長らく横浜港を拠点に活躍してきたレストラン船「ロイヤルウイング」が2023年5月上旬をもって運航休止になります。63年もの長きにわたり活動してきた同船には技術遺産に認定されてもおかしくないほどの貴重品が多数残されています。 「氷川丸」「日本丸」の陰に隠れた横浜港の名船 北米航路で活躍した貨客船「氷川丸」や日本初の本格的な西洋型帆船「日本丸」といった歴史的な船舶が保存されている横浜港では、船齢60年を超える客船も現役で運航されています。その船の名は「ロイヤルウイング」(2876総トン)。ただ、同船は2023年5月上旬をもって運航休止となることが決まっています。 通常便の定期運航は4月30日までなので、日常的に航行する姿を見られるのは残り1か月ほどと言えるでしょう。日本屈指のご長寿船といえる「ロイヤルウイング」の足跡を、改めて振り返ってみましょう。 拡大画像 横浜港を母港にするレストランシップ
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