<ロシアで、鳥インフルエンザウイルス「H5N8亜型」が初めて鳥からヒトへの感染が確認された> ロシア当局は2021年2月18日、高病原性鳥インフルエンザウイルス「H5N8亜型」が7人の臨床検体から検出されたことを世界保健機関(WHO)に通知した。このウイルスの鳥からヒトへの感染が確認されたのは初となる。なお、ヒトからヒトへの感染は現時点で確認されていない。 日本や韓国、ロシアや他の欧州諸国、米国、など、46カ国以上で確認 「H5N8亜型」は、2010年に中国江蘇省の生鮮市場(ウェットマーケット)のアヒルから初めて分離された。2014年までに、日本や韓国で、家禽や野鳥の「H5N8亜型」への集団感染が発生したほか、これまでにロシアや他の欧州諸国、米国、カナダ、インドなど、46カ国以上で確認されている。 2020年12月、ロシア南部アストラハン州の養鶏場で「H5N8亜型」への集団感染が発生し、1
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