ブックマーク / hardware.srad.jp (273)

  • 太陽電池で半永久的に稼働するx86マイコン | スラド ハードウェア

    Intelが太陽電池で稼動するx86ベースのセンサー端末を発表した(PC Watch)。 外部からの電源供給が不要で、半永久的に自律駆動できるのが特徴。太陽電池のサイズは1平方cmで、1,000ルクスの室内照明下で連続動作できるという。センサーのデータを定期的に収集しつつ、間欠的にBluetooth Low Energyにてデータをホスト側(ハブ側)に送信できるという。 残念ながらこれはまだ発売予定などは決まっておらず、IoT分野に向けた技術開発の一環に過ぎないようだ。

  • 「焼酎かす」で作った活性炭を電極として利用する充電池が開発される | スラド ハードウェア

    いや、スーパーキャパシタも二次電池の一種と言えなくなくなくない?というのは置いといて。 活性炭の隙間にイオンを吸着させてというのでぴんときて探してみたところ、福岡工業大学のニュースリリース [fit.ac.jp]ではちゃんと「このたび開発した充電地は「電気二重層キャパシタ」タイプです」と書いてありました。 # 電気二重層キャパシタ=スーパーキャパシタ=電気二重層コンデンサ [wikipedia.org]ね。 ニュースリリースでも「充電池」と書いてるから読売が充電池って書くのは当然だし、まあ世の中の人々が「充電池」と呼んでる用途に使うことを想定してそう書いたんでありましょう。 とはいえスラドに引っ張ってくるときに充電池の学術用語である二次電池に置き換えてしまうと、こちらは一般的には電極での化学反応によってエネルギーを蓄えるやつを指すので、正しい用語にしようとした結果まちがった記事になってしま

  • ソニー、LEDディスプレイ「CLEDIS」を発表 | スラド ハードウェア

    ソニー ビジネスソリューションがLED素子を使った新ディスプレイ「CLEDIS」を発表した。2017年1~3月ごろの発売を目指しているとのこと(AV Watch)。 LEDバックライト液晶ディスプレイでなく、三菱電機オーロラビジョンに代表される巨大ディスプレイと同じくLED素子で各3原色1点を表示する方式で、強いて言えば「無機ELディスプレイ」である。2012年に55型サイズフルHD解像度(1920×1080ドット)で発表した「Crystal LED Display」の発展系だそうだが、流石に現在のLCD全盛時代には売り物にならないと判断したのか、もう少し巨大化させての市販化となった。 今回発表されたディスプレイはディスプレイユニット「ZRD-1」とコントローラ「ZRCT-100」から構成されており、単品では320×360ドットのZRD-1を必要枚数接続することで大画面を実現できるという。

  • 低価格万年筆が人気 | スラド ハードウェア

    15年くらい前に何かのはずみでLAMYのSaffariを使い始める ↓ コンバータで他社の瓶インクも使ったりして5年ほど経つ ↓ 金ペン先への興味が抑えきれず、ちょっとでも安いところから、 とセーラーのプロフィットギアを買ってみる ↓ 金ペンの滑らかさと書き心地に目から鱗 ↓ セーラー、パイロットを中心に2万~5万円レベルでメイン2、 控え3まで増殖 特に太字の「紙にインクを乗せて滑らせる」感じがいいですね。 筆圧を掛けると逆に駄目なので、たまに油性ボールペンを使うと インクが出なくなるくらいに筆圧が弱くなりました。手が 疲れないので、大量に書けます。 安価な鉄ペンも変わった色のインクのお試しなどにちょくちょく 使います。ハイエースネオクリアはペン芯まで半透明でいいですね。 書き心地はカリカリしているので、注釈書き込みくらいにしか 使わないのですが。 物は試しに、なるべくインクのフロー

  • ファイルの「解凍」は死語? | スラド ハードウェア

    窓の杜にて、ファイルの「圧縮」および「解凍」、「展開」に関する話題が取り上げられている。 記事では新入社員がファイルの「解凍」や「圧縮」について分からないという話や、最近では「解凍」という言葉は「おっさんしか使わない」という話が紹介されている。ちなみに窓の杜では「圧縮・解凍・ランタイム」というジャンル分けで「解凍」というキーワードが使われているが、これを「展開」に置き換えるかどうかも検討しているようだ。

