ブックマーク / hoppojournal.sapolog.com (126)

  • ラーメン百景 旭川市「一味軒」。地元で長く愛され続ける「みそラーメン」 

    まずは注文した定番の「みそラーメン」(税込750円) 取材で訪れた旭川で、「是非一度」と勧められたのがロータリー交差点付近のラーメン屋さん「一味軒」だ。旭川ラーメンはとりあえず「魚出汁に醤油」というイメージがあるが、この店のオススメは味噌味だという。 昼時に足を向けると暖簾でも盛んに「みそ」と謳っている。ここはストレートに看板メニューを注文するしかない。 賞味するとこれが大正解。縮れ麺に絡むスープはどこか懐かしく奥深い味わいで、炒めた挽肉とモヤシとの相性もいい。納得しながらべていると、常連さんらしき左右の客が「親父さん、醤油で」「私は塩」と、変化球を盛んにオーダーしている。これには思わず笑ってしまった。つまりはどの味も旨いということなのだろう。 ご夫婦で長く営業してきたことがうかがわれる店内。チェーン店もいいが、地元で長く愛されている個人店が特に私のお気に入りだ。この一味軒も、また。(く

    ラーメン百景 旭川市「一味軒」。地元で長く愛され続ける「みそラーメン」 
  • 杉村太蔵が生まれ故郷の旭川「買物公園」再生に始動。食と文化の発信拠点「ここはれて」来夏開業へ

    › 月刊誌「北方ジャーナル」公式ブログ › 政治経済 › 杉村太蔵が生まれ故郷の旭川「買物公園」再生に始動。文化の発信拠点「ここはれて」来夏開業へ 「ここはれて」のコンセプトを発表する杉村氏(6月25日午後、旭川信金店で) 【リアルエコノミー提携】旭川の買物公園と聞いて現在の姿をイメージできる人は、どれだけいるだろう。JR旭川駅から8条通まで1㎞続く幅20mの歩行者専用道路。両側には・物販の店舗が連なる。中心街の贅沢な空間は、旭川にとって旭山動物園に並ぶマチの財産。しかし、商業施設が郊外に進出、買物公園の賑わいは、昔日の遠景になってしまった。そんな買物公園の再生に向け、タレントで旭川出身の杉村太蔵氏が動くことになった。 6月25日午後、旭川信金店を会見の場に借り、杉村氏は報道陣を前に「買物公園を『きた北海道』(旭川及び旭川以北のエリア)の文化の発信拠点にしたい」と意気込んだ。

    杉村太蔵が生まれ故郷の旭川「買物公園」再生に始動。食と文化の発信拠点「ここはれて」来夏開業へ
  • 深川市が6月議会で市立病院診療放射線科の贈収賄疑惑を「まだ調査中」と答弁。中間報告すらしない姿勢に市議らは反発

    › 月刊誌「北方ジャーナル」公式ブログ › ニュース › 深川市が6月議会で市立病院診療放射線科の贈収賄疑惑を「まだ調査中」と答弁。中間報告すらしない姿勢に市議らは反発 深川市役所 さる3月議会で同月8日、市立病院診療放射線科の公務員倫理規定違反と贈収賄疑惑について、北名照美市議(共産・10期)から野球観戦チケット授受に関する業者と職員とのやりとりの録音データを突きつけられ、「青天の霹靂」(山下貴史市長)という言葉とともに内部調査を約束していた深川市。出入り業者と診療放射線科幹部が癒着していた事実は、あったのか、なかったのか。それは贈収賄事件に発展する可能性はないのか。そして事実を告発した後、事務部に異動を命じられた元同科の放射線技師の人事は不利益措置に当たらないのか──。これらの問題の解明が期待されたのが、6月18日から開催された第2回定例会だった。 だが、この期待は裏切られることになる

    深川市が6月議会で市立病院診療放射線科の贈収賄疑惑を「まだ調査中」と答弁。中間報告すらしない姿勢に市議らは反発
  • 【本誌7月号から特別先行公開】紋別沖合で起きた漁船転覆事故は、ロシア船の“目隠し航海”が原因か

