに」 「大好きなパクチーとベーコンのパンを頬張り、くーっと日本のクラフトビールのグラスを傾けたりして」 突然ですが、「ビールが飲めるパン屋」はお好きですか? 夕方17:00から開くパン屋さん。お店が閉まるのは終電あとの深夜25:00。(※日曜日は23:00までの営業です) 仕事終わりも、休日だって、あなたのことを待っている。そんな素敵なパンとクラフトビールの専門店が、世田谷線「松陰神社前」駅から徒歩1分の「good sleep baker」です。 略して「ぐっすり」。ねぇ今度の夜は、一緒に「ぐっすり」に行って、夜もぐっすり眠りませんか? ……なんてね。
美味しいコーヒー、おしゃれな雑貨。すべては楽しく過ごせる空間と時間を提供するため|世田谷代田・Hi Monsieur(ハイムッシュ)大石護 「移動する編集部」。僕ら「灯台もと暮らし」編集部は、特定のオフィスを持たず、様々な場所をお借りして、毎月異なるオフィスで日々仕事をしています。 参考:場所を選ばず仕事をする【移動する編集部】始めています。 2016年12月から開始したこの取り組み。第一弾は、世田谷区の世田谷代田・代沢にあるHi Monsieur(ハイムッシュ)さんでした。 今回はそのハイムッシュのオーナーである、大石護さんにお話をうかがいました。 大石さんは、カフェ空間とコーヒーに魅せられ、大学卒業後は地元の喫茶店で修行をしたのち、25歳からは大学で学んだ建築の知識を活かしてインテリア関連の仕事に就きます。 30代になって独立した大石さんが目指したのは、「どこよりも美味しいコーヒーを出
1月中旬。どこでも地元メディア「ジモコロ」チームとして、兵庫県多可町へと足を運びました。ジモコロとは、先日公開した【親友対談】に出てきた徳谷柿次郎さんが編集長を務めるウェブメディア。 参考:【親友対談】「ジモコロ」編集長・徳谷柿次郎独立記念!キャリアハック田中嘉人とゆく、小田原〜静岡旅行|前編 参考:【親友対談】「ジモコロ」編集長・徳谷柿次郎の言う「水平フックアップ」って何?|小田原〜静岡旅行 後編 旅の目的は、株式会社ロフトワークさんによって企画・運営された町のPRムービーをつくるプロジェクト「TAKA Winter Video Camp」に帯同すること。 「ジモコロ」編集長・徳谷柿次郎さん(左)によるプレゼンの様子 参考:【地方創生の新手法】クリエイター5人の熾烈な競争、動画制作キャンプの可能性とは?|ジモコロ キャンプは2泊3日、丸々多可町で過ごして、町の魅力を感じたままに、5人のク
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