  • 磁気テープの需要が拡大中 | スラド ハードウェア

    データバックアップ用のメディアとして古くからあり、かつ現在でも現役の磁気テープがまた見直されているという。2013年には「テープストレージ市場は縮小傾向」としてTDK子会社のメディアテックがデータテープの製造販売から撤退するというニュースもあったが、磁気テープメーカーの富士フイルムによると、容量ベースの出荷数は5年前の約4倍に増えているという(SankeiBiz)。 磁気テープの製造は富士フイルムとソニー、日立マクセルの3社でほぼ市場を独占しているとのことで、たとえば昨年には富士フイルムとIBMが共同で容量220TBのテープカートリッジを実現できるという磁気テープ技術を開発するなど(過去記事)、各メーカーの技術開発によってさらなる大容量化も進んでいる。

  • Intel、モバイル向けSoCの開発を中止へ? | スラド ハードウェア

    Intelがスマートフォンやタブレット向けのAtomベースプロセッサ「SoFIA」や「Broxton」の開発を中止し、スマホとタブレット市場から撤退するという(EE Times)。 Windows 10 Mobileや2in1デバイスはどうなってしまうのだろう。Coreプロセッサベースになってしまうのだろうか。Microsoftにも影響がでそうな決定である。それともAMDにチャンスがやってくる?

  • USB Type-CでのQuick Chargeは仕様違反? | スラド ハードウェア

    ストーリー by hylom 2016年04月28日 16時37分 USBが出た当初は給電にのみ使うなんて想定外だったわけですが 部門より HTC 10やLG G5はQualcommの「Quick Charge 3.0テクノロジー」(ASCII.jpの解説記事)を採用し、USB Type-Cコネクターでの急速充電機能を提供する。しかし、Amazon.comでのUSB Type-Cケーブル/アダプターレビューで知られるGoogleエンジニア Benson Leung氏はQuick ChargeがUSB Type-Cの仕様に反すると主張し、こういった製品はお勧めできないとの意見を表明していた。これに対してQualcommは、USB Type-CコネクターでQuick Chargeを使用することによる問題は特に発生していないなどとし、USB Type-Cの仕様に違反するかどうかへの言及を避けた

  • バッファローを傘下に持つメルコHDが「流水麺」のシマダヤ株式22.7%を取得、持ち分法適用会社に | スラド ハードウェア

    PC周辺機器で知られるバッファローを傘下に持つメルコホールディングスが、「流水麺」などで知られる製麺大手シマダヤの発行済み株式22.7%を取得し持ち分法適用会社にすると発表した(日経新聞、ITmedia)。 なお、メルコ創業者である牧誠会長の実父がシマダヤの創業者で、また牧誠会長とシマダヤの牧実会長は兄弟という関係らしい。ちなみにメルコは2002年に「きしめんケーブル」なる10BASE-T/100BASE-TX対応LANケーブルを発売している(PC Watch)。

    バッファローを傘下に持つメルコHDが「流水麺」のシマダヤ株式22.7%を取得、持ち分法適用会社に | スラド ハードウェア
  • iPhone SEの中身はiPhone 6s+iPhone 5s?ディスプレイアセンブリはiPhone 5sと差し替え可能 | スラド ハードウェア

    iPhone 5sのボディーにiPhone 6sを詰め込んだとも評されるiPhone SEだが、実際の中身はどのようなものだろうか。ChipworksとiFixitが分解リポートを公開している(Chipworksの分解リポート、 iFixitの分解リポート、 9to5Macの記事、 MacRumorsの記事)。 Chipworksのリポートによれば、A9プロセッサーを始めとしてモデムチップ、オーディオIC、NFCチップ、6軸慣性センサーなどがiPhone 6sで使われているものと同じだという。一方、タッチスクリーンコントローラーはiPhone 5sで使われているものと同じようだ。これまでに使われていたものと異なる部品としては、セルラーパワーアンプモジュールやパワーマネージメントIC、NANDフラッシュ、マイクロフォンが挙げられている。 iFixitのリポートによれば、ディスプレイアセンブリ