    衝突で第八北幸丸の左舷から船底にかけてできた大きな傷(紋別漁協提供) 「もう海も自分の船も見たくない。漁師として廃業を考えている」 ロシアのカニ運搬船「アムール」(662トン)に衝突され、乗組員3人(機関長1人・甲板員2人)が死亡した紋別漁協の毛ガニ漁船「第八北幸丸」(9・7トン)の吉岡照由船長(63)は、事故から2日後の5月28日午前、記者の取材に悲痛な声を絞り出した。 それはあっという間の出来事だった。5月26日午前4時頃に出港した紋別漁協の毛ガニ部会の船団(6隻・神敏雄船団長)は1時間ほどで紋別港北東約23キロの沖合に着くと、いつものように操業を開始。出港当時とはうって変わり辺りに濃霧が立ち込める中、第八北幸丸は甲板員がロープに繋いだカニ籠を海中に降ろす作業を始めていた。 「衝突された時、自分は操舵室の中に居たが、霧の中からいきなり大きな船が現れ次の瞬間にぶつかっていたという感じだ。

    【本誌7月号から特別先行公開】紋別沖合で起きた漁船転覆事故は、ロシア船の“目隠し航海”が原因か
  • 「吉田学長のパワハラは、まだ認定されていない」 旭川医科大学の正常化を求める会の発起人がマスコミの“拙速報道”に苦言

    › 月刊誌「北方ジャーナル」公式ブログ › ニュース › 「吉田学長のパワハラは、まだ認定されていない」 旭川医科大学の正常化を求める会の発起人がマスコミの“拙速報道”に苦言 2020年1月28日に開かれた記者会見での吉田学長(左)と旭川医科大学病院の古川博之病院長(当時) 「パワハラは、まだ認定などされていません」 6月3日、「旭川医科大学の正常化を求める会」の発起人のひとりである現役教授は記者にこう話し、慎重な姿勢を崩さなかった。 旭川医大の吉田晃敏学長の辞職・解任を求める学内外の声に押される形で学長選考会議が設置した第三者による調査委員会。札幌弁護士会所属の3人の弁護士が3カ月あまりの調査を終え、6月1日に同会議に報告したことを受けて大手メディアが「旭医大学長 パワハラ認定」(北海道新聞・同月2日付け)、「学長の“辞めろ”発言認定」(朝日新聞・同月3日付け)などの見出しで大きく報じた

    「吉田学長のパワハラは、まだ認定されていない」 旭川医科大学の正常化を求める会の発起人がマスコミの“拙速報道”に苦言
  • 大型複合店舗コーチャンフォーのマルシェがさらに充実 今度はエールを込めて「沖縄泡盛コーナー」を展開

    「コーチャンフォーマルシェ」で展開している「沖縄泡盛コーナー」(リラィアブル提供) リラィアブル(社釧路・佐藤暁哉社長)は、音楽・文具・飲の全国最大規模複合店コーチャンフォーの品コーナー「マルシェ」に、「沖縄泡盛コーナー」を設けた。道内展開している6店舗に導入、泡盛やクラフトビールなどを品揃え、物産販売を通じて沖縄観光を応援する。 リラィアブルでは、「コーチャンフォーマルシェ」で、コロナ禍の北海道農家やレストラン・品メーカーを応援するため、道産品の品揃えを強化するとともに、道産材を使った自社ブランド商品を展開するなどしてきた。 今回、北海道と同じく観光地としてコロナ禍の影響を大きく受けている沖縄県を応援する目的で、「コンチャンフォーマルシェ」としては初の道外地域の商品を集めた「沖縄泡盛コーナー」の展開を始めることにした。用意しているのは、沖縄・名護市にあるヘリオス酒造の泡盛

    大型複合店舗コーチャンフォーのマルシェがさらに充実 今度はエールを込めて「沖縄泡盛コーナー」を展開
  • 本誌6月号掲載記事特別公開 台湾防疫日記「帰国篇」その2

    渡航した台湾のホテルで隔離生活を送った、くつした企画 くつした企画による「台湾防疫日記」特別公開第6弾をお届けする。日アップしたのは現在発売中の誌6月号に掲載した「帰国篇」の後半である。無節操制作団体との誉れが高い彼らを代表する黒田拓監督が、あろうことかこのコロナ禍の中、昨年末から今年の春にかけて、やんごとなき理由で台湾と日を行き来することになった。異才、黒田監督の目に映ったものとは──。この連載はこれにて完結。 (く) 【3月週末】 帰国日。下宿先の大家さんから自家製の漬物をお土産にいただく。焼酎のビンに隙間なく詰め込まれたものが3。飛行機の中で大爆発するところを想像すると不安でたまらなくなったので、別途郵便小包で送ることにする。 松山機場国際線出発ロビーはほぼ無人だった。マッサージ屋さんの店長もブランドバッグ販売のお姉さん方も店を開けてはいるがすっかり商売をあきらめ、ブースの奥

