世界選手権に平昌五輪のメダリストが集結する 3月21日から開幕する、フィギュアスケート世界選手権。 オリンピック後の世界選手権は、メンバー的に少し寂しい、とも言われている。しかし選手の平均年齢が低いためもあるだろうか、最もトップ選手の欠場が少なく、楽しみな種目は女子シングルだ。 平昌五輪を振り返りつつ、この種目が現在抱えている問題点を考えてみたい。 ロシアから15歳のアリーナ・ザギトワと、18歳のエフゲニア・メドベージェワ。日本からは17歳の坂本花織と、19歳の宮原知子。そしてカナダのケイトリン・オズモンド、22歳。イタリアのカロリーナ・コストナー、30歳。 女子の最強豪国2国から、10代の選手が二人。そしてケガを乗り越えた20代のオズモンドと、紆余曲折を経て4度目の五輪を迎えたコストナー。平昌五輪、女子フリー最終グループは、なんとも感慨深いメンバーでの一戦だった。 優勝したザギトワは、長
![フィギュアスケート世界選手権「女子シングルの抱える闇」(青嶋 ひろの) @gendai_biz](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e7cb98c18a5f5b5ba0d23c151565ab8465e78a62/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fgendai-m.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F4%2Fa%2F1200m%2Fimg_4a8b3d2e8698f615d74d389b21c7f655145216.jpg)