  • 太陽光発電施設の急増によりトラブルも急増 | スラド ハードウェア

    山梨県北杜市では、大量の太陽光発電用ソーラーパネルの設置が進められているそうだ。これにより、設置主と住民とのトラブルも発生しているという(J-CASTニュース、Newsweekの2015年8月記事)。 急速な太陽光発電施設の設置拡大についてはハフィントンポストの記事が詳しいが、太陽光発電施設の設置、特に発電出力が50kW未満の施設においては規制が緩いそうだ。そのため50kW未満の発電施設を大量に設置するケースや、設備自体が粗末なもので簡単に壊れそうになっているケースもあるという。

  • 既存のリチウムイオン電池やキャパシタよりも優れた全固体型セラミックス電池が開発される | スラド ハードウェア

    東京工業大学やトヨタ自動車、高エネルギー加速器研究機構の研究者らが、リチウムイオン二次電池の3倍以上の出力特性をもつ全固体型セラミックス電池の開発に成功したと発表した(Nature Energy掲載論文)。 開発された全固体電池は「Li9.54Si1.74P1.44S11.7Cl0.3」および「 Li9.6P3S12」という超イオン伝導体を使用するもので、現在一般的に使われているリチウムイオン電池と比較して高速に充電でき、高い出力が行えるのが特徴だという。さらに、-30℃の低温や100℃の高音でも優れた充放電特性を示すという。 これらの特性は既存のリチウムイオン電池だけでなくキャパシタよりも優れているとのことで、次世代蓄電デバイスの最有力候補となるという。

  • 産総研、リチウム硫黄電池の充放電の仕組み解明 | スラド ハードウェア

    産総研が「リチウム硫黄電池」の充放電の仕組みを解明したそうだ(日経新聞)。 リチウム硫黄電池は現在研究開発が進められている「次世代」の二次電池。リチウムイオン電池の正極に硫黄を含む物質を利用したもので、エネルギー密度を高められると言われている。リチウム硫黄電池は実用化に向けた研究が進められているが、どのような経路でイオンや電子の移動が行われるかは明らかになっていなかった。 今回の研究では、X線による構造解析とコンピュータシミュレーションが用いられたそうだ。これにより、リチウムとチタン、硫黄の結晶構造からリチウムの一部が電解液に移動し、その穴を硫黄が埋めるという動きが分かったという。

  • HDD故障の最たる原因は高温ではなく、高湿度によるコントローラーの故障 | スラド ハードウェア

    まず「低温低湿」環境と「高温多湿」環境で比較ってのがちょっと変な気がします。 ただ、多湿で故障するのは一般的な話しです。 下記文献のように内部で使用するアルミの腐による故障は、湿度比の4.5乗に比例するんだから アレニウスの式、温度+10℃で故障率2倍よりかなり高いので当たり前のような気がします。 光・マイクロ波半導体 品質/信頼性ハンドブック 故障モードとメカニズム [renesas.com]によれば、 (2)アルミ腐のメカニズム アルミ(AI)は,電気化学のイオン化傾向が高く,非常に腐しやすい金属です。この電気化学 反応は,印加するバイアスの影響を受けるため,バイアス値が増大するにつれて腐も大きくなり, 印加するバイアスの極性により腐のモードが異なります。これは,バイアス印加により発生する 電界により,引き寄せられて反応するイオンが異なるためです。 アルミ腐に対する活性化エ

  • 捺印機能つき宅配ボックスが登場 | スラド ハードウェア

    ネット通販の普及により非在宅時にも宅配便を受け取れる宅配ボックスの需要が増えているが、宅配ボックスでは受け取り時の署名や捺印が難しいという問題があった。そこでパナソニック エコソリューションズが、捺印機能付き宅配ボックスを開発したという(家電Watch)。 この宅配ボックスは、シヤチハタの印鑑をセットしておくことで、荷物を入れたあと一回のみ捺印が行えるという。電源不要で動作するのも特徴。 そもそも現代において受け取り時の捺印というシステムはどうなのよという感じはあるが、とりあえず問題を解決出来るシステムとしてはアリなのかもしれない。