    本誌6月号掲載記事特別公開 台湾防疫日記「帰国篇」その2
  • 本誌6月号掲載記事特別公開 台湾防疫日記「帰国篇」その1

    ほぼ無人の松山機場国際線ロビー くつした企画による「台湾防疫日記」特別公開第5弾をお届けする。日アップしたのは現在発売中の誌6月号に掲載した「帰国篇」の前半である。無節操制作団体との誉れが高い彼らを代表する黒田拓監督が、あろうことかこのコロナ禍の中、昨年末から今年の春にかけて、やんごとなき理由で台湾と日を行き来することになった。異才、黒田監督の目に映ったものとは──。 (く) 「集芳日舞踊」のひとコマ 「集芳日舞踊」主宰、黄雪芳老師 【2月吉日】 台湾の山の手、民生社区にある『民生社区中心』に行く。開演を1週間後に控えた日舞の発表会の舞台稽古を覗かせていただくためだ。台湾でも指折りの規模を誇る日舞踊教室が企画するものなのだという。 年が明けてすぐに、台湾随一の国際空港を要する桃園市で比較的大規模なコロナの病院内感染が発生し、その余波で台北市では公的な催しが相次いで中止となってい

    本誌6月号掲載記事特別公開 台湾防疫日記「帰国篇」その1
  • 網走ビール「ゴールデンエール」がジャパン・グレートビア・アワーズで初の金賞

    右の商品が「アバシリゴールデンエール」 カラオケボックス道内最大手として著名なタカハシグループ(社、網走市)のクラフトビールメーカーで、さまざまな地域材を活用した数々の地ビールはオホーツクを代表する特産品にもなっている網走ビール(社、同)。 同社が手掛ける「アバシリゴールデンエール(ABASHIRI Golden Ale)」が、日地ビール協会が主催するジャパン・グレートビア・アワーズ2021(2月27日~28日審査)で金賞を受賞した。総出品数は111社から427銘柄。同品は「ゴールデンまたはブロンドエール」の選考部門から選ばれた。 今回の同品評会で金賞を受賞した北海道のメーカーは同社のみ。また過去に遡って、同社がこの品評会で金賞を獲得したのは今回が初となる。 受賞ビールの「アバシリゴールデンエール」についてだが、同社は定番主力商品であるオホーツクブルーの「流氷ドラフト」に代表される

    網走ビール「ゴールデンエール」がジャパン・グレートビア・アワーズで初の金賞
  • 本誌短期連載「台湾防疫日記」特別公開④ 異色の映画監督がコロナ禍の台湾で見たこと、聞いたこと

    › 月刊誌「北方ジャーナル」公式ブログ › エッセイ・コラム・小説・取材こぼれ話 › 誌短期連載「台湾防疫日記」特別公開④ 異色の映画監督がコロナ禍の台湾で見たこと、聞いたこと 初詣で賑わう廟では消毒おじさんがひとりで奮闘していた くつした企画による「台湾防疫日記」特別公開第4弾をお届けする。日アップしたのは現在発売中の誌5月号に掲載した「後編」の後半である。無節操制作団体との誉れが高い彼らを代表する黒田拓監督が、あろうことかこのコロナ禍の中、やんごとなき理由で台湾に渡航することになった。昨年の暮れ、渡航制限が敷かれている中、苦労の末に黒田監督は台湾に渡り、厳しい(?)隔離生活を送ってから晴れて自由の身になるのだが──。(く) 冒頭写真の廟の全景 1月週末 堂で供する1週間分の材を買い出す。この大仕事をお手伝いするべく、川向こうの『三重力行菜市場』に同行する。マスクの着用が原則と

    本誌短期連載「台湾防疫日記」特別公開④ 異色の映画監督がコロナ禍の台湾で見たこと、聞いたこと
  • 本誌短期連載「台湾防疫日記」特別公開③ 異色の映画監督がコロナ禍の台湾で見たこと、聞いたこと

