大型トラックの運転席の上には、緑色のランプが3つ、外から見えるように並んで設置されていました。ひとつ光る時もあれば、3つ光るときもあるものでしたが、何だったのでしょうか。 おでこが光っていた大型トラック 大型トラックは、暗い中でもその大きな車体の存在を周囲に知らせるために、側面にいくつかのマーカーランプを備えていますが、かつては車両のおでこ、キャビン(運転席)の上部にも、3つ並んで緑色に光るランプが見られました。 いまや見かけなくなって久しいキャビン上の3連ランプ、どのような意味があったのでしょうか。 拡大画像 キャビン上の3連ランプが備わる古いトラック(柘植優介撮影)。 3連ランプは、速度表示灯あるいは速度表示装置と呼ばれるもので、かつては大型車に設置が義務付けられていました。その名の通り、前方から走ってくる大型トラックの速度を周囲に知らせる目的です。 3つのランプは、対向車側から見て右