  • 中国・紫光集団、米Western Digitalへの出資を断念と発表 | スラド ハードウェア

    シャープが台湾・鴻海の買収案を受け入れたというニュースの影で、中国の半導体大手、紫光集団がWestern Digital(WD)への資参加を断念すると発表した。紫光は2015年9月、38億ドル(約4250億円)を投じてWDに15%出資することで合意していた。紫光によると断念の理由は米国企業のM&Aを審査する対米外国投資委員会(CFIUS)から、今回の案件について調査に入るとの通知があったという(日経新聞)。 WDは米政府や企業の情報システム構築に関わっており、経営に中国が参画するのを米当局が事実上、拒んだ可能性がある。同様の事態は、身売り先を探している老舗半導体メーカー米フェアチャイルド・セミコンダクターなどでも発生している模様だ。

  • 高浜原発4号機、トラブルで自動停止 | スラド ハードウェア

    福井県高浜町の関西電力高浜原子力発電所4号機で29日14時ごろトラブルが発生、原子炉および発電機が自動停止した(日経新聞、朝日新聞)。 高浜原発4号機は、1月末に再稼働した3号機に続いて2月26日に再稼働が行われたばかりで、27日に臨界状態になっていた。トラブルの原因はまだ明らかになっていない。また、原子炉の冷却は維持されているという。

  • 「長寿命」をうたうLED電球、LED素子よりも先に回路がダメになるケースも | スラド ハードウェア

    LED照明は蛍光灯よりも長寿命と言われており、近年では普及が進んでいる。「10年持つ」というような話もあるが、製品によってはそれよりも短い期間で壊れることもあるようだ。増えてきましたLEDの不点灯というブログ記事で、不点灯になったLED電球が分解されているのだが、これによるとこのLED電球では電球内に封入されている電解コンデンサが破損していたという。 電解コンデンサは経年劣化が発生するデバイスであり、その寿命は1000~2000時間というのが一般的だ。いわゆる「固体電解コンデンサ」では寿命が5000時間のものもあるが、これはあくまで定格温度(85℃もしくは105℃が一般的)での利用する場合で、温度が10℃上がると寿命が半分になると言われている。ちなみにLED電球によっては「密閉器具対応」や「断熱材施工器具対応」というものがあるが、これはそういった環境は高温になりやすいため、温度対策が取られ

  • 2015年までに廃止予定だったVGA端子、まだまだ現役 | スラド ハードウェア

    2010年、「Intelら大手ベンダー、2015年までにアナログRGB(VGA)端子を廃止」という話があった(2010年のPC Watchの記事)。また、2012年にはPCのVGAやDVIインターフェイス、5年後には消滅かという話もあった。しかし2016年現在、VGA端子を搭載したPCやグラフィックカードは未だ発売されつつけており、廃止とはほど遠い状態となっている。 たとえば価格.comのノートPCページで調べてみると、記事編集時点で2032件中1131件がVGA端子を搭載している。HDMI端子搭載は1789件となっており、主流なのはHDMI端子搭載モデルと言えるが、VGA端子が消滅したとは言えない状況となっている。また、ビデオカードにおいては612件中D-SUB搭載機が147件と、こちらも数は少ないもののまだ現役だ。

    2015年までに廃止予定だったVGA端子、まだまだ現役 | スラド ハードウェア
  • 道路に太陽電池を埋め込む計画、フランスで進められる | スラド ハードウェア

    フランスで1000kmにわたって道路に太陽電池を埋め込むプロジェクトが進められているそうだ(Solar Crunch、Slashdot)。 このプロジェクトは「Wattway」と呼ばれており、フランスの道路設備関連企業ColasとフランスNational Institute of Solar Energyが共同で進めているとのこと。使用する太陽電池パネルは厚さ7mm、幅15cmほどのもので、これをレンガのように地面に敷き詰めるという。このパネルは特殊なレジンとポリマーを使ったコーティングが施されているそうで、大型トラックの通過に耐える耐久性を持ち、またタイヤが滑らない十分な摩擦力をタイヤに提供できるとしている。既存の道路の表面を削ることなく設置でき、設置コストを削減できるのも特徴のようだ。 このプロジェクトが成功すれば500万人分の電力需要をまかなえるという。しかし、このプロジェクトに対し