    › 月刊誌「北方ジャーナル」公式ブログ › エッセイ・コラム・小説・取材こぼれ話 › 誌短期連載「台湾防疫日記」特別公開③ 異色の映画監督がコロナ禍の台湾で見たこと、聞いたこと 14日間の隔離を終えたホテルのキーカード回収箱 くつした企画による「台湾防疫日記」特別公開第3弾をお届けする。日アップしたのは現在発売中の誌5月号に掲載した「後編」の前半部分である。無節操制作団体との誉れが高い彼らを代表する黒田拓監督が、あろうことかこのコロナ禍の中、やんごとなき理由で台湾に渡航することになった。昨年の暮れ、渡航制限が敷かれている中、苦労の末に黒田監督は台湾に渡り、厳しい(?)隔離生活を送ってから晴れて自由の身になるのだが──。(く) 滞在先の『先嗇宮』で。廟に祀られているのは「神農大帝」の巨大な行灯 1月9日 寒い。14日間の隔離を終えてホテルを出ると気温は7度。実に4年ぶりの冷え込みだそう

    本誌短期連載「台湾防疫日記」特別公開③ 異色の映画監督がコロナ禍の台湾で見たこと、聞いたこと
  • 本誌短期連載「台湾防疫日記」を特別公開②。異色の映画監督がコロナ禍の中で台湾という国で見たもの、聞いたこと

    台湾到着後、黒田監督が滞在した隔離ホテルからの眺め 発売中の誌4月号に掲載した、くつした企画による「台湾防疫日記」前篇の特別公開第2弾をお届けする。無節操制作団体との誉れが高い彼らを代表する黒田拓監督が、あろうことかこのコロナ禍の中、やんごとなき理由で台湾に渡航することになった。厳しい渡航制限が敷かれている中、苦労の末に黒田監督は昨年末に台湾に渡ったのだが──。(く) 台北の隔離ホテルで供される事の一例。「焼き芋2つにあんまんとゆで卵という無茶な献立も」と黒田監督 12月25日 メリークリスマス。実に10時間以上を経て着いた台北松山機場で待っていたのは突然の商売だった。 入国審査場を前に白衣姿のお姉さんに呼び止められ、スマートフォンとクレジットカードを要求された。 「この電話、フリーSIMですか?」 「はい」 お姉さんはその場でカード決済をして台湾のSIMカードをスマートフォンに入れて

    本誌短期連載「台湾防疫日記」を特別公開②。異色の映画監督がコロナ禍の中で台湾という国で見たもの、聞いたこと
  • 本誌短期連載「台湾防疫日記」を特別公開①。異色の映画監督がコロナ禍の中で台湾という国で見たもの、聞いたこと

    台湾到着後、隔離ホテルで事をとるくつした企画 発売中の誌4月号に掲載した、くつした企画による「台湾防疫日記」の前篇を特別公開する。無節操制作団体との誉れが高い彼らを代表する黒田拓監督が、あろうことかこのコロナ禍の中、やんごとなき理由で台湾に渡航することになった。寄稿はその一部始終の私的ルポと言えるものだ。渡航制限が敷かれている中、苦労の末に黒田監督は昨年末に台湾に渡った──。(く) 台湾衛生当局とやりとりしたメール 『渡航と隔離とヌーディスト』 11月某日 諸事情あって台湾に渡らなくてはいけなくなった。昨今の事態を考えるとこれまでのように航空機のチケットと旅券があれば、はいOK、というわけにはいかないだろう。幸い札幌には領事館にあたる『台北経済文化交流処』があるので、とにかくそちらでまず現況と手続きについて尋ねてみることにした。 ところが初っ端からつまづいた。札幌駅北口直結の交流処の

    本誌短期連載「台湾防疫日記」を特別公開①。異色の映画監督がコロナ禍の中で台湾という国で見たもの、聞いたこと
  • ラーメン百景 札幌市北区「中華そば うさぎ」の「追い鰹中華そば」 “超あっさり”ながら食べ飽きない一杯

    「追い鰹中華そば」(700円税込)に磯のり(100円税込)をトッピング メンテで通っている歯科クリニックの近くにあることもあって、ここ2、3年顔を出すことが多くなったのが2013年にオープンした「中華そば うさぎ」(札幌市北区北27条西3丁目)だ。 同店の券売機 なんとなく気になって暖簾をくぐり、最初にべた時の印象は「あっさりしてるなー」というもの。同店では豚と鳥、そして鰹と煮干しからとったダブルスープをベースにした醤油味が基(店主が気まぐれに味噌味を作ることもある)。どのメニューも麺を細麺と全粒粉の平麺から選べるのだが、最近は喉ごしのいい平麺がお気に入りだ。記者がよくべるのが写真の「追い鰹中華そば」。ご覧のように丼に鰹節が盛られており、べ進めながら「味変」が楽しめるひと品だ。 こってり系のラーメンに慣れた舌には物足りなく感じるかもしれないが、あっさりしていながらしっかり出汁の旨味

    ラーメン百景 札幌市北区「中華そば うさぎ」の「追い鰹中華そば」 “超あっさり”ながら食べ飽きない一杯
    gooseberry0726
    gooseberry0726 2021/03/24
    “中華そばうさぎ”
  • 深川市立病院の“内部告発者潰し”問題に新展開 録音内容で暴かれた診療放射線科幹部と業者との癒着

    内部告発者潰し”に揺れる深川市立病院 誌2・3月号で報じた深川市立病院の“内部告発者潰し”問題で3月8日、大きな動きがあった。舞台はこの日に開かれた定例市議会。北名照美市議(共産)が行なった一般質問で驚きの事実が明かされることになる。 追及の手を緩めない北名市議 診療放射線科幹部と出入り業者の癒着を告発した同科の技師が事務部局への異動を命じられたこの問題では、昨年12月8日の深川市議会でも取り上げられ、先の北名市議が追及。同科幹部による業者への野球観戦チケット要求(2019年5月下旬)について釈明を求めた同市議に対して、深川市立病院の吉田博昭事務部長や市の早川雅典副市長が「事前に双方が問題に気づいたためチケットの授受は行なわれず、結果的に問題はなかった」として、公務員倫理違反や贈収賄の疑惑を否定。その後、業者の担当者が同年7月1日に病院に謝罪に訪れ、同科幹部の2名が5分程度対応したとい

    深川市立病院の“内部告発者潰し”問題に新展開 録音内容で暴かれた診療放射線科幹部と業者との癒着
  • 北方ジャーナル4月号の誌面から スノーシューで 神秘の世界を歩く 層雲峡の柱状節理

    独特の景観を見せる柱状節理(2月14日撮影・©️白井暢明) ようやく春の訪れを感じることができるようになってきた昨今だが、今月号の「北海道フォトエッセイ」では筆者の白井氏が先月にスノーシュートレッキングを体験した時の1枚を寄せてくれた。ファインダーが捉えたのは大雪山系のダイナミックな自然美、「層雲峡の柱状節理」だ。この時の感動を白井氏は次のように伝えている。(く) スノーシュートレッキングの参加者たち(2月14日撮影・©️白井暢明) 上流に層雲峡あり 奇抜にして雄偉なること 天下無双也。 これは大正期の歌人で旅行家の大町桂月の文章だ。こうして彼の命名による「層雲峡」が生まれたのは大正10年、今からちょうど100年前のことである。 大河石狩川の源流近くにあるこの渓谷は温泉としてだけでなく、数十キロも続く断崖絶壁の柱状節理の景観でも有名だ。柱状節理は3万年前の大雪山系の噴火によって流れ出た溶岩

    北方ジャーナル4月号の誌面から スノーシューで 神秘の世界を歩く 層雲峡の柱状節理
  • 国と北大を相手にした名和前総長の「解任処分取消訴訟」で第一回口頭弁論 「北大の秘密主義、隠蔽体質と闘う」

    公判後、記者会見に臨む名和氏と弁護団(右から佐藤弁護士、名和氏、小野寺弁護士)※2月22日午後、札幌弁護士会館5階 北海道大学前総長(学長)の名和豊春氏(66)が国と北大を相手取り解任処分の取り消しと約1460万円の損害賠償を求めて提訴した裁判で2月22日午後、第一回口頭弁論が札幌地裁で開かれた。(※22日午後11時25分に一部を加筆訂正) この日、傍聴人でほぼ埋まった805号法廷の証言台に立った名和氏は意見陳述で「この裁判で、昨年6月30日に文科相が行なった総長解任処分を取り消してもらうと同時に、審理を通じて北大が密室の中で行ない今なお明らかにしようとしない解任手続きの真相を明らかにしたい」と前置きし、「全てがパワハラありき、解任ありきで進められた」として北大の一連の対応を批判。「これは私個人の権利や利益の問題をはるかに超えて、北大の自由と民主主義の伝統、学長を含む教員人事全体の透明性や

    国と北大を相手にした名和前総長の「解任処分取消訴訟」で第一回口頭弁論 「北大の秘密主義、隠蔽体質と闘う」
  • キャリアバンクが東京スター銀行と業務提携、首都圏人材の北海道への労働移転を後押し

    写真はキャリアバンク社の受付 【リアルエコノミー提携】キャリアバンク(社・札幌市中央区)は、東京スター銀行(店・東京都港区)と人材紹介サービスや中国語研修で業務提携した。 今回の業務提携によって、キャリアバンクの人材紹介サービスを東京スター銀行の顧客企業が抱える採用問題に合わせて提供する。首都圏企業の採用支援のほか、首都圏人材の北海道への労働移転をサポートすることにも取り組み、地域経済活性化を支援する。 またキャリアバンクが東京都、大阪府で実施している中国語研修事業(TLI日中国語センター)を、東京スター銀行の顧客企業に提供、中国関連事業拡大に向けたサポートを展開する。TLIは、台湾・台北市で1956年に設立され、台湾3ヵ所、中国6カ所に現地校を有する教育機関で、キャリアバンクは2013年6月にフランチャイズ契約を締結、日校を運営している。 東京スター銀行は、台湾の中國信託商業銀

    キャリアバンクが東京スター銀行と業務提携、首都圏人材の北海道への労働移転を後押し
  • 【速報】内部告発し強制異動させられた元診療放射線科の技師が深川市立病院を提訴

    90年近い歴史を持つ深川市立病院(市内6条6番1号) 誌2月号で既報した深川市立病院の“内部告発者潰し”問題で、出入り業者と診療放射線科幹部との癒着を院内で指摘し事務部へ異動を命じられたベテラン技師(47)が深川市(深川市立病院)を相手取り1月29日、異動処分の取消と110万円あまりの損害賠償の支払いを求めて旭川地裁に訴訟を提起したことがわかった。同日夕、原告の代理人である神保大地弁護士(札幌弁護士会)が明らかにした。 この中で原告は「診療放射線科は人員不足であったため自分を異動させる必要はなく、人選も不合理であり、他の事を考慮のうえでなされたもの」などと主張。異動処分やこれに先立つハラスメントは、内部告発を行なったことへの不利益措置だとして、処分の取消と慰謝料などの支払いを求めていく考えだ。 29日夜、記者の取材に応じた原告は「10月初めに役所の公平委員会(※地方自治法などで定められて

    【速報】内部告発し強制異動させられた元診療放射線科の技師が深川市立病院を提訴
  • 札幌市が道の「警戒ステージ4」相当。不要不急の外出自粛、札幌との往来自粛要請再び

    › 月刊誌「北方ジャーナル」公式ブログ › ニュース › 政治経済 › 札幌市が道の「警戒ステージ4」相当。不要不急の外出自粛、札幌との往来自粛要請再び 協議後、鈴木知事(右)と秋元札幌市長へのぶら下がり会見の様子(11月16日昼、道庁庁舎3階で) 11月16日、鈴木直道北海道知事と札幌市の秋元克広は道庁で、爆発的な感染拡大の兆しを見せる新型コロナウイルスの対策に関する協議を行ない、現下の札幌市の感染状況が道の「警戒ステージ4」相当であるという認識で一致。 さらなる対策の強化が必要という共通見解のもと、“感染リスクを回避できない場合”と強調した上で、札幌市内での不要不急の外出自粛、札幌とほかの地域との往来自粛を道民に求める方針を固めた。 明日以降、対策部会議を開いてこれらの要請を正式に決定する。 協議開始冒頭の様子 札幌市の「警戒ステージ4」相当。そして同市における不要不急の外出自粛や

    札幌市が道の「警戒ステージ4」相当。不要不急の外出自粛、札幌との往来自粛要請再び